作品情報・キャスト
ジェイソン・ステイサム演じる殺し屋ビショップが仕事のため親友を殺してしまい、その息子スティーブを弟子にした「 メカニック 」の続編。
引退して静かに暮らしていたが元同業者から依頼が届く。自分を恨むクレインを警戒して逃走するが出会った女性が人質に取られた事で引き受ける事になってしまうが・・。
ネタバレあらすじ/メカニック:ワールドミッション
凄腕の殺し屋だったアーサー・ビショップは今は足を洗いブラジル、リオ・デ・ジャネイロでのんびり暮らしていました。
船で暮らしているビショップは防犯装置を作動させ飲みに出掛けると見知らぬ女性から声を掛けられます。
「やっと見付けた。事故に見せかけて3人を消せ。依頼を受けないならボスが当局に生きていると密告する」
ビショップは彼女の写真を撮り「俺に構うなと伝えろ」と言って彼女のボディーガードを始末し逃走しました。
誘導
パソコンで照合すると彼女のボスが共に殺し屋として育てられたクレインだと分かります。
ビショップはタイ南部リペ島に向かいコテージを運営するメイと再会します。
宿泊する場所は昔のままであり床板を外し取り出したバックの中には多数の偽造パスポートと銃が入っていました。
クルーザーで男から暴力を受けている女性を目撃したメイは助けるようビショップにお願いします。
ただの痴話喧嘩だからほっとけと口にするがメイが行きそうになったので仕方なくビショップはボートで近付きクルーザーに乗り込みます。
男が銛を向けてきたので掴みかかって押し倒すと後頭部を打ち付け死んでしまいます。女性ジーナを救出しビショップはクルーザーごと燃やして始末するがジーナの携帯に自分の写真があるのを見付けます。
また殺してしまった男がクレインの部下だと分かりビショップは「目的は何だ!」と銃を突き付けます。
目的
ジーナは「彼に虐待され島へ逃げ込み、ビショップを誘い出す」のが役目でした。カンボジアで人道主義活動をしていたがクレインの部下ジェレミーに職員が殺され皆殺しにすると脅されていたのです。貧しい子供達が危険だとしてジーナは従っていたのです。
ボートの2人は見張り役だと気付いたビショップはジーナの手を握り親密な関係のように見せます。
ビショップはギャングに売られ少年兵士の訓練を受け殺し屋となりました。ビショップだけが逃げたため一緒にいたクレインは責められ拷問を受けました。きっと復讐のつもりだろうとジーナに伝えます。
巻き込んでしまった事を謝罪するジーナはビショップの心内が分かりそっと抱き締めました。
体を重ねたビショップは父親の形見である時計をジーナの手首にはめ補給船で逃す手配をするが翌朝誘拐されてしまいます。
実行
ビショップはクレインがいるタイ・バンコクに飛びます。
「3人を事故に見せかけて暗殺せねばジーナは救えない」
大量殺人犯の将軍クリルは現在マレーシアの刑務所にいるアフリカの武器商人。刑務所は110キロ沖で崖の高さは100メートル以上、侵入も脱獄も成功例がない場所でした。
ビショップは犯罪を犯して刑務所に侵入するとクリルが刑務所内で命を狙われている事を知ります。ビショップはクリルを救い信頼を得ると食事に招待されました。
そこで首を棒で押さえ付け圧迫死させたあとガムとタバコの中に隠していた材料を合わせて爆破させ開いた壁から脱出しました。
GPSを飲み込み海にダイブするとクレインの手下が迎えに来ました。
都会の中心部に位置する高層ビル最上階に住むエイドリアン・クックは鉱業界の大富豪。
ヘリコプターでシドニーに降り立ったビショップはクックが住む下の部屋に侵入し外窓をよじ登ります。クックが屋上プールに入った時に底に穴を開けて部屋に戻ります。クックは最上階のガラスプールが崩壊して落下して死亡とニュースに流れました。
仕事を終えるたびにジーナの安全を確認するためテレビ電話を繋いでもらっていたがジーナが船番号を映しているのに気付きます。
港湾局に電話しヨットに当て逃げされて番号を控えた事を伝えると常泊地がシドニー港の第7埠頭だと分かります。
結末
ビショップはヘリコプターで近くまで行き海に飛び降りて船に侵入します。一人一人確実に始末するがあまりにも護衛の数が多く捕まってしまいます。
次裏切れば間違いなくジーナを殺すと言われビショップは武器商人マックスがいるブルガリアへ飛びます。
大陸間弾道ミサイル装備のUボートがある敷地に侵入したビショップはマックスに話を持ちかけます。
マックスはUボート爆破と同時に海にダイブして潜っていたビショップが酸素ボンベを渡され死んだように装いました。
ビショップは「ヴァルナ北の埠頭へジーナと来い」とクレインに伝えます。ニュースを見ていたクレインは死体を確認しに行くようジェレミーに命じるがビショップはそれを読み罠を仕掛けていました。
カメラでジェレミー達が全滅したのを確認したクレインはビショップがやってくるはずだと警戒しジーナを目立つところに立たせます。
海底から近付き船に侵入したビショップは大勢の護衛をたった1人で始末していきます。
クレインは爆弾をタイマー起動させます。ビショップはジーナと再会するが爆弾に気付きジーナ1人を脱出させます。
ヘリコプターで脱出しようとするクレインを捕まえ船で格闘します。クレインをチェーンでぐるぐる巻きにして動けないようにするが船は爆破しました。
カンボジア プノンペンで子供たちと触れ合うジーナはメイに給水器を贈ってくれた感謝の手紙を書き終え顔を上げるとビショップの姿を目にします。
ビショップとジーナは互いに微笑みました。その頃マックスは爆破した船には錨鎖を収納するための独立した補強室があるのを調べ上げビショップはうまくやりやがったと笑みを浮かべました。終