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「白夜行」<ネタバレ・あらすじ>映画化・ドラマ化された東野圭吾・原作を振り返ろう♪(後半)知り過ぎた探偵の最後・雪穂の魔力 / 19年前の真実

 

完全ネタバレですので読んでいない方はご注意ください

 

 

(前半)はこちら⇒ 亮司と雪穂の青年期 ・雪穂の結婚・秋吉雄一

 

 

<ネタバレ・あらすじ>

 白夜行(後半)

 

亮司は結婚情報サービス会社のデーターに入り込んで帝都大付属病院に勤める栗原典子に”秋吉雄一”の名前で近付きます。

典子の帰宅する時間に合わせてマンションの下で胃を痛めたフリをしてうずくまり看病してもらいます。

やがて一緒に住むようになった”秋吉”はメモリックス社を辞め小説を書くと説明してネタ作りのために実際の青酸カリを見たいと典子にお願いします。

便器に青酸カリと硫酸を入れてすぐに蓋を閉めて帰宅した者が青酸ガスを吸い込むのはどうだろうと相談すると、

典子から蓋の密閉度を高めて、換気扇を回しておけばこちらが間違えて吸ってしまう事はないとアドバイスを受けます。

今枝探偵事務所に侵入した亮司は調査されていたファイルの中身を盗み、この方法で今枝を殺して山に埋めました。

 

”秋吉”は雪穂の母親が入院したと聞いて、仕事だと言って大阪に行くが典子も付いてきてしまう。

生まれ育った街を見たいと言われ連れていくが、「りょうちゃん」と声をかけられてしまい気付かないフリをして通り過ぎます。

ホテルに先に帰るよう典子に伝え雪穂の母親が入院する病院に向かいます。

典子は自分なりに記録しておくために使い捨てカメラを買って”秋吉”の生まれ育った街にもう一度出掛けました。

サボテンを植えるため土を掘り起こした雪穂の母親が死体を発見し発作で倒れたため、

亮司は病院に忍び込み生命を維持している装置を外しホテルに帰りました。

そして「すべて終わった、なにもかも終わった」と典子に伝えました。

 

篠塚一成は従兄が仕事で行かれないと言うことで雪穂の葬儀の手伝いに行かされます。

「嫌われていると思ってたから来てくれないかと思った」と言われた一成は咄嗟に「嫌う理由なんてないだろ」と誤魔化しました。

すると雪穂が”本当?信じていいの?”と近寄ってきたため一成は揺さぶられ抱きしめようとしてしまうが鳴った電話に助けられます。

雪穂は三店舗目をオープンする準備で忙しかった、また彼女と一緒に働く者が大阪に到着して雪穂と会った時に病院から急に電話があったと聞いて確かなアリバイを作るためにその時間を見計らって何者かが病院に浸入したのではと頭をよぎりました。

それは笹垣から、雪穂のそばには幽霊のように”桐原亮司”という者が必ずいるはずと聞いていたからです。

 

帰る時に雪穂が”本当は1人になるのが怖いんです”と背中に寄り添ってきました。

一成は今度は揺さぶられないように自分を見失わず「おやすみ」と言って家を出ました。

その後、結婚を最後の最後まで反対したが従兄は聞く耳を持たず結婚してしまいます。

やがて篠塚薬品の情報が漏れ出したのです。

 

篠塚薬品のネットワークに侵入したハッカーは帝都大学附属病院のコンピューターを経由していました。

そこの薬剤師・典子が同棲していたのが”秋吉雄一”であり訪ねると亮司の生まれ育った街の写真を見付け笹垣は”秋吉雄一”が桐原亮司だと確信します。

”秋吉”が大阪へ帰った日は雪穂の母親が突然亡くなった日と重なり、病院では突然なんで呼吸が止まったか分からないようでした。

しかしここまで確かな情報を得ても一成の従兄は雪穂にとことん惚れていて聞く耳を持ちませんでした。

しかし従兄がイライラして投げたゴルフボールが盆栽にあたり倒れて割れてしまった土の中からサングラスの破片を見付けます。

雪穂の実家の庭にあったことが分かり元部下であり現在捜査一課長の古賀に連絡して今現在誰も住んでいない雪穂の実家の庭を調べるようお願いすると松浦の白骨した遺体を発見するのです。

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桐原洋介が殺され20年経ち、この事件はすでに時効となっていました。

笹垣は今年で定年退職したがずっと事件を追い続けていました。

唐沢雪穂の三店目「R&Y」がクリスマスイヴに大阪心斎橋にオープンするが亮司は必ずそこへ来ると笹垣は確信していました。

 

19年前・雪穂の実の母の恋人・寺崎が事故死するが洋介を殺した犯人ではない。

洋介が持っていた大金が車の中から発見されなかった事と借金を抱えていたのにどこにも返済の記録がないからだ。

洋介が殺された次の日に雪穂の実母・文代が事故死したが、自殺説が出たのは小学生の頃の雪穂が風邪薬を飲んでいたとかカップ酒を飲んでいたとか言い始めたからだ。

事故死でも自殺でも雪穂は自分が殺したからどちらでも良かったはずだ。

洋介が殺された現場には普段から小学生がダクトを通って遊んでいた事で大事な事を見逃してしまった。

第一発見者の小学生は慌てて出る時にドアの前にブロックが積まれ開かなかったと言っていました。

犯人はダクトを通って外に出たことになり普通に犯人は小学生だと何故思わなかったのか今では後悔している。

そして亮司の母親に会うと今になって洋介は幼い子に対して性癖があったと言い出し洋介のねらいは母親ではなく娘の方だと気付き持っていた大金も文代に渡ったのだろうと繋がった。

自分の事を守ってくれた亮司に対して雪穂は亮司を守るために母親を殺したのだ。

その後、雪穂の近くで起こった強姦事件の容疑者は写真で強請られていた亮司の証言により疑いが晴れたことで同時に目的を達成するための計画だったと今では分かる。

 

<R&Y・オープン>の日。

笹垣は喫茶店で張っていると街歩く子供達が赤い紙で作られたトナカイの切絵を持っている事に気付きました。

街を見渡すとサンタクロースの格好をした者がトナカイを配っていて、あれが亮司だと気付き追いかけると、それに気付いた亮司は逃げだします。

ついに、笹垣と刑事達はサンタクロースを追い詰めると亮司は一階に飛び降りてしまいました。

駆け付けると亮司の胸には子供の頃から大事に持っていたハサミが突き刺さっていました。

 

近付いてきた雪穂に責めるように誰なのか訊くが、

雪穂は「知りません」と一言残し振り返ることなくエスカレーターを上っていきました。(終)

 

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