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映画<ネタバレ・あらすじ>本

「素敵な日本人」東野圭吾 < ネタバレ あらすじ > 短編集ミステリー!短いので一日一編読むのに最適!

 

素敵な日本人 東野圭吾短編集
東野 圭吾
光文社 (2017-03-30)
売り上げランキング: 101

正月の決意

正月に書き初めをしてお屠蘇を飲むのが決まりである前島家。

達之と康代は神社へ初詣に出掛けると町長が下着姿で倒れているのを発見します。

社務所で事情聴取を受ける達之と康代だが元旦に殺人未遂があり刑事達はやる気がなく新年会の話をしていました。

いろいろ話を聞いていた康代は目撃されずに隠れられる場所は社務所の奥だけだと気付きます。

そこには教育長が隠れていました。

70代である町長と教育長が小料理屋の女将をかけて西宮神社の行事(開門と同時に本殿を目指して走る儀式)で勝負したのです。

町長は気合いを入れるために自ら服を脱ぎ走るが鐘を鳴らそうとしたところ頭に落下してきて倒れたのです。

神社の管理ミスを恐れた宮司が教育長を匿い町長は恥ずかしくて本当の事が言えず記憶喪失のフリをしていました。

家に帰った康代は達之の書き初め「誠意」を見て馬鹿な人達が生きていて何で真面目な私達が死ななければならないのかと言い同感だと思った達之は青酸カリ入りのお屠蘇を捨てました。

 

十年目のバレンタインデー

根岸が文学新人賞を受賞し二作目の売れ行きも好調だった頃、千理子と出会い交際が始まりました。

ある日、別れのメールを残し千理子と連絡が取れなくなってしまいます。

十年経ったころ千理子から連絡をもらった根岸はプライドが許さないながらもバレンタインデーの日に会いたいと言われ喜びます。

楽しい夜になりそうだと思う根岸だが同じサークル仲間で自殺してしまった絵美の話になった…。

根岸はベッドの中で思い付いた小説を語るが作家志望だった絵美が書いた小説の内容と同じだと気付き千理子は別れのメールを入れてから調査していたのです。

殺していないと言い張る根岸だが千理子はデーターを復元しており絵美の作品をすべて使うまで待っていたのです。その中には殺された日に執筆した作品もあったのです。

千理子は逮捕しますと警視庁捜査一課のバッチを見せました。

 

今夜は1人で雛祭り

三年前に妻が亡くなり娘の真穂はお父さんの面倒を見るから心配しないでと遺影に向かって言ってくれました。

そんな真穂が資産家で総合病院を経営する修介と結婚する事になり三郎は渋々相手の家族と挨拶を交わすため料亭に向かいます。

精神的負担を抱え生きていかねばならない真穂を心配する三郎は無理してないかと話しかけます。

真穂は母さんの血が流れているから大丈夫だと言います。我慢強いと口にした三郎に真穂は雛人形を指差し何も分かってないんだねと笑っていました。

雛人形は御所から見て置き場所が決まっていたが間違えている人が多く、有名な雛祭りの歌詞も間違えであった。

京都では今でも男雛は左に置かれているが結婚式を挙げた大正天皇が右側に立った事で雛人形の配置も変わってしまったのです。

京都出身である妻は姑の機嫌を損ねないよう鏡に映る雛人形の位置が正しくなるよう真穂を姿見の前にして写真を撮っていたのです。

自分なりに乗り越える術があるんだなと三郎は妻から教えられました。

 

君の瞳に乾杯

大学時代の友人に偶然会った内村は合コンに誘われます。

彼女がいない内村はモデルだと聞いて喜んで参加すると同じアニメ好きのモモカと出会います。

デートを繰り返すようになり内村は勇気を持って告白するとモモカはメイクを取れば幻滅するはずだと言いました。

そんな事ないと言い張る内村はカラーコンタクトを外したモモカの顔を見て長い間探していた人だと気付き衝撃を受けます。

内村の本業は警視庁捜査共助課に所属する警察官であり指名手配犯の顔を記憶し街中から探す目当たり捜査を担当している。

モモカの本名は山川美紀で業務上横領の罪で整形を繰り返えし逃走していたのです。

 

レンタルベイビー

エリーは長期休暇で未経験の事をしようと赤ちゃんロボットをレンタルした。

赤ちゃんロボットは本物と同じように夜泣きはするしウンチもするし風邪を引いたりもする。

名前をパールに決めアキラとも同棲する事になったが1週間経つと育児ノイローゼになりかけた。またアキラは家の事で仕事を投げ出すタイプではない。

返却しようするが違約金を取られるため真剣に取り組むと徐々に愛しい存在となり乳母車が暴走した時には本気で心配し我が子に何かあったらどうするのかと怒りました。

レンタル期間が終了すると母親に向いてますよと褒められるがエリーはもう60歳を過ぎているのです。またアキラは店と契約しているプロの仮装ダディであり理想の夫を演じてくれました。

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壊れた時計

仕事がクビになり家賃3ヶ月も滞納している男は2年前に知り合ったA(闇の周旋屋)からの電話に出てしまいます。

〜指定された部屋に入って彫像を取ってくるだけだが犯行時刻を特定する手がかりを残せ〜

血まみれの部屋を掃除するなど経験していたので警戒するが報酬額を聞いて引き受ける事にした。

部屋に侵入すると見知らぬ男と鉢合わせてしまい咄嗟にタックルすると頭を強く打った衝撃で死んでしまいます。

壊れた腕時計を見て犯行時刻を偽装するためのトリックだと疑われないためにも外して持って帰ります。

報酬を受け取るが余計な事さえしていなければ捕まる事はないとAに言われます。心配になり時計を直してから部屋に戻って被害者の腕につけました。

しかし被害者は早朝ランニングしている時に時計が壊れたと同僚に話しており時計が治っている事を不審に思った刑事の地道な聞き込みから逮捕される事になる。

 

サファイアの奇跡

未玖は小学生の頃、近所の神社にいるマシュマロが好きな猫にイナリと名付け将来美容師になりたいと語るのが日常でした。

ある日、イナリは車に轢かれて死んでしまいました。

しかし処理してくれた病院に向かうとイナリを感じ、導かれるように向かっていくとそこには珍しい猫がいました。

この猫はサファイア(雄のペルシャ猫で毛色は完全なブルー)でありブリーダーの手に次々と渡るが全員失敗していて血統を生み出すことを「サファイアの奇跡」と言われるようになった。

ある時からサファイアは人にはまったく懐かなくなり現在の飼主は去勢手術の相談のため病院に訪れるとトリマーの未玖が「イナリ!!」と呟き近付いてきた。

誰にも懐かないサファイアだが未玖だけには懐き膝の上で甘える声を出します。

サファイアは脳腫瘍の病気だったが当時の飼主が移植する決断にいたり偶然イナリが交通事故で運ばれてきたのです。

未玖は19歳となっていたがサファイアを見てすぐにイナリだと気付いたのです。

未玖がサファイア”イナリ”を譲り受け10ヶ月後サファイアの血を引いた子猫が続々と生まれているニュースが世間を賑わしていました。

 

クリスマスミステリ

劇団員の顔である黒須は女脚本家である弥生の作品に抜擢されてから有名になった。そのまま恋人関係になるが女優とも関係を持ったとき、この世界では行きていけないと脅されイメージダウンを防ぐために殺す計画をたてた。

イヴの日のパーティー前に彼女の部屋を訪れた黒須は毒をワインに混入しました。

しかしパーティーに弥生はやってきた。

パーティーの帰りに呼びつけられた黒須は別れを告げられ毒が効かなかった事に感謝した。

やがて弥生脚本である連続ドラマのオファーが届き彼女は本気で自分の将来の事を考えてくれていたのだと思い亡き者にしようとした事を悔やんだ。

だがマンドラゴラの毒はゆっくり侵攻しており弥生は死んでしまった。

イヴの日にクリスマスツリーに十字架を飾るのはタブーだと弥生は言っていた。内緒で付き合っているつもりだったが劇団員は全員知っておりアリバイは崩れ警察がやってきました。

若い刑事からキリストの誕生日を祝う日に死を連想させる十字架は相応しくないと言われ、黒須はクリスマスに死はタブーだと弥生は言いたかったのだと気付きました。

 

水晶の数珠

父親が会長を務める会社に就職したがハリウッド映画に出る夢を持ち辞表を提出した。

直樹は勘当されアメリカに渡って7年経ったころ父親が末期ガンのため最後の誕生日になるかも知れないから帰って来てと姉から連絡があった。

渋々日本に帰り東京駅に着いたころ父親から電話があり挑発的な言葉を投げかけられたので成田に引き返した。

三週間後、父親の葬儀のために帰るとサプライズで誕生日パーティーをするつもりだったから電話番号も帰国する事も誰も伝えていないのに不思議だと話していました。

当主が死んだ時、後継者に与えられる水晶の数珠。父親の遺書には時を戻す力があり1回だけ使うことが出来ると書かれていた。

ハリウッド映画に出る夢を諦めた直樹は部屋を引き払うためアメリカに向かうが父親の誕生日の翌日に小型機が線路に墜落し上下線ストップした事を知ります。

あの日、直樹は誕生日パーティーを終えたら早朝出発してアメリカに渡ってオーディションを受ける予定でした。

電話番号を知らない父親からあのタイミングで電話がかかってきたのはオーディションを受けさせるために水晶の数珠の力を使い一日過去に戻したからだと気付きます。

直樹は姉に電話をかけアメリカで成功するまで絶対に帰らないと伝えました。

 

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