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むかし僕が死んだ家(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ> (後半)~「私」と「紗也加」が死んだ家とは?衝撃の事実!

 

完全ネタバレです。ご注意ください。

 

<前半>

むかし僕が死んだ家(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>父親の遺品から謎の地図と鍵が!幼い頃の記憶を取り戻すため向かう(前半) - へぇ~♪そうなんだ~♪

 

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

むかし僕が死んだ家 (講談社文庫)

 

 

<ネタバレ・あらすじ> 

むかし僕が死んだ家(後半)

 

両親の部屋から父、啓一郎が中野教授宛てに書いた手紙が見付かります。
この手紙と日記に書かれている事を整理するとこの家には三人の家族が住んでいて、
御厨夫妻、長男、そして運転手とお手伝いさんが結婚して生まれた沙也加の家族です。
長男には自分と同じ法律家の道を歩ませようとしたが失敗、やがて祐介が生まれ、長男は教師となり結婚するが2年で妻が病死しています。
その後、再婚するが賭博に手を出し莫大な借金を抱え退職し妻もいなくなり啓一郎が死んでから長男が家に戻り虐待が始まったとゆう事が推測できます。
 
法律一家が過ごす場所としては不便であり、どうしてこんな場所に家を建てたのか?不思議に思います。
紗也加の悲鳴が聞こえました。
黒い花瓶、緑のカーテン、暗い部屋にいた事を思い出したそうですが、そんな部屋は何処にもありませんでした。
彼女は何かに怯えているように見えました。
 
家族健康カードが書かれたものを見付け啓一郎はO型である事が分かります。
佑介の日記には学校で身体測定があった事が書かれており佑介はAB型と書かれていました。
手紙や日記を読みかしてみると、
啓一郎の手紙には佑介の事を息子とは一度も書かれていない事に気付き、二人目の子供の話から勝手に佑介には兄がいると私は決めつけていました。
私は自分が学生の時に育ての親に対して、おとうさん、おかあさん、と呼ばなくなった事を思い出しました。そして佑介は長男の息子だと気付きました。
 
長男が最初に結婚した時に生まれたのが佑介であり祖父である啓一郎が引き取っていたのです。

幼い頃から祖父母に育てられてきたから祖父を「おとうさん」と呼ぶようになったのだろうと理解できました。

啓一郎の期待は長男から佑介へと移ったのです。

佑介の日記から長男の事をダメな奴だと叩き込まれ佑介から長男を遠ざけようとしているのが分かります。

やがて父親として戻ってきたが子供から嫌われ軽蔑され虐待が始まったのだろう。

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観測記録用紙を見付け読んでいると水星を観測した記録が書かれていました。

この家から方角的に不可能な事が分かり今のこの家は建て替えられたものではないかと考えました。

見付かった花瓶などは焼けたような跡があり火事によって家は燃えてしまい、佑介は亡くなってしまったのではないだろうかと思いました。

そして紗也加がうっすら覚えている事でどこかの家のレプリカであり、この家はお墓で紗也加の父親は墓参りをしに来ていたのだと分かります。

十字架が取り付けられている事もこれで納得します。
「佑介、安らかに眠れ」と書かれている十字架を見付け地下室にも同じような十字架がある事に気付いた時、私は嫌な予感がしました。

行ってみると私の嫌な予感は的中しました。

 

帰ろうと言ったが紗也加は金庫を開けない事には帰れないと言いました。

私はコンビニへ出掛けて戻ると金庫は開いていました。

彼女は火事のあった佑介が亡くなった日付と時計が止まっている時間のダイヤルを回したら開いたと言っていました。

中には警察からの手紙が入っており、

無理心中をはかって佑介と実父が死んでしまった事が分かりました。

火事のあった日、夫人の事を動物園で見掛けたという通報がありましたと最後に書かれていました。

 

私は聖書の中に動物園のチケットがあった事を思い出し見て見ると、大人・子供、一枚づつのチケットが入っていました。

彼女は火事とは関係ないのになんでこんな事が警察からの手紙に書かれているのか考えている時に思いだしてしまったのです。
自分が夫人と動物園にいた事を、そして焼けた家跡を見ていた事も思いだし私に聞いてきたのです。

十字架の横には名前が書かれていたのでは?そこには「さやか。安らかに眠れ」と書いてあったんじゃないか?と。

もう隠す事は出来ませんでした。

 

彼女は過去を思い出したのです。

自分の名前は御厨久美でチャーミーと呼ばれていた事、そして佑兄ちゃんと呼んでいた事を。
夜中、父親から性的虐待を受けるたびに夜になるのが怖かった事、そして焼けた家を見て佑介が死んでしまった時から記憶を無くしていた事を。


佑介はあんな奴うまく殺してやると言っていたが自分も不運で死んでしまい、そして紗也加もその火事で死んでしまったのだ。

死んだのは御厨久美・チャーミーであるが生きている事にされたのだ。

娘が記憶を亡くしているのも倉橋夫妻には幸いしチャーミーを紗也加として育てたのです。

御厨夫人は兄と父親が無理心中のような形で焼死したとなれば娘の将来に良くないと考えたのです。


私は自宅に帰り御厨家について調べると「横浜で民家全焼、父子三人逃げ遅れる」という記事を見付けました。
やはり予想通りレプリカだったのです。
御厨夫人はいずれ紗也加に本当の事を話すつもりで大事にすべて保管してたのではないだろうか。
彼女が彼女自身の死体を見付けるためのものだった。

 

私も自分が住んでいた家を思い出しました。
育ての親と一緒に住んでいたあの家の事を。
私も古いあの家で死んでいるのではないだろうか。
子供の頃の私はあの家で死んで、迎えに来るのを待っているのではないだろうか。


彼女から葉書が届きました。
彼女は離婚し晴海は相手が引き取ったそうです。
手紙には倉橋紗也加という名で書かれていました(終)

 

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