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映画<ネタバレ・あらすじ>本

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ>(後半)すべては仕組まれていた!詐欺師の本当の計画内容とは!?

 

原作の完全ネタバレですのでご注意ください。

 

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 <前半はこちら>

カラスの親指(道尾秀介)<ネタバレ・あらすじ>(前半)偶然出会った5人が家族のように暮らし始める!復讐相手は皆同じだった!

 

<ネタバレ・あらすじ> 道尾秀介 (後半)

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タケは河合親子のことをテツだけに打ち明けた時、表に車のエンジン音が近付いてくるのに気付く。

セダンに乗る男が様子を伺いながら電話をしていたがテツは何も言わず深刻そうな顔をして見ていた。
日が暮れかかった頃、貫太郎の「なんか明るくない?」の一言でタケとテツは同時に駆け出し家の裏手に回り込むと壁に沿って燃えているのを目にする。
なんとか5人の流作業で火を消すことが出来たが路地に飛び出すとセダンが停まっており運転する男は「大変ですね、武沢さん」と言い残し走り去った。
 
運転する男はテツ夫妻を嵌めた債務整理屋であり絵理を自殺に追い込んだ者だった。
ヒグチと同じ組織であり、タケとテツが恨む相手は同じだった。
またタケ、テツの過去の話を聞いた、まひろ、やひろ、は7年前ということで母親を殺した人と同じかもしれないと思うのだ。
貫太郎以外の者は、みんな同じ組織に恨みがあるが、
タケは被害者であり加害者でもあり、そして2人の恨み相手でもあるのだ。
今夜中に荷物をまとめて逃げるため姿が見えないトサカを探すとビニール袋に入ったバラバラになった酷い状態のトサカを発見するのだ。
 
5人は復讐することを誓うのだ!
 
まひろ、やひろ、はタケが送金していた金を復讐のために使うことを決意し2週間分の全員のホテル代をだした。
 
貫太郎は勝手に名付けたセイリヤ(セダンの運転手)が来るのを隠れながら待っていた。
予想通りやってきたがセイリヤが連れてきたゴルフクラブを手に持つゴリラ(大男)がドアを叩き壊し中から硬いものを壊す音が聞こえてきた。
 
貫太郎から連絡を受けたタケはテツを連れて絶対通るであろう国道でタクシーをつかまえ待機していた。
やがてセダンを見付け警察のフリをして尾行するようお願いすると新宿の裏通りにある古いマンションに到着しアジトを確認した。
 
アルバトロス作戦が本格始動する。
アホウドリのことで、連中をペテンにかけてアホ面かかしてやる意味だとテツは言う。
 
タケは飛ばしの携帯を10台ほど購入して探偵事務所で盗聴器を仕込んでもらう。
まひろ、やひろ、が「処分品につき、プリペイド携帯激安」といった内容のチラシを作り二日後にテツが依頼した印刷屋からチラシと名刺が届く。
 
ホテルの部屋で待機していると予想通りセイリヤから電話があり全部買ってくれることになった。
指定された住所は突き止めたアジトのマンションだったので5人でテツが開錠した空部屋に入り込む。
盗聴器から聞こえてきた債権の回収に利用している複数の銀行口座をメモリ、
違法貸金業者を撲滅するため使用している口座を凍結する働きかけを行うが手数料100万を用意すれば一覧データーから抹消する内容の手紙を送る。
すると、すべて引き出して事務所にある金庫に集めることが分かった。
 
ヒグチとセイリヤが留守の時に有限会社 盗聴バスターズを名乗り不審な電波をキャッチしたので調べさせて欲しいと、やひろ以外の4人は訪ねる。
外を調べるフリをしてテツは予め調べてあった留守である隣の部屋を開錠する。
タケやまひろは調べるフリをしてタイマー付きの火薬を仕込んで行き、
金庫の中に盗聴器が隠されている可能性があることを伝え鍵を開けさせる。
貫太郎は拳銃(空気銃)を取り出し引き金を引くと仕掛けた火薬が爆発し本物だと思わせ金をバックに入れさせる。
予定通り、まひろが金が入ったバックを横取りして逃げ隣の部屋に逃げ込み、やひろが隣にある背が低いビルの屋上で赤いインクまみれで横たわった。
救急車をよんだとタケは言い金融業者が事務所に戻るのを見て5人は玄関ホールまでやってきた。
 
成功したかに見えたが玄関ホールにセイリヤとヒグチがいた。
プリペイド携帯があまりにも安いのですぐに盗聴器だろうと勘付いたヒグチはタケの特徴を伝え何か仕掛けてきても騙されたフリをするよう仲間に伝えていたのだ。
しかし、事務所に連れ戻された5人だったが、
散々脅されていたヒグチの顔を忘れるはずがないので明らかに別人だとタケはすぐに分かった。
タケを脅していたヒグチは長い刑期を終えたあと刺されて死んでおり、ここにいるヒグチは弟だった。
組織を潰して刑務所に送ったタケに報復しろと言われヒグチ弟はタケを狙っていたのだ。
しかしヒグチ弟は、ただの遊びで本気で命を狙っていたわけではなく見せ物を楽しんでいただけだった。
面倒だし忙しいからと5人を解放したのだ。
 
別々に暮らすようになってから数カ月後、タケは郵便受けに入っていたハガキを見て、
やひろ、まひろ、貫太郎がそれぞれ職を見付け真面目にやっていることを知る。
3人が仕事を始めトサカの生まれ変わりが現れタケ自身も逃げずにヒグチと戦い作戦が失敗したことで狙われないことを知りすべてがうまくいったと考えていた。
 
よく出来ている、とてもよく出来ている。
 
<結末>
 
すべてはテツが計画したことだった。
テツはただの詐欺師であり、まひろ、やひろ、の父親だった。
テツは詐欺師をしていることが妻にバレてしまい家を出るが15年ほど経ち肝臓癌になってしまった。
死ぬ前に瑠璃江に会いたいと思い調べるとヤミ金の取り立てに苦しみ自殺したことを知った。
探偵を雇い、まひろ、やひろ、そして瑠璃江を死に追いやった人物は詐欺師のタケだと分かるが望んでしたことではなく後悔に苛まれ送金していること知った。
 
テツは刑期を終えたヒグチが建設会社を立ち上げ成功していたので取り込み詐欺をふっかけて6千万を手に入れた後、タケに近付いて仲良くなり娘2人がタケを許して再出発をするには同居させてタケの人となりを十分に知ってもらう必要があった。
詐欺で手に入れた6千万で売れない劇団員を雇いマンションも借りて金融業者の役をやってもらったのだ。
またトサカも頭の毛だけ染めていたので今現在生まれ変わりだと信じ可愛がっている猫はトサカだったのだ。

テツの計画はすべて大成功に終わったのだ。

 
< 東野圭吾 百夜行 >