作品情報キャストの紹介
調査のため外に出た研究員が消息を絶ち、痕跡をたどっていた研究員は大きな氷穴を発見して下へと降りると広大な空洞が広がっていました。
驚く彼らの前にやがて軍服の兵士たちが現われる。
ナチス残党が地下帝国を築きメンゲレ博士はヒトラーをサイボーク化して復活させようとしていた。
ネタバレあらすじ/ナチス・イン・センター・オブ・ジ・アース
南極クイーン・モード・ランド。
マークとペイジ、二人の科学研究員は標本採取の準備に取り掛かりニブルヘイム観測所に連絡します。
８万年前の菌が永久凍土に生きたまま冷凍保存されているため南極は科学者によって未開の地であり二人は何がでるか楽しみで仕方ありません。
しかし、穴を掘り始めるとすぐに金属層にあたり機械を止めて確認するとナチスマークが姿を現しました。
驚く二人の前にいきなりガスマスクを装着した者が数人現れ連行されてしまいます。
その頃、ニブルヘイム観測所では10年南極に住むレイスタッド博士が講義を行なっていました。
レイスタッド博士は歴代の責任者の中で部下を一番多く失っており、監視官のモス博士は彼の考え方を非難し言い合いとなります。
そこへ二人の研究員と連絡が途絶えた事をメイが伝えにきました。
研究員たちは現地に向かうと何かを引き摺って歩いたような足跡を発見し雪上車で移動するがペイジと恋人であるモス博士だけは歩いて先に進みます。
マークの叫び声を聞き個室に閉じ込められているペイジは涙を流します。食事が運ばれた時に隙をついて抜け出すが顔の皮膚が剥がされ寝かされているマークを発見します。
他にも犠牲者は多くペイジはここで実験が行なわれていると気付くがマークが立ちあがりガスマスクを装着した者たちと一緒に向かってきました。（向かってきたマークは顔の皮膚だけがマークで別人）
その頃、レイスタッド博士やモス博士たちは足跡を追跡すると大きな空洞を発見します。雪上車にロープを繋ぎ降りていくと地球の内部は空洞だという説が本当だと分かります。
大戦中、ヒトラーが探検隊を送りこんで捜索させドイツがここ一帯を占拠した噂があり、どうやらナチス残党が南極の地下に帝国を築いていたようだと分かります。
博士たちは何やら施設があるのに気付き中に入るが扉がしまり閉じ込められます。
死の天使と渾名された死んだはずのヨーゼフ・メンゲレが姿を現し「約束通りだな、レイスタッド博士」と言いました。
レイスタッド博士は10年前にこの施設に連行されたがメンゲル博士が60％もの体内骨格を取り換え蘇って存在しヒトラーをサイボーグとして復活させようとしており感化されたのです。
メンゲル博士は長年、重要な臓器や骨を他者のものと取り換えておりレイスタッド博士を生かしておいたのは彼が定期的に調達してくると約束したからでした。
ここにいる博士はそれぞれの分野で優秀な研究員であり残党の延命を手伝いナチス帝国が再び台頭するのを目撃するのだとメンゲル博士は言いました。
モス博士は拒否するがそこへ軍服を着たペイジが姿を現し「手伝わないと始末される」と言いました。
博士たちは「要求にさえ従えば助かる」と意見がまとまるがモス博士だけは1人でも悪に抵抗すると言います。
ペイジだけは仕方なく協力している様子がうかがえるが裏切り者であるレイスタッド博士は生き残るには手を結ぶしかないんだと言い放ちます。
被験者になってしまうメイ、被験者たちのエサにされてしまうアンジェラ、妊娠していたシルエはお腹にいる子を始末されてしまいます。
すべては細胞実験のため・・・
ついにサイボーク化したヒトラーが誕生しメンゲル博士は手を上げて「総統閣下！」と叫びます。
（まぁ～、ここまでは普通に見れましたが・・・この先からお粗末）
結末・感想
皮膚がもろくなってきたメンゲルは健康で丈夫な皮膚を手に入れようとモスを実験台に運ぶが恋人のペネスが助けに来ます。
ペネスはメンゲルの首を切り付けモスの拘束を解き二人は脱出を図ります。
生き残ったモスやペイジ達は脱出する前にマークを助けに行くが彼はすでに全身の皮膚が剥がされ手足がない状態でした。
殺してくれとお願いされペイジは泣きながら望みを叶えます。
ナチス残党と闘いながら逃走するモスとペイジは小型飛行機（どこにあったの？いつ見付けたの？）であっさりと脱出しました。
またヒトラーを乗せた飛行機は地上に出るがシルエが自らの命を掛けて自爆し墜落させます。（これも説明ないがレイスタッド博士と一緒に指令室にいたシルエが持つ棒状の物が光り爆発）
しかしサイボーク化したヒトラーは生きていました。
最後も意味不明でペイジがヒトラーをおちょくっている間にモスが背後にまわり何やらします。毒なのか何なのか分からないが液体がチューブを通ってヒトラーの鼻の中に入り死亡。ヒトラーは海の底に沈んでいきました。