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映画<ネタバレ・あらすじ>本

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ>(前半)偶然出会った5人が家族のように暮らし始める!復讐相手は皆同じだった!

 

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)

 

 

<映画のキャスト>

 

◆武沢竹夫=テツ(阿部寛)◆入川鉄巳=テツ(村上ショージ)

◆河合やひろ(石原さとみ)◆河合まひろ(能年玲奈)

◆石屋貫太郎(小柳友)◆質屋の店主(ベンガル)

◆競馬場の客(ユースケ・サンタマリア)◆豚々亭マスター(戸次重幸)

◆ヒグチ(鶴見辰吾)◆ヒグチ手下(上田耕一)

 
原作の完全ネタバレですのでご注意ください。

 

<ネタバレ・あらすじ> 道尾秀介 <前半>

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武沢竹夫(タケ)はクリスマスの晩にアパートへ戻ると何故か鍵が半分しか入らなかったので、
ポストに投入されていた「Lock & Key いるかわ」のチラシを見付け仕方なく電話してお願いした。
タケが住むアパートは大家が縁起を重んじるため4号室がなく3号室の次は5号室だった。
しかし「いるかわ」のジャンパーを着た男は確認することなく205号室にたどり着いたので話し掛けるとドアの数で判断したと言った。
 
「ツメがあまい」とタケは言い男に白状させる。
 
入川鉄巳(テツ)は鍵の交換を依頼させるために鍵穴に瞬間接着剤を流し込んでいたのだ。
今にも店が潰れそうで金がないんですと廊下で泣き出したテツは、
鍵を開けて中に入り盗むことも出来るが根は悪い人間ではないからそれはやらなかったと自分で言うのだ。
 
これが武沢竹夫(タケ)と入川鉄巳(テツ)の出会いだ。
 
それからテツの店は本当に潰れタケに助けを求めてきたのだ。
人をいつも下から見上げていたが、いつか飛びたいと話すテツをタケは置いてやることにした。
テツはドアの解錠を依頼された時に一目惚れして「お住まいはどちらですか?」と馬鹿な質問してしまった絵理と結婚するが絵理は浮気をするようになり覚醒剤におぼれ借金を抱え自殺してしまったのだ。

 

2人が外食する時はいつも「豚々亭」でラーメンを食べている。
帰る時に豚々亭の店主からタケのことを、あれこれ訊いてくる男がいると知らされる。
アパートに戻ると205号室から出火していてそれを見たタケは過去の光景が蘇り動けないでいると、
テツが消防士の制止を振り切り部屋に突入して愛用の工具箱と和英辞書、そしてタケと出会った時に買って貰ったビールについてたクリスマスツリーの星を持って出てきた。
タケはなんて義理堅い馬鹿な奴なんだと思うが周囲を見渡しテツを連れて逃げるぞと声をかけた。
店主から話を聞いたときヒグチではないかと思ったが火事になった事で間違いないと思った。
 
タケは12年前、妻の雪絵を癌で亡くしたあと娘、沙代との単調な日々が続いていたが、
子育ての不安やストレスから一度だけ同僚に誘われ賭場に行ってしまったことがある。
200万の借金を背負い消費者金融でなんとか金を工面していたが別の消費者金融から借りたりしているうちに紹介屋詐欺にもあい闇金に手を出すことになった。
嫌がらせと脅迫が続き警察に連絡しても借りた方が悪いと言われ何も対処してもらえず、
やがて闇金融業者は上司にまで脅迫するようになり会社を失うことになった。
返済に行き詰まった時に出会ったのがヒグチだ。
ヒグチは利子の課金をやめるかわりに「わた抜き」という返済能力が限界を超えて支払いが漂っている債務者から最後の金を奪い取る仕事をさせてきた。
債務者たちはみんな泣いていたが沙代と平穏な生活を取り戻したくて自分の借金を返す事が先決だった。
しかし母子家庭の母親が自殺してしまい沙代と同じぐらいの少女が残されているのを見て自分の行動は間違っていると気付くのだ。
ヒグチがタバコを吸っている間にタケは債務者たちの名簿と組織の拠点リストが書かれたファイルを鞄に押し込んで逃げ警察に届けた。
闇金組織が破壊に追い込まれヒグチが連行される姿も全国に流れるニュースに映し出された。
早く生活を取り戻さなくてはと就職活動に励むタケだったが職業安定所に行った帰り自分の家が燃えているのを目にするのだ。
沙代の葬儀の日、携帯電話が鳴ったので通話ボタンを押すと「これで終わりじゃないよ」と男が囁いた。
闇金の言いなりになって女性を自殺に追い込み組織の書類を盗んだことで沙代は殺されたのだ。
7年前、すべてから逃げるために他人の戸籍を買取り周囲との関係も断った。
 
タケは「俺は悪党だよな」というとテツは「そうだと思いますよ」と答えた。
絵理を自殺に追いやった人物と同じ事をしていたのだ。
タケとテツは住まいを確保するために質屋で詐欺を繰り返しながら審査が厳しくない物件を見付け契約する。
 
ある時、若い女性が引っ手繰りを失敗し捕まりそうになったところを助ける。
タケは女性の顔を見た時に、まさか、と思ったが名前を聞いて勘違いではないことを確信した。
「河合まひろ」はタケがヒグチの仕事を手伝っていた時に自殺してしまった女性の娘だ。
お金がなく家賃も払えない彼女をなんとか助けなればならないと考えていたタケはテツと同じように家に置いてやることにした。 
まひろは母親が自殺した日に机の上にあったゴメンねだけが書かれたメモを今でも持っていた。
 
家賃が払えずまひろはやってきたが1人ではなかった。
常識がない姉(やひろ)と用心棒だと言う姉の彼氏(石屋貫太郎)も付いてきたのだ。
 
狭い家に5人+トサカと名付けた猫が入居することになった。
 
ある時、まひろ、やひろ、が大金を隠し持っているのをテツが見付けタケに報告する。
このお金は7年間タケが現金を手に入れるたびに生活費だけを抜いて送金していたものだ。
お金を受け取ってほしいため最初に送金した時には自分が2人の母親を殺してしまった告発の手紙を同封した。
2人は家を追い出されるほど困っても使っていなかったことを知りタケは胸が苦しくなった。
また大金と一緒に母親の遺書、そして父、光輝から母、瑠璃江への手紙を見付けたがタケはどこかで見た文字だと思っていた。
 
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