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映画<ネタバレ・あらすじ>本

変身<東野圭吾><ネタバレ・あらすじ・感想>世界初の成人脳移植をした者が徐々に違う人格になっていく!

 

完全ネタバレになりますので読んでない方はご注意くだい

 

変身 (講談社文庫)

 

 

<ネタバレ・あらすじ> 

  変身 東野圭吾

 

産業機器メーカーのサービス工場で働く成瀬純一は不動産屋で強盗に巻き込まれ拳銃で頭を撃たれた。


三週間の昏睡状態から目覚めた純一は病院のベッドの上で最初は自分の名前も分らなかったが、
堂元博士、若生助手・の指示に従って療養する事になり接しているうちに記憶は戻っていった。
世話係を担当していた助手の橘直子から聞かされたのは、

純一の頭を銃でうった犯人は自殺、治療費はすべて大学の研究費から出される、面会禁止、の3つだった。

 

病室を出るとドアには特別病室と掲げてあり堂元博士と助手二人以外とは誰とも会えないようになっていた。

博士や助手のプライベートルームに行ってみると自分の名前が書かれたビーカーに脳が入っていたのを発見した。

堂元博士に問いただしたところ新聞を見せられた!
そこには!!!世界初の成人脳移植出術が無事終了した!!!と書かれていた。


面会が許可され彼女(葉山恵)と久しぶりに再会した時「なんだか頼もしくなった」と言われる。
職場の同僚葛西が来た時も口だけの上司をどうにかしなければならないと発言したところ、
「本当に純一か?おまえの口からそんな言葉が出るとは信じられない」と言われている。
自分の性格は無口でおとなしく誰にも反抗出来ないタイプだったがやたら快活だ。

それに画家になりたかった純一は恵が持ってきてくれたカンバスに向かっていたがスケッチブックを見た彼女から「なんかタッチが変わった」と言われている。


退院し職場復帰して恵とも一緒に住みだした純一だったが、
会社ではズバズバ反抗しどんどん孤立しあんなに愛していた恵の事も一緒にいるのが苦痛になっていった。

堂元博士に会ってたびたび検査する純一だったが何か隠されていると思いドナーの関谷時雄を調べる!
プライベートルームでドナーと記してあった関谷の住所・電話番号をメモして行ってみると父親が喫茶店をしていた。

自分の脳の一部が遺伝したものかも知れないと思うと奇妙に感じたが、

会っても何も感じないし時雄の性格は手術前の自分に似ていたため直観的にドナーは違うと思った。

 

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隣に住む親の金で暮らす大学生の臼井に殺意を抱いたり職場の上司に暴力をふるっている。
純一は性格や考え方、すべてが今までの自分では明らかに違うと感じていた。

またそんな純一を1番近くで見ていた恵は成瀬純一がいなくなっている事に怖くなり逃げてしまった。

すべての人が信用出来なくなった純一は助手の直子だけを信じるようになる。(愛するようになる)
嵯峨道彦の家に純一と直子はいた。
純一は銃で撃たれた時、子供(典子)を守っている。嵯峨道彦は典子の父親(弁護士)で御礼として自宅に招いたのである。
典子がピアノのレッスンをうけている時それを耳にしていた純一は音がずれている事に気付いた。
ピアノの先生の話によると確かに一部の音がずれているのでメンテナンスした方がいいとのこと・・・・
すばらしい音感があるのに楽器すら触った事がないと話すと、京極瞬介は音大に通っていたと嵯峨から聞かされる。

 

京極瞬介は純一の頭を銃で撃ちその後自殺した犯人だ。。

純一は、ドナーはこの京極瞬介なんでは?と思い調べると妹がいる事がわかり会いにいった。
自分の脳の一部が京極ならその肉親に会った時何か感じるはずと思うが予想は的中し京極の妹も驚くほどの一体感を感じていた。

 

直子から紹介された精神科の先生に、調べ上げた京極の話をした。
エディプス・コンプレックスの一種という見方ができるとの事。
自分の性を意識する事で身近な異性である母親に愛着を抱き父親にライバル心を持つ・・・・
純一が撃たれた不動産屋の社長、番場哲夫は籍は入っていないが京極の父親だった。
番場はそれを認めず援助も何もしなかったため母親が死んだ事で復讐してやろうと思ったのではないか。
また、自分のスケッチブックを見せ話を聞いてるうちに、
左半側空間無視の症状が出たのは本来の右脳意識が消滅しつつあるからであり、
その代わりに京極の意識が右脳を支配し始めてるので音楽的才能が向上したという事が分かった。

もう検査は受けに来ない事を伝え純一は堂元博士をぶん殴った。
1人飲みに出掛けた純一は気持ちよくピアノを聴いていたが若者がワイワイ騒ぎ始め邪魔された事に腹を立て若者を蹴飛ばしウイスキーをかけて火を点けようと追いかけた。

嵯峨弁護士に助けられた純一は近所で夜中になっても煩かった犬を殺してしまう。

更に毎日書いていた日記を直子が堂元博士にすべて報告していた事を知った純一は裏切られた事にカッとなり直子の首を絞め殺しバラバラにして捨てた。

バラバラの死体が見付かり直子の事を愛していた助手の若生は純一を殺そうとする。
若生だけでなく脳移植した人が殺人鬼になった事を隠したい政府関係者からも狙われる。

近所で犬が殺された事知った恵は純一の元へ戻りそこで直子を殺した事もきかされ一緒に逃げる決断をする。

家を訪ねてきたものに拉致された純一はお酒を大量に飲まされ殺されかけたが必死に逃げ切った。
純一は恵が裏切ったに違いないと思いこみ殺すために必死で逃げたのだ。
心配して走り寄ってきた恵の首を絞め殺そうとした・・・・が何故か力が入らなかった。成瀬純一は確かに生きている。

 

純一は堂元博士がいる病院に行く。

”脳のスペアはもうないですよね?”
十万分の一の確率で適合した脳が「ない」事を確認すると純一は自分を取り戻すため警察から奪った銃で自分の頭を撃った!!!


純一が描き残した絵は高く評価され恵はその金を純一の延命費にあてた。
恵は1枚だけ売らなかった。
その絵は成瀬純一が自分が消えてしまう前に必死で書いた恵の未完成の裸婦像だった。

 

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