作品情報・キャスト
苦悩を抱えるベンは国税庁職員の身分を借りて共通点を抱えた7人の男女に人生を変えられるかも知れない贈り物をしようと計画するがその中の1人エミリーに恋をする。
ウィル・スミス演じる主人公ベンの過去に何があったのか。
主人公の行動も親友に何を頼んでいるのかも分からず最初は謎めいているが最終的にすべてが繋がり感動します。
過去と現在を行き来するストーリーとなっているが時系列に沿ってネタバレを書きました。
ネタバレあらすじ/7つの贈り物
航空学エンジニアのティムは婚約者サラとドライブを楽しんでいたが不注意で事故を起こしてしまい彼女と対向車に乗っていた6人を死なせてしまいます。
罪を償うにはどうしたらいいのか分からないティムは仕事を辞め国税庁につとめる弟に肺を提供してから7つの命を奪ったので7つの贈り物をしようと思い付きます。
国税庁に勤務する弟ベン・トーマスの身分証明書を盗みデーターベースから候補者を探し出します。
ティムは弟の名前ベンを使い片っ端から調査を始め候補者に相応しくない者はリストから消していきます。
食肉会社に電話をかけコールセンターで働く盲目のエズラを罵るが彼は怒ることもなく冷静に対処します。エズラはいつも食事に行く店員にいつもお世話になっているから無料でピアノを教えると言っていました。それを見たベンは忍耐強く親切で良い人間だと判断し候補者に相応しいと思います。
またホッケーの選手を大学に行かせるために奨学金を集めていた腎臓移植を待つジョージと出会い、彼がいつどんな時でも変わらず良い人だったのでベンは腎臓を提供しました。
人生を変える贈り物
候補者のエミリーを訪ねると隣人から彼女は病院だと知らされます。病院に行くとエミリーは心臓病を患っていて辛そうでした。その時、骨髄移植を待つ男の子を見てベンはドナー登録し一致したので分け与える事を決めます。
エミリーの家に国税庁の調査と言って訪ねます。ベンはエミリーの税金を徴収不能にしてしばらく追徴金なしとします。
国税庁の誰かが来たらすぐに連絡するようベンは名刺を置いて帰るがエミリーの人柄が婚約者だったサラを思い出させます。
前に肝臓を提供した児童安全課/家族福祉課で働くホリーに「大変な目に遭っていて困っている人の名前を教えて欲しい」とお願いします。
恋人の暴力から逃げられないコニーを教えられベンは2人の子供のためにもこんな生活していてはダメだと伝えるが追い出されそうになったので名刺を渡して帰りました。
後日、追い込まれたコニーから電話がありベンは不動産受取人の契約書を入れた封筒を差し出します。ベンは安全な暮らしを提供するため今まで住んでいた海岸沿いにある豪邸をプレゼントしました。
ベンは住まいをホテルに移し水槽を運んでハブクラゲを入れます。
子供の頃、父親から地球上でもっとも強い毒を持った生き物だと教えられるが彼には美しい生き物だと感じました。
そこへ親友のダンが訪ねて来ます。ダンは頼まれごとをされるが思い留まるよう説得します。
エミリーが愛犬の散歩中倒れてしまいます。病室のエミリーから電話があったベンは自分の子供の頃の話をしながら病院に向かいます。
エミリーは目を覚ますとベッドのそばでベンが寝ていました。担当医の話をベンはエミリーと一緒に聞きます。
脳に血液がうまくまわらないほど心臓が弱まっていました。移植しないと心臓は1ヶ月持たないと説明されドナーが見付かったらすぐに知らせるからとポケベルを持たされました。
結末
ベンはエミリーを自宅まで車で送ります。
ベンは庭の手入れをしエミリーから120年前の壊れた印刷機を見せてもらいます。修理できる人が見付からないと言うのでベンはディナーぬ招待された日までにこっそり修理します。
しかし自分の身分証明書を盗み自分の名前を勝手に使っていた事が弟にバレてしまいます。
弟に明日すべて話すからと説明しエミリーと体を重ねた彼は親友のダンに電話して「時が来た」と伝えます。
ホテルに戻ったティムは自分が自殺する事を伝え浴槽に氷水とハブクラゲを入れて浸かります。
ダンが手配しエミリーのポケベルが鳴ります。
心臓移植で助かったエミリーはダンから彼の名前が本当はティムで、事故で7人を死なせてしまい自分に肺を提供してから変わったと知らされます。
すべての話を聞いたエミリーは子供達が合唱する横でピアノの演奏をするエズラに会いに行きます。ティムの手配により精肉会社の障害者の均等雇用を得たエズラの目は見えていました。彼の目を見てエミリーは涙を流すとエズラは「エミリーだね?」と聞いてきました。
会えて嬉しいと2人は抱き合いました。