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映画<ネタバレ・あらすじ>本

ナミヤ雑貨店の奇蹟(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ> 過去と未来が繋がる不思議な雑貨店!

 

完全ネタバレですのでご注意ください

 

最初間違って短編集を買ってしまったかと思いました。

そして、「あれ、東野圭吾だよね?」と読んでる途中に確認してしまいました。
それぐらい東野圭吾っぽくない印象を持ち、また新しいジャンルを見た気がします。

人と人が次第にゆっくりと細い糸で繋がっていきます。
読み終わった時には映画で話題になったバック・トゥ・ザ・フューチャーを思い出しました。

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

 

 

 <ナミヤ雑貨店の奇蹟>

ネタバレ・あらすじ(東野圭吾)


児童施設「丸光園」出身である、敦也・翔太・幸平の三人は悪徳社長の家に強盗に入った。
帰りに盗難車が動かなくなり、近くにナミヤ雑貨店という廃屋があった事を思い出した三人は朝までそこにいる事にしたのだが、
廃屋であるナミヤ雑貨店の郵便口に差出人「月のうさぎ」から封筒が届いたのだ。
婚約者の男性が重い病という事で側にいたいが彼はオリンピックを目指してほしいというので悩んでいるといった内容だった。

このナミヤ雑貨店は過去と繋がっており悩み事が郵便口に届けられ返事を書くと牛乳ポストに届く不思議な物語。
この事はすぐに判明します。
ナミヤ雑貨店、店主の波矢雄次が悩み相談を受け持ち返事は牛乳ポストに入れておくといった記事が古い雑誌に書かれていたのだ。
返事が届くのが早過ぎたり中にいると時間が止まってる事に気付いた三人はすぐに理解する。
また相談してきた相手が携帯電話を知らなかったりしていたのだ。

悪事をはたらいた三人だが相談事に一生懸命考えてる姿がなんかクスっとしてしまい少しほっこりします。

「月のうさぎ」の好きな音楽や最近みた映画からどうやら日本が出場をボイコットした年だと分かり、
どうせ頑張ってもオリンピックに出れないから婚約者の側にいるよう返事を書いたのだが最後にはもう返事は結構ですと言われ、
一生懸命考え返事を書いた三人はいじけてしまうが最終的には感謝されることになる

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「魚屋ミュージシャン」からの相談は、
プロのミュージシャンを目指すか魚屋を継ぐかで迷ってる内容。
三人はそんなの趣味にしておいてさっさと魚屋を継げと返事を書き限界を感じていた松岡克郎は継ぐ事にするが、
最後にナミヤ雑貨店の前で作曲した「再生」をハーモニカで吹いた。
結局父親から継ぐ事を反対されプロのミュージシャンを目指した彼は列車の中でナミヤ雑貨店の手紙を見ると今まで反対されていたのに、
「あなたの曲はひとを救う、無駄にならない」と書かれていた。
それは何故か?
松岡克郎[魚屋ミュージシャン]は施設の「丸光園」で「再生」を演奏してセリという女性が気に入る。
夜、丸光園で火事になってしまい松岡はセリの弟を助けようとして自分が死んでしまうのである。
何年か経ち天才アーティストとなったセリは弟の命の恩人でもある松岡の「再生」を歌っているのです。
なので施設出身でもある敦也・翔太・幸平は松岡がハーモニカで吹いた曲が「再生」だと気付きミュージシャンになる事を勧める返事を書いたのです。

 

ネット上に波矢雄次の33回忌に1日だけ相談を受け付ける記事がアップされ、

その日が今日である事に敦也・翔太・幸平は気が付いた。

自分が死んでから何十年先にも相談事が持ち込まれる夢を見た波矢雄次が、
自分の33回忌に相談窓口を1日だけ復活する事を知らせて欲しいと息子の貴之に頼み、
その貴之も胃癌で入院している時に子供の駿吾に父親の願いを頼んだのだった。
駿御は祖父から続いている伝言の約束を守るためネット上に書き込んだのである。

入院している波矢は1日だけナミヤ雑貨店に戻った。
自分の母親が無理心中をはかった事がわかり、自殺未遂をしてしまった丸光園の人から手紙があった。
この人は波矢が入院する前に相談があった「グリーンリバー」の娘である。
「グリーンリバー」川辺ミドリは妻子ある男性の子供を身籠ってしまいどうしたらいいか悩んでいた。
しばらくして無理心中をはかった記事を目にした波矢は自分が余計な事を言ってしまったのでは悩んでいたのだった。
波矢はその時、子供を幸せにする覚悟があるかが大事だという返事を書いたのだった。
自殺未遂をして入院しているところへセリが波矢の手紙を持って行き見せたのだ。
無理心中ではなく子供を幸せにする覚悟を持ったから産んだのでありあれは事故なのだとセリは説明する。
セリは自分の弟を助けるために死んでしまった松岡のためにも償い続け生きている。
そんなセリの言葉に勇気を貰い必死に生きて今現在、天才アーティストとなったセリのマネージャーをしているのだ。

波矢は最後に白紙で届いた手紙に返事を書いて人生を終えた。

「迷える子犬」からの相談。
会社で勤めているが夜ホステスもやっているという彼女は会社を辞めようか悩んでいた。
敦也はホステスをやっていた母親の男から暴力をうけていたために絶対に反対だったため、
バブルがくる事を教えそれを信じた「迷える子犬」は会社を経営し見事に莫大な富を得たのだ。
丸光園出身の「迷える子犬」武藤晴海は幼馴染の「月のうさぎ」北沢静子からナミヤ雑貨店で相談した話を聞き自分も相談したのだった。

現在の春美は社長として立派にやっているが弱者を簡単に切るような経営をしていた。
1日だけナミヤ雑貨店が復活する記事を読んだ春美はお礼の手紙を書こうと実家に帰ったのだが3人の男に強盗に入られる。
この3人とは敦也・翔太・幸平であり、その時、丸光園を買収してそこにラブホテルを建てる計画の噂があった。
そんなつもりはないと言う春美だが弱者を切る事は有名であり3人は信じなかった。
春美は丸光園の危機を救おうと必死でお金をためていたのだった。

強盗に入った女社長のバックの中から手紙を発見し読んでみるとそこには波矢宛のお礼が書かれた手紙が入っていた。
自分等がアドバイスをした「迷える子犬」がこの女社長だと気付いたのだった。
また試しに白紙の手紙を送った事があり波矢雄次から最後の手紙の返事が届いていた。
そこには白紙だったら今からどんな事でも描けると書いてあり3人は自主するのであった。

そして丸光園を作った園長の姉、暁子の恋人が波矢雄次でありすべてが「丸光園」と繋がっていたのです。終

 

 

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