映画「ブリッツ」ネタバレ感想/謹慎中の凶暴な警官が連続警官殺しの犯人を突き止める

 

作品情報・キャスト

犯罪者には容赦ない暴力警官は謹慎中だったが正義感や信念は揺らぐ事はなく警官ばかりを狙う犯人を追い続ける

監督 = エリオット・レスター◆トム・ブラント(ジェイソン・ステイサム)◆ポーター・ナッシュ(パディ・コンシダイン)◆ワイス/ブリッツ(エイダン・ギレン)◆フォールズ(ザウエ・アシュトン)◆ダンロップ(デヴィッド・モリッシー)◆ロバーツ(マーク・ライランス)

 

ネタバレあらすじ/ブリッツ

ブラント巡査部長は目覚めると若者たちによる車上荒らしを目撃しホッケースティックでボコボコにします。

ブラントはあまりにも凶暴なため去年2度起訴されていて謹慎中でした。

「警察は天職だ、首にしたら何しでかすか分からねーぞ」と監察官を脅します。

署の評判が新聞記者のダンロップによってガタ落ちなため署長から騒ぎが落ち着くまで大人しくしてろと強く言われます。

 

連続警官殺人

警官が至近距離で撃たれ殺されたと連絡を受けるブラントはチャンスをやると署長から連絡があります。

親友のロバーツ警部は妻が亡くなり長期休暇をとります。ブラントは新任警部補のナッシュと共に捜査に繰り出します。

その頃、警官殺しの犯人はダンロップ記者に「警察をあと8人殺す」と電話で教えパトロール中の警官を射殺しました。

どの監視カメラにも後ろ姿しか映っておらず犯人はカメラの位置を把握していると気付きます。

情報屋から連絡を受けたブラントは金を払わずに軽く拷問にかけ情報を聞き出します。

「警察犬に火をつけてYouTubeに投稿している奴がこれは練習だと言っていた」

ボクシングジムに通っているワイスだと判明しブラントとナッシュは住所を突き止め向かいます。

捜査令状は郵便ポストにあると言い2人は押し入るが特に怪しい物は何もなかった。ブラントは去年ビリヤード場にいてボコボコにして病院送りにした奴だと気付きます。

 

逮捕された復讐

ワイスはロバーツの自宅に押し入りハンマーで顔を砕いて殺害します。風呂に入り金目の物や警官服を盗みガソリンをまいて火をつけて去ります。ワイスはダンロップに情報を教え名前はブリッツだと伝えました。

情報屋はブラントを尾行して警察が調べているのはワイスだと分かります。ワイス車のトランクから警官服を見付けダンロップ記者に連続警官殺しの犯人と証拠を5万ポンドで教えると連絡します。

車のトランクの中を見せてから金を受け取るがワイスに見られていました。情報屋は店のトイレで金を数えて喜ぶがワイスが現れ「名前は言ってない」と必死に誤魔化すが殺害され金を奪われます。

 

ワイスは軽犯罪で何回も逮捕されていました。

ワイスを捕まえた警官が次々と殺されている事に気付きブラントは次のターゲットだと予想されるフォールズ婦警に電話をするが連絡がつきません。

フォールズは面倒見てる子供が暴力沙汰を起こしブラントから紹介されたストークス警部補に”もみ消し”を頼みに会いに行ってました。

帰宅したところワイスに襲われるが面倒を見ていた子供が代わりに首の骨を折られ殺されてしまいました。

過去、ドラッグ中毒になり施設で構成して警官になったフォールズは辛さに耐えられなくなり昔の仲間に連絡してしまいます。

 

結末/ブリッツ

ワイスを指名手配するとタクシードライバーからの情報により宿泊しているホテルが分かります。

ブラントは逃げたワイスを追いかけナッシュは車で全捜査員に指示します。ヘリコプターも出動しナッシュはブラントが先に捕まえたら何するか分からないと思い先に捜査員を動かし先に捕まえブラントを落ち着かせます。

しかし、ワイスは証拠を何一つ残してなく拘束できるのは48時間でそれ以降は告発か釈放になります。

ブラントは「おまえの事は誰も気にしない、ただのクズだ」と挑発し釈放されるワイスを見送ります。

ロバーツ警部の葬儀のときに警官服を着たワイスが紛れていました。

ブラントは途中でその場を離れ、ワイスは後を追います。

そして誰もいない駐車場で銃を持ったワイスは声をかけるとブラントに扮したナッシュでした。

隙を見てブラントは拳銃を奪いボコボコに殴りつけます。

そして、まともな方法では裁けないと思ったブラントとナッシュは連続警官殺しの仕業に見せかけ警官服を着るワイスを射殺しました。終

 

 感想 

なんかあっけないですね。。

逮捕歴から犯人だと確信し次のターゲットが分かったわけですが、

怪しい段階で逮捕歴があるかないか調べるのは基礎の基礎ではないだろうか。

最初っからやっていれば親友は亡くなる事はないし婦警が襲われることはなかった。

ナッシュのキャラも中途半端。新任としてやってきてゲイだったため馬鹿にされてたのに、その日から部下は「はい、ボス」と信頼している。そして昔ドラックにはまってしまった婦警もブラントに助けられるほど信頼しあえる仲だったのか、ブラントは「あいつは俺に借りがある」という説明だけで片付けている。関係性が曖昧でしたね。

お粗末な内容ですが話はしっかり終えていました。

 

 

洋画
スポンサーリンク
鑑賞感想