映画「60セカンズ」ネタバレ結末/弟を救うため50台の高級車を一晩で盗み出す

 

作品情報・キャスト

どんな高級車でも60秒で盗み出す伝説の自動車泥棒。

1970年代にヒットしたカーアクション映画「バニシングIN60」は 大物プロデューサーJ・ブラッカイマー制作でリメイク。

足を洗うと親と約束したレインズだが弟がマフィア相手に失敗し命を狙われた事で復帰する。3日以内に高級車50台を盗むことになりかつての仲間を集結させる。 

監督=ドミニク・セナ◆メンフィス(ニコラス・ケイジ)◆スウェイ(アンジェリーナ・ジョリー)◆キップ(ジョヴァンニ・リビシ)◆オットー(ロバート・デュヴァル)◆ドニー(シャイ・マクブライド)◆アトレー(ウィル・パットン)◆カリートリー(クリストファー・エクルストン)◆スフィンクス(ヴィニー・ジョーンズ)◆キャッスルベック刑事(デルロイ・リンドー)◆ジョニーB(マスター・P)

 

ネタバレあらすじ/60セカンズ

高級車の窃盗を繰り返していたメンフィスはどんな車でも1分あれば盗み出せるエキスパートだったが現在は引退して街を離れピットクルーをしています。

ある日、かつての仲間アトレーが訪ねてきて「おまえの弟キップが仕事をしくじり依頼主であるカリートリーから命を狙われている」と言われます。

メンフィスはそこで初めて弟キップが窃盗団のリーダーを引き継いでいた事を知ります。メンフィスは話を付けるため会いに行くと4日以内に50台の高級車を用意するよう言われます。

 

もう窃盗はしないと母親と約束していたメンフィスは「キップが危ない。助けるために約束を破らなければならない」と伝えます。

母親の承諾を得たメンフィスだが、キップが盗んだ高級車を押収し捜査していたキャッスルベック刑事から「街に戻ってきたのか」と声をかけられ疑われます。

また仕事が減ったのはメンフィスが街に戻ってきたからだとギャングのジョニーBに因縁をつけられます。

メンフィスは1人では無理だと思い、かつての仲間であり現在は同じように足を洗う修理工場を営むオットー、解剖医スフィンクス、教習官ドニー、元恋人のスウェイに声を掛けます。

そしてキップも数人の仲間を連れて手伝うとやってきました。

 

メンフィスはリストを作り入念に下見を始め一晩で50台盗む計画を立てます。

車に女性の名前を付けるメンフィスは今まで一度も盗んだ事のない67年型シェルビーマスタリングGT500を「エレノア」と名付けていました。

手分けして準備にかかるがメンフィスはキップと車で走行中ジョニーB率いるギャングに追われレストランの中へ逃げ込みます。偶然にも警官が食事をとっていたのでギャングは外で待機します。

メンフィスはレッカー車がある事に気付き、こっそりとジョニーBが乗る車に繋ぎました。レッカー車が動き始めると車が引き摺られ大破し、爆音に気付いた警官が無許可で銃を所持していたジョニーBを発見し逮捕しました。

リストにない車をキップの仲間が勝手に盗んできた事でちょっとした内輪揉めとなってしまいます。

その時、キャッスルベック刑事が「車泥棒再結成か?」とやってきました。

メンフィス達はなんとか誤魔化し帰らせるがキャッスルベック刑事は警察無線のコールサインを調べていた者がいる事に気付いていました。

次々と高級車を盗んでいくメンフィスは予定通り次の車を盗もうとした時、昨日の夜まで駐車していたバンが近付いているのに気付き戻ります。そして警察の車に尾行されているのを確かめ「全員ガレージに戻れ」と指示しました。

キップ達がカリートリーから依頼を受けた時にディーラーからメルセデスのキーを手に入れていたがキャッスルベック刑事がディーラーの男を洗い出して吐かせたのだと分かります。

 

47台盗み出したが残り3台が手に入りません。メルセデスでなければ意味がないためメンフィスはキップ達が盗み警察に押収されたメルセデスを盗むしかないと思います。

その頃、カリートリーが依頼したのだと調べ付いていた刑事は50台のリストを手に入れ希少価値の高い車にしぼります。その中で「エレノア」を見付けたキャッスルベック刑事は必ずメンフィスが現れると読みました。

押収されたメルセデスを盗むことに成功するがキップ達は盗難車で移動していた事で警察に追われトビーが撃たれてしまいます。メンフィスはスフィンクスのもとで治療するよう指示し「エレノア」を盗みに行きます。

エレノアを盗み出したメンフィスだがキャッスルベック刑事に追われ激しいカーチェイスとなります。次々とパトカーが集まりスピードを上げて逃走するが橋で事故があり追いこまれてしまいます。

メンフィスは前方に停まっていたレッカー車の荷台をジャンプ台変わりとして事故現場を飛び越しました。

 

アトレーはキップを街から逃がそうとするが「俺は兄貴みたいに仲間を置いて逃げたりしない」と断られます。

メンフィスが手を洗ったのは逃げたからではなく、このまま車泥棒を続けていたら兄に憧れているキップもその道に行ってしまうから辞めてほしいと母親から頼まれたからです。

アトレーから真実を聞かされたキップは自分のためだったのかと知り反省します。

 

結末

メンフィスは50台目の「エレノア」を届けるが12分遅かった事でいきなり殴られます。

殺されそうになるがアトレーとキップに助けられます。メンフィスはアトレーにキップを連れて帰るようお願いしカリートリーを殴りつけます。

しかしカリートリーが拳銃を取りだしたのでメンフィスは隠れます。そこへキャッスルベック刑事が現れました。

キャッスルベック刑事が撃たれ危険な状況に陥っているのを目撃したメンフィスはそっと近付いて蹴り飛ばすとカリートリーは落下して死にました。

命を救われたキャッスルベック刑事は「兄弟愛はいいもんだ。行け、俺の気が変わらないうちに」と言いました。

メンフィスは高級車50台がある場所を教えその場から去りました。

メンフィスはキップから車のキーをプレゼントされます。

それはポンコツではあるが欲しかったエレノアでした。盗んだのか聞くとキップは「バイクの部品を売って買った。今までの事を感謝している」と言いました。

弟が自分のために車を買ってくれたんだと喜ぶメンフィスはスウェイを乗せてエレノアを走らせるがすぐにエンジンが止まってしまいました。

 

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