映画「エクスポーズ 暗闇の迷宮」ネタバレ結末/相棒を殺した犯人を捜査する刑事と神の子を宿った女性

 

作品情報とキャストの紹介

恋人を戦場で失った信心深い女性イザベルは地下鉄のホームで男が宙に浮かぶのを目にします。

妊娠している事に気付くと彼女は神の子を宿ったと信じ込みます。

一方、相棒が殺され犯人を追っていたNY市警の刑事スコッティ。2人の物語が融合すると・・・

監督=ギー・マリク・リントン◆イサベル(アナ・デ・アルマス)◆スコッティ(キアヌ・リーヴス)◆ジョーイ(ダニー・ホック)◆ブラック(ビッグ・ダディ・ケイン)◆ジャニーン(ミラ・ソルヴィノ)

 

ネタバレあらすじ/エクスポーズ 暗闇の迷宮

 

夫のホセがイラクの戦地にいるイサベルはクラブで義弟ロッキーとクラブで楽しんだあと1人地下鉄で帰ろうとします。

ホームで電車を待っていると白髪に色白の男性が宙を歩く姿を目撃しました。

「天と地の造り主、全能の父たる神を信じ、その子イエスを信じます」

キリスト信者のイサベルは神を見たと思います。

保育園で少女エリサが白い馬のヌイグルミがないと探していたので店を探して買いに行きました。

店を出る時に今度は白髪に全身真っ白な女性を目撃しました。エリサにヌイグルミをプレゼントするが少女は元気がないし表情が暗いため心配します。

 

相棒を殺された捜査官

ニューヨーク市警スコッティ刑事の相棒ジョーイが地下鉄で殺害されます。少し前に妻を失くし娘を姉夫婦に預けていたスコッティは独自に捜査を始めるとジョーイの情報屋ウォレスからハーレムで何か調べ物をしていた事を知ります。

ジョーイのカメラを現像するとクラブから出てきた若者たちが写っていました。

ブラックと呼ばれる裏社会の者を連行するが収穫はなく、それどころから情報屋のウォレスが死体として発見されました。

 

疑われたブラックは写真に写る仲間ナルドに話を聞きに行くと「ジョーイ刑事は悪徳で友達のロッキーを刑務所送りにしやがった」と言いました。

スコッティ刑事は「ジョーイは売人から売り上げを没収し悪に手を染め敵が多いから慎重になれ」と上司に言われます。

スコッティが調べ表沙汰になれば妻子に年金が支払われなくなるからです。またブラックはFBIの監視下にあるため無関係だと言われた直後ナルドの死体が発見されます。

スコッティは過去の行状が明るみになれば遺族年金を失うとジョーイの妻ジャニーンに伝えるが捜査を進めます。

ジョーイの悪い行いばかり明るみになりショックを受けるスコッティは写真に写る女性イサベルを探します。

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神の子を宿った女性

イサベルは戦死したホセと対面し悲しみに暮れます。葬儀には少女エリサも来てくれて白いヌイグルミにイサベルと名付けた事を聞かされます。

「ママはいないし帰りたくない」とエリサは言うが夜遅いためイサベルは送って行きます。

バスの中で強引にエリサの手を引く男を目撃しており、その男が家から出て来たので心配になります。

イサベルは妊娠が発覚し神の子を宿った思います。

しかし、同じキリスト信者であるホセの両親や義弟からは浮気を疑われ家を追い出されてしまいます。

 

ロッキーが働く店にブラックが訪ねてきます。「ジョーイ刑事とお前の因縁を話せ」と刑事に疑われているブラックから頼まれるがロッキーは何も話すつもりはありません。

スコッティは写真に写る人間が次々と殺され身の危険を感じてか何も話してくれず頭を悩ませます。

イサベルを連行すれば彼女が殺害されると思い容疑者ブラックを再び捕らえ吐くまで閉じ込めると脅します。

しかしジョーイ刑事はレイプ魔で証言者が現れたため署が巻き添えをくらうから捜査終了だと言われブラックは釈放されます。

たしかにジョーイは殺したかったが先を越されたと思うブラックは自分の無実が晴れ命令に逆らったロッキーを撃ちます。

ロッキーは最後の一服を吸うフリをして反撃に出てブラックを始末しました。

実家に戻ったイサベルは1人で歩くエリサを目撃します。

車に轢かれそうだったので声を掛けるとエリサの首に痣があるのに気付きます。

イサベルはエリサという名前が好きで友達にそう呼ばせていました。「ステキな名前ね」と抱きしめたイサベルはエリサが家に帰るのを拒むため保護することにして家に連れて帰りました。

 

結末 

スコッティは殺人現場に残されていた指輪にイサベルと書かれているのを見付ます。

〜あの日、イサベルは1人地下鉄で帰ると決めると護身用だとロッキーからナイフを手渡されていました。

ジョーイ刑事に写真を撮られている事に気付いたロッキーは彼は男女関係なく気に入った者を襲うと知っていたからです。

ホームで電車を待っていたイサベルはジョーイ刑事にレイプされていたのです。その場を去ろうとするジョーイの背中にナイフを突き刺し線路に突き飛ばしたのです。

現実から逃れたいキリスト信者のイサベルは勝手に物語を創りあげ信じ込んでいたのです。

イサベルは小さい頃に母親からは愛情を受けていたが父親からは性的虐待を受けていました。

その時、現実を逃れたいイサベルは「エリサ」という人格を作り上げました。

家に保護していたのは幼少期に自分が作り上げたエリサであり幻なのです。

エリサが鳴いて男から逃げていたのでイサベルは父親の胸に包丁を突き刺しました。

 

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