映画「クライム・ヒート」ネタバレあらすじ/マフィアの裏金を預かるバーテンダー、動物虐待は許さねぇ

 

作品情報キャストの紹介

ボブは銀行には預けられない金を管理するドロップ・バーでバーテンダーをしています。

捨てられている犬を助けた事がきっかけで女性ナディアと出会うが犬を捨てたのは彼女の元恋人だと知る。

また覆面をした2人組の強盗に金庫の有金を全部盗まれてしまうが・・・

監督 = ミヒャエル・R・ロスカム◆ボブ・サギノフスキ(トム・ハーディ)◆ナディア・ダン(ノオミ・ラバス)◆カズン・マーヴ(ジェームズ・ガンドウフィーニ)◆エリック(マティアス・スーナールツ)
 

ネタバレあらすじ/クライム・ヒート

 

ボブは従兄弟のマーヴが経営するブルックリンにある店でバーテンダーを務めます。

マーヴの店は銀行には預けられない金を管理するドロップ・バーでもありました。

マーヴの店は組織のボスが毎晩金庫として選ぶ店の1つで町中の汚い金が集まり運び屋たちが出入りするバーでもあります。

ボブは親友の記念日に集まった者たちにスコッチを奢るがマーヴから死人のために奢ったり金を払わないでツケばっかりの者は店から追い出せと注意されます。 

 

クリスチャンのボブは教会に顔をだしたあと夜中に微かな犬の鳴き声を耳にします。

近付いてゴミ箱の蓋をあけると傷を負った犬がいて助けます。

「うちのゴミ箱になんか用?」と出てきたナディアに説明すると彼女は身分証明書を提示させ治療するため家に入れてくれました。ナディアはウェイトレスをしていたがボブは首に傷があるのに気付くが見て見ぬ振りをします。

責任重大で知識もないボブはとりあえずナディアにしばらくの間あずかってもらうが犬の躾方を勉強しながら飼うことに決めます。

 

強盗

覆面をした2人組の強盗に金庫の有金を全部盗まれてしまいます。

捜査担当となった刑事・トーレスはボブが教会で度々顔を合わせる人でした。

運び屋の後で回収された事でボブはとりあえず安心だと思うか組織のボスにしっかり取り返すよう言われます。

 

犬を飼ったことがないボブはナディアにアドバイスを求めながら犬の名前をロッコと名付け大事に育てます。

するとエリックと名乗る男が近付いてきて「あの犬は俺のものだ」と言われます。

ロッコが傷を負っていたのはエリックのせいだと直感したボブはナディアを問いただすと元彼だと知ります。

最初は優しかったが暴力を振るうようになりエリックという男は理由があって行動するような人ではないと言われます。

誰にでも過去があるから話したくないなら話さなくていいしロッコは君を責めてないとボブは慰めます。

犬にはチップが埋め込まれており「犬が欲しければ1万ドル払え」とエリックから脅されます。

 

かつてはこの町を仕切り尊敬され恐れられていたマーヴが乗っ取られた組織のボスを懲らしめるために強盗を企てた事でした。

何も知らないボブは「犯人は壊れた時計を身に付けていた」と警察に証言した事でマーヴは強盗した張本人を殺し腕を切断して盗んだ一部の金と共に袋に入れごみ箱に入れます

そしてエリックに「俺の従兄弟に付き纏うな」と忠告します。

しかしエリックは「1万ドル払わなければ通報して犬を取り返す。そして餌を与えるのを忘れ喚いたら石で頭を殴ってやる」とボブに言い放ちます。

スポンサーリンク

 

動物虐待は許さん

話の内容からエリックはマーヴの部下だと分かります。

ボブはマーヴを訪ね「今回は証拠を消しきれないことをしたのか?」と問いただします。

「俺が現れると誰もが姿勢を正した」と話し始めるマーヴにボブは「ずっと前に終わっている」と言い放ちます。

スーパーボウルの日にドロップ(裏金回収)すると知りマーヴは強盗した片割れに強盗計画を進めるが断られたため轢き殺します。

そしてエリックに強盗計画を進めるのです。

スーパーボウルの日。1人バーテンをしながら店を任されたボブは金を次々と回収し金庫にしまいます。

するとエリックがナディアを連れて店を訪れました。

 

「犬のためなら喜んで払う」と1万ドルを手渡すボブ。

しかし、以前エリックはリッチー殺しを手伝ったと自慢気に脅してきたが、当時マーヴが高利貸しをして借金がふくらみ返済しにきたリッチーを殺したのはボブ自身でした。

当時を語りだしたボブは「頭を2発撃ち抜き、頭をタオルで包み心臓を刺しバスタブで血抜きした。そしてアルカリ液と一緒にタンクに入れて密閉した……。俺は誰を殺した?」と聞きます。

エリックは2時に金庫の金を奪わないと組織の連中が来ると怯えながら訴えます。

ボブは隠し持っていた銃でエリックの頭を撃ち抜きました。

 

結末/クライム・ヒート

このような奴等は殺しとかないといつまでも脅してくると平然と話すボブにナディアは「帰っていい?私は誰にも言わない」と恐る恐る聞きます。

ボブは「分かってる。これで脅される事はないから安心して」と伝えるが「あなたも同類よ」と言われます。

ナディアが店から出ていき死体の後始末を組織に頼むとエリックの携帯が鳴ります。ボブは携帯に出るが相手(マーヴ)は何も話しませんでした。

ドロップを無事に終えた組織のボスは金を取ろうとしたマーヴを銃殺し店をボブに託しました。

 

ある種の罪を犯すと後戻りはできない。神様は「おまえは永遠に1人でいろ」と言うに違いないと思うボブだがトーレス刑事から「誰も君がやったとは思わないだろうな」と言われます。

死体はなく証拠がないのでボブは捕まることはない。だが1人でいるのが寂しいボブは犬の散歩がてらナディアに会いにいき「関わらないでと言葉にしてくれたら2度と姿を現さない」と伝えるとナディアは「寒いから上着を取ってくる」と言いました。

ボブは心を入れ替えナディアと共に暮らし始めるのだろう。

 

洋画
スポンサーリンク
鑑賞感想