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「紙の月」<ネタバレ・あらすじ>~真面目な女性銀行員が起こした横領事件 主演・宮沢りえ

 

紙の月

紙の月

 

 

平凡な暮らしを続ける主婦・梅澤梨花。

真面目でどこにでもいる普通の女性銀行員が、ちょっと顧客のお金を使ってから金銭感覚が狂い、やがて男に貢ぎ巨額横領事件を引き起こす。

原作 角田光代・主演・宮沢りえが心の闇を演じる「紙の月」。題名も素晴らしいと思います。

※ネタバレ・あらすじは、キャストの後。

 

◆梅澤梨花(宮沢りえ)

◆平林光太(池松壮亮)◆相川恵子(大島優子)

◆梅澤正文(田辺誠一)◆隅より子(小林聡美)

◆井上佑司(近藤芳正)◆内藤課長(大西武志)

◆平林孝三(石橋蓮司)◆小山内等(佐々木勝彦)

 

<ネタバレ・あらすじ > 紙の月 

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真面目で大人しい女性銀行員・梅澤梨花は、

パートから契約社員に昇格し少し給料が上がったので夫・正文に時計をプレゼントする。

プレゼントは気持ちが大事だと思っていた梨花は、安物で気に入らない様子の正文を見て落ち込む。

更に、上海出張から戻ってきた正文に高価な時計をプレゼントされ、それぐらい身につけろと言われるのだ。

 

顧客の大地主・平林孝三から大口の国債契約を取り上司の井上から褒められ信頼されるが正文とのすれ違いが生じており素直に喜びを表現出来ないでいた。

平林孝三の孫・光太と出会い寂しさから一夜を共にしてしまう。

ある日、普段化粧もしない梨花は少し高価な化粧品を買う時に顧客から預かっていたお金で支払い、後でお金を下ろして元に戻した。

 

同僚でもあり上司の井上と不倫関係にある相川恵子から、

人様のお金を扱う銀行員は持物などチェックされているから外した方がいいと言われ正文から貰ったカルティエの時計を梨花は外す。

しかし、やりたい事はやりたいですよねと言う恵子を見て梨花は頻繁に光太と会うことになる。

 

光太は父親がリストラに遭い学費が払えなくなったので消費者金融から150万借りていた。

孝三はお金があるのに孫を助けることもしない。

梨花は新規定預金の証書を作った後、書損処理し定期預金証書を偽造して孝三に半を貰い200万着服してしまう。

車を購入するはずだったが正文の上海出張が決まったので必要なくなったからと200万を光太に渡し利子はいらないから分割して返すよう伝えました。

 

光太から「カードは使わない人なんだ?」と言われ、

梨花は取引相手の認知症の人から300万を横領して口座を開設してカードを作った。

贅沢な生活が続き三泊四日、一緒に暮らした生活代は150万を超えていた。

出勤すると「何か変ったね」と恵子に言われる。

暗い闇に覆われた雰囲気のあった梨花は今では化粧もしっかりして罪悪感などなく幸福感でいっぱいでした。

取引相手の積立預金を次々と横領していく梨花は完全に金銭感覚が狂っていた。

また光太の方は梨花が用意したマンションに住み、なんでもお金を出して貰える生活に怠けるようになり月々5万円返していた額も2万と減っていき大学も辞めていた。

 

事務員の隅より子は書損処理を調べると梨花が関わった書損がない事に気付く。

井上に梨花は呼び出され証書は何処だと問い詰められるが、数多く横領しているためどの事を言っているのか分からなかった。

やがて200万はどこいったんだ!と言われ孝三のものだと思いだすのだ。

井上は支店の業績を誤魔化すために不倫相手である恵子に架空の伝票を渡していたので、

その話しを持ち出し誰もがやっている事ですからと遠回しに脅しお金は来月まで戻しておくと約束してきりぬける。

 

なんでも手に入る生活を不安に思う光太は女を連れ込んでいた。

落ち込む梨花だが「これで関係はお終い」と一言残し光太から離れ偽造作業が止まらなくなる。

やがて、より子は梨花が関わる書損処理を調べ上げ総額何億という巨額横領の証拠を見付けた。

 

こんな状況なのに優しく接する”より子”に梨花はみじめだと思っているのかと訊く。

より子はなんにもしてこなかった人生であり、

ダメな事を全部取っ払ってやりたい事は何か考えると次の日に辛くなる徹夜しかなかった。

やりたい事をやってきた人生に興味がある”より子”はみじめだと思っているのは梨花の方ではないかと返した。

 

梨花はカトリックの学校で育ち”貰うより与える方が幸い”を学び「愛の子供プログラム」で恵まれない子供へ寄付をしていた。

感謝の手紙を貰い喜んだ梨花は寄付を続けるが徐々に寄付をする者はいなくなっていったので父親の財布からお金を抜き取り寄付しない人の分までだした。

その事がきっかけで「愛の子供プログラム」は中止になるが梨花には罪悪感はありませんでした。

 

梨花は光太と関係を持った日、朝焼けに消えていく月を指で消す。

紙の月は偽物だから、どうせ消えるし壊しても怖くないと思った時に自由だと感じた。

だから、やりたい事をしただけだと口にすると、

より子は幸せになるために人を裏切り横領した事が理解できず、

確かにお金は紙だが自由は手に入らない、あなたはここまでと言い放つ。

 

梨花は会議室の窓ガラスを座っていたイスで叩き割り「一緒に来ますか?」とより子に言い残し全力で走って逃げる。

~数年後~

東南アジアにいた梨花は転がってきたリンゴを掴んで少女に渡す。

その少女の父親は梨花が幼い頃、「愛の子供プログラム」で寄付しお礼の手紙を送ってくれた人でした(終)

 

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