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映画<ネタバレ・あらすじ>本

「危険なビーナス」(東野圭吾) < ネタバレ あらすじ >  (後半)~事故死ではなく殺人だった16年前の真実、そして楓の正体とは?

 

完全ネタバレになりますので読んでいない方はご注意ください。

 

危険なビーナス(東野圭吾) 前半はこちら

「危険なビーナス」(東野圭吾) < ネタバレ あらすじ > (前半)~複雑な家庭環境で育った伯郎の前に突如現れた女性の正体とは? - へぇ~♪そうなんだ~♪

 

< ネタバレ あらすじ >危険なビーナス (後半)

 

伯郎の母・禎子と佐代は高校の同級生でした。

一清が脳腫瘍で錯乱状態に陥り暴れることもあると知り当時康治が脳に電気を流し痛みを抑え精神的な疾患を改善する研究をしていた事もあり佐代が引き合わせたのでした。

伯郎は動物実験にされた猫を思い出し、これは人体実験だと気付きます。

勇磨が矢神家の当主となれるよう後ろ盾になるため養子になった佐代は結果的に明人がまだ相続していない事に対して不満はないのかと尋ねたところ禎子は貴重なものを康治から貰っているから充分だと返答していた。

康之介の遺言状内容は佐代が財産の分散を防ぐために希望した事だと知り伯郎は佐代や勇磨からしたら明人は邪魔な存在に違いないと思います。

百合華(姪)が共通の友達何人かに連絡しても楓を知る者が1人もいないから変だと言っていたことや助手の元美から”あのような女性は気を付けた方がいいですよ”と言われた事を思い出します。

伯郎は病院を訪れ家が存在する理由と禎子に渡した貴重なものとは何かを尋ねたが康治が口にした言葉は「明人…恨むな」だけだった。

 

康治が持っていた絵(フラクタル図形を描いたもの)と同じ絵をネット上で発見し調べるとブログを投稿したのは仁村香奈子でフラクタル図形を描いた者は香奈子の今は亡き父親・伊勢藤次郎であり生前、矢神康治にはお世話になっていた事が分かります。

藤次郎が交通事故で脳に損傷を受けてから奇妙な絵(フラクタル図形)を描くようになり後天性サヴァン症候群の研究のため康治が訪ねてきたという。

伯郎は一清の時と同じ脳への電気刺激治療、人体実験だと気付きました。 

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楓が勇磨に誘われて食事しに行くと知り伯郎は酒は飲まず帰ったらすぐに連絡するよう伝えたが朝まで待っても連絡がこないのでイライラしていると元美から”連絡つかないようですね”と声を掛けられます。

惚れやすい体質で態度にすぐ出るから簡単に分かると言われ伯郎は恥ずかしくなるが実は弟が行方不明で失踪した原因を探るため楓と行動していると打ち明けました。

楓が病院を訪れたため怒りをぶつけようとしたが楓の隣には勇磨が立っていた。

明人失踪を知り楓からすべてを聞いた勇磨は黙っているから後天性サヴァン症候群の研究にビジネスとして一枚噛ませてもらおうと近付いてきたのだ。

 

人為的に天才脳を作り出す事ができる画期的な発明だが康治は発表していません。

康治の研究資料は牧雄が持っているに違いないと思い勇磨と楓を2人きりにさせたくない伯郎は同行するが研究資料が行方不明だと分かります。

意図的にサヴァン症候群を引き起こすことが可能であり生まれつきの場合は知的障害を抱えるが後天的ならば回避できる。

研究にブレーキをかけるため違法性の高い人体実験を進める康之介には隠し一清が亡くなってから動物実験に切り替えたがある時から研究から一切手を引くと言いだしたのだ。

 

伯郎は研究資料は禎子の実家にあると確信し勇磨と楓と一緒に向かいます。

 

<    結末   >

 

禎子の実家の屋根裏から康治の研究資料が見付かる。

帰りの車の中で伯郎は前に訪れた時に屋根裏を探していたため気になって引き返すと叔父の兼岩憲三(順子の夫)がいました。

一清が最後に描いた絵「寛恕な綱」は”ウラムの螺旋”とは違い曖昧なところがなく完璧な法則性を持っていた。

素数の分布に法則性があることを示し人類にとって大変なことであり数学に人生をかけてきた憲三は禎子によって処分されたと思っていた「寛恕な綱」が明人から写真を見せられ存在していると知りました。

禎子によって隠されたとすれば実家だろうと思い順子が持っていた鍵で侵入するが禎子に見付かり争っているうちに頭をうち死んでしまったのです。

伯郎は康治の研究資料が欲しいだけで探しているのは絵ではないと思い屋根裏に隠したのです。

伯郎は幼い頃に襖を穴だらけにした事を思い出し調べると図形が表れるが憲三がガソリンをまいて火を点けており焼けた天井が崩れかけていた。

”絵なんかどうでもいいから逃げよう”

伯郎の腕を掴んだのは失踪した明人でした。

 

康治が亡くなれば遺産は数学の才能ある明人のものになるため先に手に入れようと憲三はインターネットを通じて拉致、監禁してくれる人を探した。

しかし警視庁サイバー犯罪対策課が動き拉致監禁の狂言に協力するよう言われた明人は母親の死とどこかで繋がっていると思い承諾したのです。

真実を究明するには身内に深く入る必要があったため女性捜査官を明人の妻として潜入させたのです。

楓は女性捜査官であり、それに気付いた勇磨はただの協力者だったのです。

 

明人はサヴァン症候群の報告書の最後に書かれた”不幸な天才より幸せな凡人を増やしたい”を読み、これは父親の遺言だと受け止め勇磨にはビジネスに使うのを諦めてもらいました。

康治が口にした”背負わなくていい”とは絵のことであり”恨むな”はウラムのことだったのです。

手島伯郎は養子に入り池田伯郎として院長の座につくと楓が飼うことになったミニブタを連れてやってきました。(終)

 

「レイクサイドマーダーケース」<ネタバレ・あらすじ>~子供受験のために殺人を隠蔽?~ - へぇ~♪そうなんだ~♪