映画「ハングリー・ラビット」ネタバレあらすじと結末/暴行された妻の復讐をお願いしてしまった正義の組織の正体

 

作品情報とキャストの紹介

映画界には欠かせない存在・ニコラス・ケイジを主演にロジャー・ドナルドンソンが映画化。

高校教師のウィルは妻ローラと幸せに暮らしていました

ある日、妻が何者かに暴行を受け病院に駆け付けたウィルは怒りと悲しみに震えているとサイモンと名乗る謎の男から「代わりに復讐してあげます」と声を掛けられます。

簡単な頼みを聞くだけで代金は不要、どうしても犯人が許せないウィルは頼んでしまったのだが謎の組織に関わらざる得なくなってしまう・・・。

◆ウィル・ジェラード(ニコラス・ケイジ)◆ローラ・ジェラード(ジャニャアリー・ジョーンズ)◆サイモン(ガイ・ピアース)◆ジミー(ハロルド・ペリノー)◆トルーディ(ジェニファー・カーペンター)◆ダーガン刑事(ザンダー・バークレー)◆スカー(アイアン・E・シングルトン)◆ジョーンズ(カレン・モス)◆グリーン刑事(マーカス・ライル・ブラウン)

 

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ネタバレあらすじ/ハングリー・ラビット

 

教師のウィルと演奏家のローラは5年目の結婚記念日を祝います。

ニューオーリンズで平凡な幸せを手に入れていたがローラがレイプ魔に暴行され病院に運ばれました。

連絡を受け急いで病院に駆け付けたウィルはとんでもないローラの姿と対面して涙します。

怒りと悲しみに震えていると待合室でサイモンと名乗る謎の人物に声を掛けられます。

同じ経験をしたことがあると言うサイモンは正義の組織を代表して来ており「被害者の変わりに悪質な犯罪者を始末する」と言いました。

ウィルは断るがローラの姿を見て犯人を許せない気持ちがふくらみサイモンを呼び止め迷いながらもお願いしてしまいます。

封筒を見知らぬ人に渡され中身を見ると犯人の死体写真と結婚記念日にプレゼントしたネックレスが入っていて警察からは犯人は自殺したと発表されました。

 

腹ペコのウサギは飛ぶ

6ヶ月後

ローラは立ち直ろうと普通に暮らしていたが護身用に銃と催眠スプレーを持つようになっていました。

ウィルはサイモンから写真を渡され動物園に来る親子を尾行し写真の男が現れたら電話して「腹ペコのウサギは飛ぶと言え」と指示されます。

写真の男は現れなかったが見知らぬ人から受け取った封筒には幼女に悪戯を繰り返す性犯罪者アラン・マーシュだと書かれていました。

下の道へ繋がる歩行者用のスローブに性犯罪者アランが現れるから体当たりして突き落とせと指示されウィルは悩み寝れなくなります。

ローラは最近のウィルの様子を見てレイプ被害者の夫がショックを受け立ち直れないこともあると聞きていたので心配します。

 

組織

ローラと食事している時にサイモンが同級生のふりをして近付いてきました。

家に帰ると明らかに誰かが家に入った痕跡があり、冷蔵庫に貼り付けてある磁石のアルファベットの文字が「どうするんだ?」になっていました。

ローラが危険かも知れないと思ったウィルはアランと話をしようとスローブで待ち構えるが急に殴りかかってきたので咄嗟に避けると転落して亡くなってしまいます。

サイモンから「これですべて終わった、楽しく暮らせ」と連絡があります。

イライラしてしまったウィルは不良の生徒を殴ってしまい3週間の定職処分を受けます。

またネックレスを家で見付けたローラから何で持っているのかと聞かれ何も答えられませんでした。

アランが持っていたカメラには動物園をうろつくウィルの姿が写っており防犯カメラにも映っているため殺害容疑で逮捕されてしまいます。

肝心要のスローブが映る防犯カメラが壊れていたことで殺してないと言っても信用されません。

しかしダーガン刑事がやってきて聴取の途中、「腹ペコのウサギは…」と聞かれウィルは「飛ぶ」と答えると釈放されました。

 

ウィルはローラのもとへ行ってすべてを話し自分の元気な姿を見せると念の為と銃を渡されます。

葬式に潜り込むとアラン・マーシュは性犯罪者ではなく事件報道賞を受賞する優秀な新聞記者だと知ります。

またマーシュに関わった者は殺され秘密組織の暴露記事を発表すると言っていたことが分かりました。

ウィルが人を殺していない証拠の映像を持っているとサイモンに言われるが組織の連中に命を狙われ逃げ出します。

一方、警察と名乗る人物が「人殺しをしていない証拠のテープを確認して欲しい」とやってきたのでローラは車に乗り込むが「なんか怪しい」と感じ持っていた催眠スプレーを噴射して逃げ出します。

 

結末/ハングリー・ラビット

アランが使用していた貸倉庫から秘密組織の取材書類を見付けます。

「腹ペコのウサギは飛ぶ」は、「腹ペコ=人間愛、ウサギ=理性、飛ぶ=正義」という意味で最初は犯罪者だけを始末する組織でした。

やがて被害者にも人殺しをさせるようになりトラブルが起これば組織を守るために指示に従わないものを殺すようになったのです。

 

同僚であり親友のジミーとサイモンが一緒に写っている写真を見付け銃を持って会いに行きます。

ジミーは15年前に弟を殺されウィルと同じように犯人の始末を頼み組織に入っていました。ウィルの命を狙う者達は、もとは被害者の関係者で組織に犯人の始末を頼み恩があるため実行しているのです。

組織の正体を知ったウィルは証拠を持ってサイモンを呼び出します。

ウィルが人殺しではない証拠となる防犯カメラの映像を持って来させたがサイモンはジミーにローラを連れて来るよう指示していました。

サイモンは組織を守るためウィルとローラには死んでもらうと言うとジミーは人殺しをする組織に入った覚えはないと助けに入ります。

銃撃戦で生き残ったのはウィルとローラだけでした。

 

ウィルは組織の書類をアラン・マーシュと同じ会社で働く者に託し取材を続けて組織を暴いて欲しいとお願いする。

しかし、その男は、「腹ペコのウサギは飛ぶ」と言って立ち去りました。

 

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