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映画<ネタバレ・あらすじ>本

レッドクロス〜女たちの赤紙~<ネタバレ、あらすじ>(後半)戦争によって日本と中国に引き裂かれた親子の感動の再会

 
 <前半>はこちら
 

<ネタバレ・あらすじ>

レッドクロス~女たちの赤紙 (後半)

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博人と離れて8ヶ月が経っていた。
亘の遺骨を手に千振に帰ったが千振開拓団村はソ連軍に襲撃され絶滅状態でした。

博人がハルピンの開拓村へ行く列車に乗る事が分かり急いで向かうと自分を呼ぶ博人の声が聞こえた。
希代は列車に乗れなかったが窓越しにいる博人に必ず後で行くからハルピンで待っているよう伝える。 
しかし博人たちを乗せた列車が出発した後、ソ連の進軍を遅らせる為に関東軍によって線路や駅を爆破されてしまった。
それは1945年8月10日、終戦をむかえる五日前だった。

佳木斯病院もソ連軍の襲撃にあい逃げ遅れた溝口少佐、救護看護婦たちとハルピンに向かう。
避難民と合流するがソ連戦闘機からの攻撃があり大竹は希代を身を呈して銃弾から守り死んでしまいます。
 
ハルピン陸軍病院に辿り着くと襲撃を受けた痕だったが、そこにいた婦長から日本が全面降伏した事を知る。
溝口少佐は戦勝国からの仕打ちに恐れ女性たちに青酸カリを配り敗戦の責任を取ろうとするが、
「戦争が終わった事は喜ばしい事だ、本当に責任を取りたいのなら我々を無事に日本へ帰還させる事だ」と希代は説得した。

ハルピンで待っていた博人と従兄の大地だったが希代を心配して千振に向かってしまう。
その途中、溺れている人を助けるがその人は大地主の楊でこれから日本人は中国人からもロシア人からも狙われるからと匿ってくれる事になった。
そこは希代がいるハルピン陸軍病院から10キロ離れた場所で中国人、楊希邦として博人は暮らしていたのだ。

ハルピン陸軍病院には開拓団村の難民が流れ着くようになり食料を仕入れるため溝口たちは農場に行くが中国人に襲われてしまう。
逃げる途中に日本語を話す希代と同じお守りをぶら下げる幼い中国人に助けられ父親である楊を紹介してもらい大量の食糧を持って帰る事が出来ました。
 
博人が生きていると知った希代は会いに行こうとするがロシア軍が侵攻してきます。
ハルピン陸軍病院では溝口少佐が地下に女性達全員を隠すが急病人が出た事で見付かってしまい、
ハルが連れて行かれるのを止めようとした婦長が撃たれハルが辱めを受けることになってしまった。

ロシア兵は何事もなく去っていったがその後、中国共産党軍がやってくる。
報復を恐れた日本兵は自決し看護婦の中にも辱めを受けるぐらいなら と溝口から手渡された青酸カリを飲む者もいた。
だが共産党兵は避難民を解放する変わりに希代たち救護看護婦に協力を求めてきた。
国民革命軍と共に戦い時期が来たら希代たちも解放すると約束し希代たちは受け入れた。
 
共産党軍の同志として中国全土をわたる旅が始まるが、
共産党軍は休暇も物資も食料も平等に与えてくれて日本医療技術を尊敬していた。
長い旅を終えハルピン近くの阿城に病院開設のため辿りついた希代は休暇を利用して
博人を匿ってくれているハルピンの大地主、楊を訪ねる。
共産党は労働者と農民の組織という信念で資本家や地主への弾圧を強め地主である楊とその家族は処刑されていた。
 
中国共産党の思想に感化されていくものが増え、
博人と大地は南下して五家の街に辿りついていたが優しそうな女性に声を掛けられ付いていった場所は過酷な労働をさせられる場所だった。
希代が生きているかも知れないと情報を仕入れ脱走をはかり大地は背中に刃が刺ささりながらも博人を逃がしたのだ。

博人は共産党軍の病院を訪ねまわり阿城に辿りつくが人民解放軍に入れば食事はあると共産党兵の呂にスカウトされる。
希代と離れる時に渡された虎の刺繍が入ったお守りを目にした呂から、
同じものを見に付けていた人が中華人民共和国が建国された日に日本に帰れると祝杯をあげていたと聞かされる。
博人は母親に捨てられたのだのだと勘違いして人民解放軍に入る。

やがて朝鮮戦争が始まりアメリカなどの資本主義諸国が韓国に援軍を送り、
中国は共産主義国家、北朝鮮に援軍を送るがその中に15歳になった博人もいた。

この戦争による負傷兵の救護をしていた希代たちは日本から帰還要請があり共産党兵は日本人を解放する。
希代は博人を置いて日本には帰れないと強く感じるが強制的に日本へ帰され佐賀に戻った。
それは1953年、初めて満州に渡った日から20年が過ぎていた。

5月、希代はふたたび赤紙を受け取り福岡の国連軍病院で米軍や韓国兵の救護にあたっていた。
その中には紛れて中国兵もいたが、
「敵味方関係なく命を助けるのが赤十字の博愛精神」と受け入れた。

幼い頃の博人が大竹に治療された傷跡とそっくりな中国兵を見付ける。
 
「楊希邦という名を知りませんか?」

「何故、その名前を?」

「私が楊希邦の母親です、博人の母親です」と涙で訴える希代。

しかし自分を捨てたと思って恨んでいた博人は、
「博人なんていう名前は知らない、俺の名前は楊希邦だ」と怒鳴り追い返してしまう。

博人は今までのすべてが書かれた希代の手紙を読み希代が帰国したのは2ヶ月前だと知りすべて誤解だったと涙する。

中国に強制送還される博人の首には希代が持っていた虎の刺繍が入ったお守りがぶら下がっていた。

レッドクロス2


博人は軍医として働いている事を伝え互いに涙する。
中国に戻った博人は医者になり多くの患者を救い希代は看護婦を続け日本赤十字社の重責に就いた。

1972年、日本と中国の国交が回復、二人は晴れて再会を果たしたのだった。終
 
 
※涙なしには見れない作品ですね。
 主題歌・Yae「名も知らぬ花のように」は耳するだけで涙が出てきます。
 是非、聴いてみてください。
 
 
< 出口のない海 >