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映画<ネタバレ・あらすじ>本

放課後(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>誰かに命を狙われていると確信する教師・人から奪うと失うものがある

 

放課後 (講談社文庫)

 

 

完全ネタバレになりますのでご注意ください 

 

<ネタバレ・あらすじ> 放課後 

<東野圭吾デビュー作> 

 

5年前に私立清華女子高等学校の教師になった前島。
最初は生徒達にいつも見られている気がして苦痛だったが生徒達が教師に興味を持っていない事が分かってから楽になった。

そんな前島は”誰かが自分を殺そうとしている”と確信している。

線路に突き落とされそうになったり、シャワーを浴びているときに百ボルトの家庭用コードの先端を放り込まれたり頭上から鉢植が落ちてきたりしていた。

 

何か仕掛けられる前に自分で犯人の正体を探さねばならない。

 

三年の授業をしている時に停学開けの高原陽子が遅刻してやってきた。
陽子が停学になったのはタバコを生活指導部の村橋に見付かったのが原因でそのときに髪の毛を無理矢理切られている。
前島は陽子が2年生の時の担任だが信州旅行へ行くから一緒にきてくれと乗車券を渡されたことがありました。
当然、生徒と行けるはずもなく、それから陽子は服装や日頃の態度など問題児扱いされるようになったので顔を合わせるをなるべく避けていました。

母親が亡くなり陽子は家政婦と暮らしていたが父親がその家政婦を辞めさせ若い家政婦を連れて来た日と重なっていたため何か相談するつもりだったのかなと前島は思った。

 

栗原校長から息子の貴和の結婚相手に麻生恭子先生に話を持ちかけたが待っても返事がないので気持ちを確かめて欲しいと前島は頼まれる。
命を狙われているから警察に届けたいと報告したら後一回あるまで待つよう言われるが、その一回が致命的になったらどうするのかと思った。

前島に慣れ慣れしく話しかけてくるアーチェリー部のケイと加奈江。

ケイはアーチェリー部のキャプテンであるが合宿の時に誘惑にのってキスしてしまった事があるため前島は苦手としている。

見回りに来ていた先生二人が表れなかったらどうなっていたか分からない。

 

誰かに命を狙われているので学校が終わったらすぐに帰宅していたが顔を出して一年生を見て欲しいとケイから頼まれます。

合宿の時に体調悪くあまり練習出来なかった一年の宮坂恵美にアドバイスをして帰ろうとするともう帰るのかとケイと加奈江が寄って来た。

加奈江が、前島先生から矢を貰ってからケイの成績が良くなったと言い出すので部室に置いてある自分の矢をあげるから持って行けと伝えた。

更衣室に入ろうとしたら何故かドアが開かなかった。モタモタしているとそれに気付いたケイが近寄ってきたので裏に回り換気口から見て見ると心張棒がしてあった。

2人でドアに体当たりをしてドアを倒すと青酸中毒死する村橋先生を発見します。
第一発見者の前島とケイ、
女性用側の数少ない利用者の1人で中年の堀教論、
そして一番最後に更衣室を利用した藤本先生の4人が事情聴取を受けた。
男性用と女性用の中央にある壁は天井までないので片方だけ施錠しても意味がないと大谷刑事は指摘します。

しかし女性側は施錠されていて男性側は心張棒がされているとなると密室殺人という事になる。
前島は村橋先生は自分の身代わりになって死んだのではないかと思います。


妻の裕美子に見送られ電車に乗ると生徒達が村橋が死んでせいせいするといった話をしており学校へ行くと大谷刑事が来ていて男性用から女性用へと誰かが乗り越えた跡があると知らされます。

また村橋の服の中からコンドームが出て来た事でやたら村橋の女性関係の聞き込みを刑事が行っていた理由が分かった。

大谷刑事は村橋の事を恨んでいる人がいないか調べていたらしく停学をくらい髪の毛を切らされた陽子に話を聞きに来ていた。陽子を見たという目撃情報があったが陽子と中学時代からの親友の北条雅美が陽子の無実を証明しますと言ってきた。
堀教論が錠前を外して中に入っている時に錠前をすり替えれば堀教論が出て行く時に開いている状態に出来るというものだった。
そのためには更衣室のそばにずっといなければならず陽子は一度帰宅しているのです。

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体育祭の日、仮装行列でアーチェリー部はサーカス団に化ける事になり前島は生徒達から酔っ払いピエロになるよう言われる。直前に体育教師で陸上部顧問の竹井先生が入れ代って生徒達を驚かせようと提案してきた。前島は受け入れたが竹井先生は一升瓶片手にピエロになって飛び出すとそのまま倒れてしまい青酸中毒で死んでしまった。

前島は最初は自分がピエロになるはずだった事、そして何回か殺されそうになっていた事を大谷刑事に伝え、今日起こった事と次は自分が死ぬかもしれない事を伝えると妻の裕美子は冷静に聞いていました。

一升瓶をすり替えたのは指紋から麻生恭子だと分かるが「一升瓶をすり替えなければ死んだ村橋の背広の中から見付けたものを公表する」と脅され実行したことが分かります。

 

前島は車に轢かれそうになるバイクに乗る陽子に助けられます。

陽子はどうしても前島に伝えたい事がありたまたま後を付けていました。

陽子は村橋を憎んでいて昼休憩の時に村橋の背広の中にコンドームを入れ、放課後教室で会う約束をして大声を出す計画だった。
しかし教室で待っているはずだった村橋が人目を気にするように校舎の裏へ行く姿を目撃したので陽子は尾行したのだ。

更衣室の中で、うめき声が聞こえ、そのうち開閉する音がして換気口から覗いたら心張棒がしてあった。
 
陽子が女性側の更衣室を見ていて誰も出てきていないということは犯人は男性側から出た事になり男性側から女性側に乗り越えた跡は仕組んだものだと気付き雅美の推理によってアリバイがある人間が怪しいとゆうだと気付きます。
殺された2人の共通点は合宿の時に見回りしていたぐらいでした。
前島はケイに誘惑されキスしてしまった次の日に1年の宮坂恵美が手首を捻挫して休んだ事を思い出す。
あの時なにかあったのではと保健の先生に問いただすと自殺未遂をしていた事が分かった。
また雅美にどうしてあの推理が思い付いたのか聞くと、
ケイが堀教論は鍵をいつもかけたままにすると話していたのを、たまたま近くにいて聞いたのだった。
この方法で竹井先生にもそれとなく入れ替わったら面白いと思わせる事は出来たのではないだろうか?
前島が狙われているように見せかけるのは殺された2人の共通点をなくさせるためだ。
 
密室を作り出せるのはケイしかいない。
心張棒は2つあった。
前島がケイにあげた矢に丈夫な糸を付けて戸と壁の間から外に出しておきもう1つの棒は軽く心張をしたようにしておいたのだ。
部屋に入った時にクィーバーの中に入れてしまえば気付かれない。
アーチェリーをする人は自分の矢に番号を付けるが前島がケイにあげた3番の矢は加奈江が持っていた。
加奈江には部室に置いてある矢を持って行っていいよと言った事を思い出した前島の推理は正しかった。
 
前島の推理通り密室を作ったのがケイで殺したのは宮坂恵美だった。
村橋の背広の中に更衣室に来てくださいとメモを入れておき青酸ソーダを飲ませたのだ。
背広からメモを抜き取り出ようとしたのだが、たまたまベッドで横になっている麻生の写真を見付け深い関係だと分かり脅迫文を書いて一升瓶をすり替えさせたのです。
 
恵美は合宿で村橋と竹井に覗かれ、恥ずかしくて悔しくて自殺をはかったのです。
なんとかケイが元気付けていたが毎日毎日視線レイプされてる気分になり耐えられなかった、それが動機だ。
この苦しみは2人がいなくならない事には一生続くのだ。
 
狙われていたのではなく利用されていただけだった前島は何もかも忘れたくなり酒を飲みにいった。
 
自宅へ帰る途中、車から降りてきた男に刺される。
 
「早く、逃げて」、車の中から聞こえてきた声は裕美子だった。
 
前島は、自由、楽しみ、そして子供を彼女から奪っていました。
彼女が欲しいものを与えてくれる人が現れたら邪魔になるだろうと気付きます。
 
誰かが通りかかるのをひたすら待った。
 
長い放課後になりそうだ。(終)

 

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