作品情報とキャスト
頭はドクロでバイクに乗り体の一部が炎に包まれているヒーロー。
病気の父親を助けるため悪魔メフィスフェレスと契約し魂を売ったJBは魔界の反逆者を捕らえるよう命じられる
ネタバレあらすじ/ゴーストライダー
父親とサーカスのバイクスタンドをしていたJB(ジョニー・ブレイズ)は恋人のロクサーヌが街を離れる事になり一緒にバイクで遠くに行こうと約束しました。
しかし家に帰ると父親が全身に癌が広まってる事が分かります。JBは現れた悪魔メフィストと契約を結び魂と引き換えに父親の病気を治しました。
だが父親はメフィストの力によってサーカスで事故死、JBはメフィストを責めると契約は病気を治すことだったが生きていては困ると言われてしまいます。
友や家族、恋人を忘れろと言われたJBは土砂降りの中待っていたロクサーヌを置き去りにして姿を消しました。
13年後、
不死身のバイクスタンドとしてJBは有名人となっていました。
JBはフッドボールフィールドでゴールからゴールまでジャンプする新記録に挑むため会場に到着するとテレビのリポーターとなったロクサーヌと再会します。
プロペラが回った状態で6機の輸送機を飛び越え成功させます。JBはそのままバイクを飛ばしロクサーヌが乗る車に追い付きディナーの約束をしました。
その頃、メフィストの息子ブラックハートが土の魔物グレジル、水の魔物ワロウ、風の魔物アビゴールを呼び覚まし「サン・ヴェンガンザの誓約書」を探していました。
悪の魂を思うまま操り世界を支配しようとしていたブラックハートだが「サン・ヴェンガンザの誓約書」は先代のゴーストライダーがメフィストに渡さず何処かに隠し逃走していました。
JBの前にヘルバイク(父親の形見ハーレー・ダビッドソン)と共にメフィストが姿を現しました。
「魂を返す条件でブラックハートを探し出し滅ぼせ」
断るJBだが契約を交わしているため拒否の権利はありません。ヘルバイクにまたがるとJBは灼熱の炎に全身を包みゴーストライダーとなります。
ゴーストライダーは地獄に戻すためブラックハートの前に立ち塞がります。襲ってきたグレジルを炎に包まれたチェーンで巻き付け燃やしました。
ブラックハートはワロウとアビゴールを連れ逃走しました。途中ひったくり犯を捕まえたゴーストライダーは贖罪の目(自らが犯した罪や悪事が本人に戻ってくる)で殺害しました。
父親の墓の前で目覚めたJBは墓の管理人ケアテイカーから夢ではなく現実だと知らされます。
悪魔に雇われ地獄から逃げた者を追うゴーストライダーは昼間は変わらないが夜になり悪を感じ取るとゴーストライダーに変身すると教えられます。
またゴーストライダーは150年前行方不明になってから現れていない事を知り神聖な地にいれば安全だと言われます。
JBはディナーをすっぽかしてしまいロクサーヌに謝りに行くがなんて説明すればよいのかわかりません。ロクサーヌははっきり目が覚めたから謝らなくていいと去ってしまいます。
「終末の日、自分に取り付いた霊を操る事は可能であり精神を集中させて人間の中に存在する火の要素を利用すればいい」
本を読んだJBは集中すると手のひらに炎が出現するがロクサーヌが街を離れる前に謝りたいと訪れたため慌てて手を振ると炎は消えました。
ロクサーヌは自分の写真が飾ってあるのを見て気分的に盛り上がりキスするがJBは止めます。悩みがあるならなんでも話してと言われたJBは悪魔に魂を売ったと真実を話します。
だがロクサーヌはJBの言い訳だと言い車で帰って行きました。
JBは昨夜の事件で逮捕され牢に入れられます。
同じ牢にいた悪人たちから集団暴行を受けるが瞬時にゴーストライダーに変身し全員吹き飛ばします。
牢鉄柵を溶かし外に出たゴーストライダーは口笛をならしてヘルバイクを呼び寄せます。
ヘルバイクで逃走すると警察に囲まれるが水面や壁面を走る事ができビルの屋上まで逃げます。
オフィスから見ていたロクサーヌは本当の話だったのだと知り驚いていました。
ゴーストライダーの前にアビゴールが姿を現します。風の魔物であり捕まえる事は難しいと判断し炎のチェーンで竜巻を起こし消し去りました。
結末/ゴーストライダー
ケアテイカーからカーター・スレイドの墓に案内されます。
カーターは契約してゴーストライダーになり、悪魔と契約したサン・ヴェンガンザの村人の魂を集めろと命じられました。
だが魂のあまりの邪悪さにメフィストの手に渡らないように「サン・ヴェンガンザの誓約書」を盗んだと知らされます。
ブラックハートはどんな手を使っても誓約書を手に入れようとするから家族には近付いてはダメだと忠告されます。
ロクサーヌが危険だと気付いた時にはブラックハートに拉致されており返して欲しければ誓約書をサン・ヴェンガンザまで持ってこいと言われます。
ケアテイカーに誓約書の在り方を聞くといつも手にしていたスコップの中に隠し持っていました。
ケアテイカーは口笛を吹き呼び寄せた馬にまたがるとゴーストライダーに変身しました。150年前に行方不明となったゴーストライダーはケアテイカーだったのです。
二人のゴーストライダーはサン・ヴェンガンザに到着するがケアテイカーには力が残ってなく元の姿に戻り影の中を突き進めとライフルを渡されます。
水の魔物ワロウを熱してあっさり片付けます。誓約書をブラックハートに渡した瞬間にゴーストライダーに変身し戦いが始まります。しかし朝日が昇り出し少しづつJBの姿に戻っていきます。
ブラックハートは邪悪な魂を吸収してパワーアップしレギオンとなります。JBは逃げながら影に入った片手だけゴーストライダーとなりライフルで撃ち抜きました。
贖罪の目は魂を持たない者には効かないが邪悪な魂を吸収したレギオンには魂があり贖罪の目を使って倒しました。
メフィストが現れ魂を返すと言われるがJBは自分で背負っていく事を決めます。
この力でメフィストを倒すまで善良な人の血が流れれば父親が流す血だと思い必ず駆け付けると言い放ちました。
思い出の地でロクサーヌとキスを交わしたJBはヘルバイクで走り去りました