映画「プリンセス トヨトミ」 ネタバレあらすじと結末/会計検査院が地下に潜る大阪国の秘密を暴く

 

作品情報とキャストの紹介

万城目学のベストセラーを綾瀬はるか、堤真一、岡田将生の共演で鈴木雅之監督が映画化。

会計検査院の3人は実地検査のため大阪を訪れると財団法人OJO(大阪城の歴史的遺産や資料を保存)が何かおかしいと気付きます。調査を進めるうちに地下に大阪国を築いていた事を知る。

◆松平元(堤真一)◆鳥居忠子(綾瀬はるか)◆旭ゲーンズブール(岡田将生)◆真田大輔(森永悠希)◆橋場茶子(沢木ルカ)◆長曽我部(笹野高史)◆真田幸一(中井貴一)

 

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ネタバレあらすじ/プリンセス トヨトミ

 

月曜日、

調査追求の厳しさから「鬼の松平」と恐れられている会計検査院第六局副長・松平元。

奇跡的な能力を発揮することから「ミラクル鳥居」と呼ばれる会計検査院第六局所属・鳥居忠子。

国家公務員1種試験をトップで合格したエリート、会計検査院第六局所属・旭ゲーンズブール。

3人は実地検査のため大阪を訪れると空堀中学校で男なのにセーラー服を着て虐められている真田大輔と遭遇します。

たまたま鳥居がトイレで立聞きした情報から不当事項を見付けた後、財団法人OJO(大阪城の歴史的遺産や資料を保存)を訪ねます。

人件費9957万(21名)と記載されており松平は経理担当の長曽我部にオフィスを見学させてもらいます。

何の問題もないと思われたがOJOの目の前にあるお好み焼き屋”太閤”で昼休憩を取ると出入りする者がいないため不審に思います。

そして携帯を忘れた松平はOJOを訪ねると先ほどまで働いていた者が1人もおらず、電話回線は繋がってなくデスクの引き出しの中はカラだった。

 

火曜日

OJOを訪ねるとすべてが元通りになっていました。

現場確認を行うため長曽我部に同行してもらい補助金の使い道を調査するが問題はないようでした。

”太閤”の主人・真田幸一の息子は空堀中学校で虐めを受けていた大輔でした。

大輔は蜂須賀組長の息子・勝に虐められていたが両親を亡くした幼馴染の橋場茶子がいつも守っていた。

大輔の母・竹子は男なのにセーラー服を着ているから面倒な問題に巻き込まれるのだと言いました。

 

水曜日

松平と鳥居が空堀中学校を訪れると虐められている大輔が茶子には手を出さないでほしいと土下座していた。

勝は蜂須賀組の大門を取って来たら茶子には手を出さないと脅していました。

鳥居が仲裁に入るが松平は空堀中学校の立ち入り禁止の扉がOJOの扉とそっくりな事に気付きます。

大阪城に繋がっている抜穴だと噂があり調べると1615年に豊臣家の象徴である大阪城が炎上し秀吉の血を引くものは容赦なく殺され破滅したはずだが生き残り・国松がいたのです。

OJOが嘘をついていると確信した松平は訪れ封鎖されている扉を見せて欲しいと願います。

長曽我部は拒否すると、そこへ太閤の主人・真田幸一が現れ案内してくれました。

扉の先は長い地下通路になっており国会議事堂と同じ設計の大阪国に到着しました。

真田は大阪国総理大臣であり国松の血を継ぐ王女(OJO)=茶子を大阪国が守っていた。

王女の身に何かあった場合、男は立ち上がり女は送り出し帰りを待つのが決まりだと言います。

 

木曜日

徹底的にOJOの過去の調査報告書をすべて洗い出し法人登記を行った際の記録を調べる旭。

太閤で開店から閉店まで居座る鳥居。

国松を調べる松平だが何が真実か確証が持てずにいました。

 

結末

 

金曜日

大輔が蜂須賀の大門を取ろうとしていると知った茶子は自分の身は自分で守れるため自ら鉄バット片手に乗り込みます。

しかし鳥居は茶子が王女とは知らずタクシーに押し込み拉致します。

父親からすべて聞いた大輔は茶子のために立ち上がり蜂須賀組を襲撃し大門を投げつけると道路を歩いていた勝に直撃しました。

茶子が鳥居に拉致されたのは松平が指示したものだと勘違いした真田は大阪国民OJOを大阪城と大阪府庁に集めます。

この光景をずっと見たかった旭は大阪国の人間であり検査リストにOJOを入れたのもOJOに松平の携帯を落としたのも彼でした。

旭は明治維新を資金面で支えた大阪は政府に独立を認められたのに400年経っても日本国の属国にすぎない事が我慢出来なかったのです。

大阪府庁を訪れた真田に会計検査院は決して大阪国を認めないと松平は言い財団法人OJOへの年間5億の国庫支出を不適切な者だと判断しました。

大阪国の人間と認められるのは死が迫った父親から地下の議事堂に連れて行かれ豊臣家の末裔の話を聞かされてからだ。

鳥居、茶子、大輔が大阪府庁に駆け付けた時、松平に銃弾が飛びます。

35年前、大阪城に人が集まっているのを記憶している松平は大人になって死ぬ直前の父親から大阪に来てくれと必死にお願いされていた事を思い出していました。

自分も大阪国の人間だと気付いた松平は病院のベッドの上で大阪国なんて知らないし何も見ていないと伝えました。

 

土曜日

大阪府庁の前で真田は勝利を宣言し大阪国の人々は喜びました。

松平は最後に父親に会いに行かず、地下通路を歩けなかった事を後悔していました。

 

 

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