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映画<ネタバレ・あらすじ>本

悪意(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ> (前半)~あっさり逮捕された犯人の真の目的とは!!

 

完全ネタバレですのでご注意ください

 

悪意 (講談社文庫)

悪意 (講談社文庫)

 

 

 < ネタバレ あらすじ > 

悪意 (前半)

 

人気作家でもある日高邦彦が殺された。 

第一発見者は中学時代からの同級生、野々口修と妻の日高理恵である。

この事件の担当となったのが加賀恭一郎だ。
警察に転職する前、加賀は教師だっだがその教師時代の先輩が野々口である。
野々口も教師を辞め子供向けの小説家になっていた。

 
野々口は日高の家にいたが藤尾美弥子が訪れたため帰宅し仕事をしていた。
編集者の大島幸夫と打ち合わせをしていると日高から電話があり相談があるから8時に来て欲しいと言われる。
日高家に向かったが留守だったためHotelに泊まっている理恵に連絡し2人で屋内に入ったところ死体を発見したのだ。
日高夫妻はカナダに住むため明後日に出発する予定であり家は売りに出すので物が置かれていない状態だった。
日高は原稿を仕上げる為に家に残り、理恵はHotelで待っていた。

藤尾美弥子は日高と野々口の同級生、娼婦に刺し殺された藤尾正哉の妹だ。
日高が執筆した「禁猟地」という作品のモデルは正哉であり数々の中学時代の行ないが書かれている。
美弥子は抗議に立ち上がり本作品の回収と全面的改稿を求めている。
 
指紋を調べた結果、
玄関のドアノブからは日高夫妻のものしか検出されなかったが仕事部屋の内側のドアには指紋が拭き取られた痕跡があった。
犯人は窓から侵入したと考えられるが凶器として日高の部屋にあった文鎮を使っていることから殺意は衝動的によるものだと推理していた加賀は頭を悩ませた。
 
野々口は作家であり、この事件について手記を書いていたため加賀は読ませてもらうと真実とは限らない事を忘れてしまうほどのものだった。
しかし、実は加賀は最初から野々口が犯人ではないか疑っていたのだ。
野々口は二回訪問しているから死亡推定時刻はその間だと分かりそうなのに、それを尋ねてきたからだ。
犯行時刻ではなく、警察が死亡推定時刻を何時頃と考えているのかを知りたいのだろうと予想出来た。

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野々口はパソコンを起動させて時刻を設定し、FAXで自分の家に送らせるように設定したのだ。
手記には仕事でと書いてあるが今すぐ原稿を取りに来てくれと大島にこちらからお願いしていたのです。
電話があった時、そして日高家に入る時に理恵を呼んだのもすべてアリバイの証人に仕立てるためだ。
 
日高が仕事をしていたように見せかけた「氷の扉」の原稿は野々口が書いたものだ。
加賀は出版社に原稿を見てもらうと明らかに別人によって書かれたものだと言う。
家宅捜索すると予想通り原稿が残されていた。
野々口を逮捕してから4日が経過しているが動機については固く口を閉ざしている。
加賀は、何故彼が原稿を持っていたのか、何故原稿を書いたのか、動機が隠されているはずだと考えている。
 
野々口の部屋を捜索したところ、「氷の扉」の原稿が見付かり大学ノートに書かれた長編小説は日高がこれまで発表した作品と内容が一致していた。
野々口は日高のゴーストライターであり関係がこじれた結果、殺人に結びついたのではと加賀は仮説をたてました。
だが、癌で苦しみ病院に運ばれた野々口は、小説の修行のために日高の作品を書き写し自分流に話を変えただけだと口にするだけだった。
 
動機はなんなのか?
 
中学を卒業して再会したのは野々口の話によると7年前で小説雑誌などで日高の名前を見かけるようになり懐かしくなって訪れたのがきっかけだという。
それから1年後に日高は「燃えない炎」で文学賞を受賞し人気作家となったが野々口の原稿と内容が一致している最初の本であった。
 
野々口の部屋から女性用のエプロン、金のネックレス、そして旅行の申込書が見付かった。
申込書は7年前になっていたが、野々口と並んで書いてある女性は存在しない名前だった。
 
広辞苑に挟み込まれた日高初美の写真を見付ける。
初美は日高の最初の妻だが5年前に交通事故で亡くなっていた。
日高の通夜の時、
野々口は取材用に撮影したビデオテープは何処にあるのか理恵に訊いていて初美の交通事故について「あれは単なる事故ではないと」言っていたのだ。
 
加賀は初美の実家でアルバムを見せてもらうと野々口の部屋にあったエプロンを身に付けている初美の写真を見付ける。
またカナダから荷物が戻ってきたと恵美から連絡がありすぐに会いに行き野々口の指紋のついたナイフとビデオテープを預る。
ビデオテープは「夜光虫」の単行本の内部をくり抜いたケースに入っていた。
 
ビデオテープには日高家の庭から野々口が侵入する姿が映っており、
「夜光虫」は主人公が妻と愛人に殺されるシーンがあるため、
加賀は、野々口が初美と不倫関係であり邪魔になった日高をナイフで殺そうとしたが失敗に終わったのではと推理する。

加賀のすべての仮説を病院のベッドで聞いた野々口は丸一日もらい告白文を書いた。
 
 
<後半>