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映画<ネタバレ・あらすじ>本

流星の絆<東野圭吾><ネタバレ・あらすじ> (前半) 14年前の出来事・詐欺行為、戸神行成との出会い、容疑者を発見

 

完全ネタバレですので読んでいない方はご注意ください

 

流星の絆 (講談社文庫)

 

<ネタバレ・あらすじ> 流星の絆 (前半)

 

<14年前>

真夜中に親に見付からないよう二階の窓から外へ出る小学生の三兄妹(功一、泰輔、静奈)。

功一と泰輔は父(幸博)の子供で静奈は母(塔子)の娘だが二人は結婚手続きをしていませんでした。

静奈の父親と思われる人物は認知しないかわりに静奈が成人するまで一定の額を塔子に支払う約束をしていたため、このお金を目当てに結婚手続きをしなかったのです。


ペルセウス流星群を見るため一台の自転車で三人乗りし丘の上まで走らせブルーシートを敷き三人で寝転んでいるとまだ1年生の静奈は寝てしまいます。

天気が悪く予想通り流星が見える気配すらなかった。

雨が降り始めたので急いで帰ると血まみれで倒れている両親の姿を発見します。

 

洋食店「アリアケ」の有明夫妻が刺殺された。
この事件の担当となった柏原と萩原は三日前にも「アリアケ」でハヤシライスを食べていた常連客でもあった。

放置されていたビニール傘が家族のものではないという事で調べてみると指紋は拭き取られていました。また泰輔の目撃情報を頼りに似顔絵を作成して捜査するが犯人と思われる人物は見付けられないでいました。

有明幸博は博打好きで周囲の人物に金を貸して欲しいと相談していた事が分かる。また事件直前に200万引き出されていたが行方が分かりませんでした。

 

<~6年後~>

高校三年になった功一は、あの日と同じように夜中に獅子座流星群を見に行き、
「あの事から逃げてはいけない、誰も助けてはくれない、あの日に戻ってやり直そう」と泰輔・静奈に告げる。

 

< 現在 >

静奈が施設を出たばかりのころ資格商法に引っかかってから三人は詐欺行為を始めるようになっていた。

親は殺され家を売った金は親戚に取られ、功一も働いていたデザイン会社の経営者が多額の借金を抱え逃げてしまい責任を取らされる羽目になってから騙す側になって生きて行こうと決心したのです。

作戦を功一が考え、泰輔と静奈が実行役、静奈は美貌を武器に男の心を掴む能力があり泰輔は変装の能力があった。


冷静な功一は、今に捕まるから次を最後にしようと言います。
最後のターゲットは洋食チェーン店「とがみ亭」の御曹司・戸神行成であり宝石を一千万で買ってもらう計画をたてた。

ワインの試飲会で偽名を使い浸入した高峰佐緒里(静奈)と春日井健一(泰輔)は、

戸神行成がいる事を確認するとわざと「とがみ亭」が美味しかった話をする。

すると計算通り行成が話しかけてきた。

社交辞令でない生の声を聞けるのはラッキーだという行成に対して佐緒里はもう一度お店に行き確認してから報告させていただきますと言いました。

春日井は宝石会社の名刺を使いうまく挨拶をかわし佐緒里は自分はまだ学生だと話した。

 

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後日「とがみ亭」に行った佐緒里は店の作り、照明の角度、料理の感想などを功一の言われた通り述べた。こちらのペースに持ち込めた事を確信するが罪悪感のようなものを感じていました。

新しくお店をオープンするにあたって全権を任せられた行成は目玉のメニューはハヤシライスにしたい考えを佐緒里に熱心に話しだした。

オープンする時はそのお店のオリジナルのハヤシライスを完成させるのが条件だったがコース料理にして最後に元祖「とがみ亭」のハヤシライスを出すのを売りにしたいと考えているようだった。

ハヤシライスの試食会に誘われた佐緒里は次に会う約束ができたことを喜ぶが向かえに来てくれた泰輔が「あいつだ、親父たちが殺されたあの日、裏から出て行ったのはあいつに間違いない」と言いました。

それは行成の父、戸神政行だった。

 

自分達の家も洋食店であり戸神も洋食を経営しているのは偶然とは思えず功一は親と何か繋がりがあるのかも知れないと調べる事にした。

4年前、柏原から連絡がきて、賭博をしていた組織の顧客リストに有明幸博という名前があったと聞かされ借金があったと聞かされる。
その時から功一は柏原と連絡を取り合っているが兄弟が今どこで何しているか会っていないからさっぱり分からないと伝えていました。
そんな功一に「家族は一緒にいた方がいい、せっかくの肉親なのだから」と元妻との間には子供がいたが先天性の病気で亡くしてしまった柏原は言う。


前祝いに行った佐緒里(静奈)が、食べたハヤシライスが「アリアケ」の味そっくりだったと言います。

功一は父親からハヤシライスの作り方を教わっていたため急いで作り食べさせると静奈は食べたハヤシライスと同じだと言う。隠し味で名古屋の老舗の醤油を使っているのだが「とがみ亭」も仕入れている事が分かった。

それだけでなく横浜に行った時25年経営する喫茶店のマスターから両親が殺された14年前に「とがみ亭」一号店が流行り始めた事を教えて貰った功一は確信する。

もともとは金を奪うのが目的であったが犯人だと言う証拠を掴む路線に変更します。


戸神政行は「アリアケ」の味を盗んだ。また泰輔が目撃した男は政行で間違いない!!
佐緒里はハヤシライスを食べて涙を流してしまった理由を行成に話した。
こどもの頃、仲良かった友達の家の洋食屋のハヤシライスと味が似ていて懐かしくて涙してしまったと。

父親の政行が「とがみ亭」を開く前、吉祥寺の「白銀屋」で修業していた事が分かった。

「白銀屋」は8年前に潰れていたがそこで働いていた人が政行と三年間一緒に働いていて今は洋風居酒屋をはじめた事が分かり功一と泰輔は行ってみた。

独立したばかりの時は経営は厳しく出前もやっていたそうだが、

ある時喫茶店の客に出前でハヤシライスを持って言ったところ不味いと言われ落ち込んでいたらしい。

功一は4年前に摘発されたノミ屋グループが使っていたのはテレビが置いてある喫茶店と柏原に聞いた事を思い出す。

ハヤシライスが不味いとケチつけたのは父親であり金に困っていた事で政行に金と交換でレシピを売ったのではないかと推測します。そして当時金に困っていた政行が両親を殺したのではないか。。

 

佐緒里は行成から元祖トガミ亭のハヤシライスと味がそっくりな横須賀にあったお店について聞かれて驚きます。ハヤシライスの味が似ている話を政行に話したらオープン間近なのにハヤシライスを止めるよう言われ気になっているらしかった。

友達の名前を聞かれ矢崎静奈ですと本名を名乗ってしまったが嘘を言わないでいられる事が嬉しかった。

 

時効までもうすぐなのに警察の捜査がまったく進んでいない事で証拠をつくる作戦に出ます。

 

不審車両の中にあったものを調べて見ると「祝アリアケ新装開店記念」と書かれている腕時計を発見します。

遺留品として見付かった品物1つ1つを調べるとすべて16年ほど前のものでありあの事件の時に盗まれたものではないかと睨むが車の持主が見付からないでいました。

遺留品にもあったDVDの出所を調べお店に行ってみると二階に置いてあったもので10日前に盗まれたものだと分かった。

このDVD店がオープンする前は有名なチェーン店「とがみ亭」の一店舗目であり、
ハヤシライスが大評判になった事で次々と移転したりして大きくなったらしかった。

DVD屋の前は「アリアケ」と同じ洋食店なのは偶然なのだろうかとい功一の思惑通りに警察は動きます。

柏原から呼ばれた功一は喫茶店に行っていた事や父親が他のハヤシライスを食べては不味いとケチと付けていた話などそれとなく警察の耳に入れた。
これで父親と政行が顔馴染みだという事を警察は突き止めるはず!


佐緒里は留学する事を行成に伝え、戸神の家はドイツ人が住んでいた屋敷を改築したものであり見たいと頼み込みお邪魔する事に成功し書庫にハヤシライスのレシピを差しこみました。

報告を受けた功一と泰輔は成功した事を喜ぶが本気で行成を好きになってしまった静奈を心配します

 

(後半)はこちら⇒(後半) 静奈の恋・計画がばれるが時効間近で犯人断定