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「 白鯨との闘い 」< ネタバレ あらすじ > 捕鯨船エセックス号沈没の真実!過酷な遭難をどのようにして生き残ったのか?!

 

 

白鯨との闘い [Blu-ray]

 

監督 = ロン・ハワード

 

◆チェイス一等航海士(クリス・ヘムズワーク)

◆ポラード船長(ベンジャミン・ウォーカー)

◆マシュー・ジョイ(キリアン・マーフィー)

◆トーマス(トム・ホランド)老年期(ブレンダン・グリーソン)

◆カレブ・チャベル(ポール・アンダーソン)

◆ヘンリー・コフィン(フランク・ディレイン)

 

< ネタバレ あらすじ>

  白鯨との闘い

 

1850年マサチューセッツ州ナンタケット島。

アメリカ新進作家ハーマン・メルヴィルはエセックス号の真実が知りたくて最後の生存者であるトーマス・ニッカーソンを訪ねました。

鯨油が街灯の燃料として重宝され世界的に需要が急増し未知なる大海を目指したエセックス号。

トーマスが何も話したくないと拒否したためメルヴィルは帰ろうとするが奥さんから「主人は私にも一度も話さず苦悩に満ちている。救ってください」と頼まれます。

話せば楽になるはずだと説得されたトーマスは真実を語り出します。

 

1819年。共同船主フラーから一等航海士として捕鯨船エセックス号に乗るよう言われたベテランのチェイス。

前回1500樽の鯨油を持ち帰った時に「次は船長だ」と約束してもらったのに船長が出資者の息子ポラードだと知り不満を抱えます。どんなに優れていても最後は家柄が物を言うと説明されるが家柄で鯨を捕ることはできません。チェイスは「次は必ず船長にする」と念書を書かせ引き受ける事にしました。

船長は指揮官であるため乗組員とは友達になれないと父親に送り出されたポラード船長、妊娠中の妻に見送られるチェイス一等航海士、そしてまだ14歳だったトーマスはキャビン・ボーイとして乗組員たちと共に鯨油市場中心であるナンタケットを出港しました。

いきなり括帆索が解けないトラブルが起こるがチェイスがすばやくよじ登り手際良く対処しました。ポラード船長から「普通一等航海士は船長が選ぶのに驚いた」と言われたチェイスは「熟練した船長ではないから保険が必要だったのだろう」と答えました。

 

一気に信頼を得たチェイスはチャペルに船長の銛手を、ローレンスは自分の銛手を、ピーターソンには二等航海士の銛手を命じます。

ボート1隻に6人で訓練を始めようとするとポラードの従兄弟コフィンから「まだ早いのではないか?」と聞かれます。

チェイスは「鯨がいなくても捕鯨ボートをおろし必要な訓練を行う。サボれば泳いで帰る事になる」と言い放ちます。

新米トーマスは船酔いが酷く訓練どころではありませんでした。

 

ポラードは予定より2日遅れているため荒れるメキシコ湾でスピードをあげます。チェイスは黒雲がすごい勢いで近付いているのに気付き縮帆すべきだと進言するがポラードは拒否しました。

嵐に巻き込まれ今にも沈没してしまいそうなほど船は大きく揺れ波が襲います。ロープにしがみつきなんとか嵐を抜けるとポラードは嵐は不運だったと述べます。

チェイスは「ご自身の未熟さが問題だ」と言い放つとプライドだけ高いポラードは激怒します。

船を修理するためナンタケットに戻ると言い出すポラードに「1樽の鯨油もなく帰港するのは間違い、満杯の鯨油と共に1年で帰港するべきだ」とチェイスは伝えます。

 

鯨の群れに初めて遭遇し捕鯨ボートで降りて近付きます。

チェイスが銛を放つと見事に命中するが鯨は潜りだし綱が足りなくなります。一隻の綱と繋ぎ合わせ鯨を追い、残り20メートルのところで鯨は力尽き浮かび上がってきました。トーマスは初めて鯨の脳の中に入り込む経験をし47樽の油が捕れました。

しかし鯨は取り尽くされておりエセックス号は1ヶ月かけてホーン岬を回り鯨が見つかるかすかな希望を胸に太平洋に入りるが1頭もいませんでした。

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1年海にいると緊張は極限に達し、ポラード船長は自室で過ごしチェイス一等航海士は空の船倉を見てまだまだ帰れそうにないと俯きます。

エクアドル、アタカメスに寄港するとサンタマリア号の片腕を失ったペラエス船長と出会います。

誰も近付かない海域で想像を絶するほどの鯨の群れが現れたが巨大な白鯨に襲われサンタマリア号船員の多数の命が奪われていました。

白鯨がいなければ1日3000樽は満たせるだろうと話を聞きポラードとチェイスの欲が合致します。

エセックス号はペラエス船長の忠告を無視して出航し赤道に沿って4800キロ進み未知の海域に突入しました。

 

出航から14ヶ月、乗組員たちのイライラが今にも爆発しそうな頃ついに鯨の群れが姿を現しました。

活気を取り戻し捕鯨ボートをおろしオールを噛まれないように気を付けながら漕いで近付きます。しかしあまりにも大群でボートは揺れ鯨の尾びれがぶつかり横転して海へ放り出されます。

なんとか水面に上がるチェイスと乗組員の前に巨大な白鯨が現れ急いでエセックス号に引き返します。

白鯨はエセックス号に何度も体当たりしてきます。銛で応戦するもあまりに極力でマストごと折れてもっていかれます。乗組員が何人か亡くなりエセックス号は崩壊します。食料を積めるだけ積み生き残った者はエセックス号を離れボートで脱出しました。エセックス号は南米西沖3700キロ、鯨油が漏れ燃えながら沈んでいきました。

 

3隻で脱出した船員だが食料が足らず餓死するのは時間の問題でした。天測だけを頼りに元来た方向、偏西風でイースター島へ向かおうとしました。

チェイスだけは必死に「大丈夫だ」と声を掛けるが12日間南に流されているだけでした。

海は荒れ頭を大怪我した船員にチェイスは水を与えるが「どうせ死ぬ者に貴重な水を与えるなんて無駄だ」と不満を持つ者もいました。

漂流34日目、陸が微かに見え船員たちは元気を取り戻し必死に漕くと無人島に漂着しました。

地図も羅針盤もなくて何処にいるのか確証が持てずポラード船長は火を燃やして沖を通る船に見付けてもらうしかないと思います。

しかし、チェイスはミイラ化した死体を見付け待っていても助けは来ないと愕然します。

ボートを修理しチェイスやポラードは無人島に残る決断をした船員たちと別れ出発します。

漂流48日目、3隻で出発したがポラード船長のボートがはぐれていました。ピーターソンが亡くなっていて船員が海に葬ろうとするがチェイスは「船乗りは貴重なものを捨てたりはしない」と伝え生きるために彼の死を無駄にしないために食べることにしたのです。

生きる道はそれしかなく、トーマスが罪悪感を抱え長い間誰にも話せなかった事はこの事だったのです。

 

漂流71日目、南米沖2200キロ、

はぐれていたポラード船長が乗るボートでも生き残るために誰かを犠牲にする事にしました。

くじを引いて外れを引いたのはポラードだったが銃を手渡されたコフィンが自らの頭を銃で撃ち抜きました。

チェイスとポラードが再会するがまだ沖から1500キロ離れていました。白鯨が姿を現しチェイスは銛を持って構えるがエセックス号に体当たりしてきた鯨と同じだと気付き何もしませんでした。白鯨も何もせず静かに去っていきます。

漂流87日目、ポラード船長を二度と見る事はなかったが彼は運良く捕鯨船に発見され救助されていました。

漂流90日目、チェイスは陸を見付けなんとかチリの港に到着し救助されました。

 

ナンタケット港に帰還したチェイスは妻と再会し初めて見る娘を抱き上げました。

エセックス号船主は鯨が原因で船を失ったとなれば保険が得られないため嘘の証言をするよう言います。

しかしポラードとチェイスは仲間の命が奪われたこと、そしてなんとか生き抜いた過酷な出来事を正直に話しました。

チェイスは船乗りに戻るが鯨からは手を引きポラードは船を降りる事に決めました。

1850年、全てを語ったトーマスは妻に気持ちを受け止めてもらい長い苦しみから解放されました。トーマスから聞いた話をメルヴィルはフィクションとして出版する事を約束します。

長編小説「白鯨」はアメリカ文学を代表する名作となりました。

 

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