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映画<ネタバレ・あらすじ>本

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ> 偶然出会った者が生活し復讐へ!!しかし、すべては仕組まれていた <感想>

 

 

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)

カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)

 

 

 原作 カラスの親指の<ネタバレ・あらすじ> 前半

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ>(前半)偶然出会った5人が家族のように暮らし始める!復讐相手は皆同じだった!

 

 原作 カラスの親指の<ネタバレ・あらすじ> 後半

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ>(後半)すべては仕組まれていた!詐欺師の本当の計画内容とは!?

 

<ネタバレ・あらすじ> 

感想 カラスの親指 道尾秀介

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道尾秀介さんの著書はこれが初めてです。

最初は私の好きな「復讐」の臭いがただよう感じで楽しめたのですが徐々に違う方向に進んでしまいました。

 

主人公、タケは妻を癌で亡くし同僚のギャンブルの保証人になってしまったことで借金を抱えてしまう。
金融業者の手伝いをしたせいで1人の女性を自殺に追いやってしまい組織の情報を警察に密告したことで家を放火され娘を殺されてしまう。
それから詐欺師として目立たないように生きているわけだが、とんでもない過去があるわりには明るい。


タケと最初に知り合い同居することになった詐欺師のテツ。
ドアの鍵穴に接着剤を入れ使えないものにした後、鍵師のテツが現れドアを交換してお金を頂く作戦だったわけだがタケに見破られる。
これが出会いなわけだがテツは会社が倒産しタケを頼ると家に招かれるのだ。


タケとテツがひったくりを失敗し捕まってしまった1人の女性(まひろ)を目撃し助ける。
タケは、金融の仕事をして女性(瑠璃江)を自殺に追いやってしまった過去があるが、まひろはその娘だった。
タケはテツと同じで良いならと家に招くわけだが、
家にやってきたのは、まひろの姉(やひろ)とその彼氏(貫太郎)もついてきて狭い部屋に5人で住む事になる。
猫も加わり、猫+5人で共同生活が始まるが読んでいてこのあたりからコメディっぽく感じてしまいました。
何より1人1人の会話が何気に面白い。おそらく道尾さんはお笑いのセンスがあるのではないでしょうか。
まひろ、やひろ、名前にひらがなを使われると読みにくいので少し残念だという事とこんな偶然ないでしょうと思う気持ちは頑張って忘れて読み続けましょう(笑)


出だしからタケが何者かに狙われている出来事が続いていきますが、
やがてタケ、テツ、まひろ、やひろ、4人が同じ組織に恨みを持っている事が分かり復讐計画がスタートする。
面白いのは、やひろ、にとっては大事な存在だが基本どんな時でも貫太郎は「おまけ」なんですよね。


5人で協力して組織のアジトを調べ上げ違法で儲けている金を奪い取る作戦なわけだが最後の結末まで大きく二転三転します。
読む前にトリックがあることは聞いていたのですが作戦に失敗して捕まってしまうまで分かりませんでした。
命を狙われるような出来事が続いたにも関わらずあっさり解放された事で、あれ?と思いそこで初めて考えましたね。


復讐を望んでいた私はここでかなりがっかりしたのですが、すぐに分かりましたよ。
・・・っと言っても解放されたのは終盤ですけどね(笑)


姉妹の父親の存在がまったく出てこないのなら分からなかったかも知れませんが、
父親から母親宛に書いた手紙がありタケがどこかで見た文字だと言っていましたからね。
その時は組織の人間の1人かなとしか思いませんでしたがそうではないとすると1人しかいません。
出会いは偶然ではなく仕組まれたものだった。
それだけではなく、人物もマンションも・・・すべてがテツの計画通りだった。


すべて読み終えると簡単に見破れそうなヒントはゴロゴロ存在しているのです。
テツ≒入川鉄巳⇒「いるかわてつみ⇒かわいてるみつ」みたいな言葉遊びや、何よりタイトルがヒントになってますよね。