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「 アイスブレーカー 超巨大氷山崩落 」< ネタバレ あらすじ >南極海で氷山崩落に巻き込まれ遭難したソ連船の実話

 

Ledokol (in Russian)

 

監督 = ニコライ・ホメリキ

 

◆ペトロフ船長(ピョートル・フョードロフ)

◆セフチェンコ新船長(セルゲイ・プスケパリス)

◆エレメーエル航海長(アレクセイ・バラバシュ)

◆リューダ(オルガ・スミルノーヴァ)

 

< ネタバレ あらすじ >

アイスブレーカー 超巨大氷山崩落

 

1985年南極海、ソ連船ミハイル・グロモフ号が氷山の崩落に巻き込まれ船員1人が転落して亡くなってしまうがペトロフ船長の機転で氷山への正面衝突は避けることが出来ました。

右舷ブルワークの支柱が変形し装甲が窪んでしまうが問題なのはレーダーのアンテナが壊れた事だとエレメーエル航海長は伝えに行きます。

前から船長と確執がある航海長は「船長が船員の意を無視し船を危険にさらす決断をした」と当局に報告し自ら船長になろうと目論見ます。

当局から連絡がきて船長は解任されるが航海長が代理で船長を務めるのはセフチェンコ新船長がやってくるまでの間だけでした。

 

セフチェンコ新船長がやってきたヘリコプターで帰還するはずだったが故障によりペトロフは足止めをくらい残ることになりました。

セフチェンコ新船長は海図台が散らかっている事や私物を仕事場に持ち込むなと次々と命じていきます。

秩序が乱れているため自ら正すと意気込む新船長にペトロフを信頼していた船員たちは不満を持ち始めます。

全速で前進を命じるが二週間後、全面に広がる厚い氷に囲まれ身動きがとれなくなり極寒の地に閉じ込められてしまいます。 

打開策を考える船員たちは経験豊富なペトロフのところに集まり、キールの下で燃料を爆破して氷を割ったらどうかと意見を述べるが石頭の新船長が現れペトロフに退室を命じました。

 

ペトロフはセミョーンと名付けた高さ100メートルの氷山が船を追っているようだと忠告するが新船長は「君がレーダーを壊したから位置が分からないのだ」と聞く耳を持ちません。

我々が協力しないと打開できないと必死に訴えるが「私が解決するから部屋にいろ、逆らえば逮捕だ」と言われてしまいます。

不満を抱える船員たちに新船長は船の動力を止めて救助船の到着を待てと当局からの指示通り伝えました。

当局の決断を待っていたら船は氷漬けとなってしまうと分かる航海長はペトロフよりも更に気にくわない船長が赴任して来た事で後悔していました。

その頃、2ヶ月も連絡が取れない船員の家族たちは情報を求めるためレニングラードに集まっていたが誰も中には通させてもらえませんでした。

 

ペトロフは1人氷に降り立ち辺りを観察するとルービックキューブを見付けます。これは帰還するはずだった日に新船長が仕事場に持ち込んだ船員の私物を放り投げた物でした。

ペトロフは足を滑らせ落ちてしまい信号弾を放つと船員たちが気付き、すぐに救助されたおかげで軽い凍傷で済みました。

なぜ船を離れたんだと責める新船長に、ドクターは医務室では私が命令者だと言い退室を命じます。ペトロフはルービックキューブを差し出し間違いなく氷山は後をついてきていると伝えました。

 

時間はあるが金も行く当てもない日々が続き船員たちは悪環境に陥ります。

船員たちには歌をうたったりギターを楽しむ事しか娯楽がないが新船長はギターを取り上げ叩き割りました。

そもそも当局の怠慢で航海の出発自体が遅れたのだとペトロフは伝え救助船を待ての指令を受け2ヶ月半も状態は変わらないのは当局に責任があると述べます。

緊急事態に無線封止を破れるのは船長だけであり無線を使い他国に救援を頼むべきだとペトロフは訴えました。

また船員たちが精神の限界にきているのに厳しく当たるだけしかしない新船長にドクターは「その年で友人が1人もいないのは何故か考えろ」と言い放ちました。

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厚い氷に亀裂が入り始め船が挟まれ圧迫し浸水し始めます。

新船長は修理班を船倉に向かわせ、他の船員たちに食料を上甲板に移すよう指示します。

なんとか修復するが小麦粉も殻物もダメになり清水タンクも破損してしまいます。

ペトロフは無線室に入り鍵を閉め世界に向けて救難信号を出そうとします。「自国の船を見捨てるソビエト」とニュースになると言うと新船長はドアを斧で叩きます。

ペトロフは無線を繋ぐと砕氷船ノヴォロシースクが救助に来ると電信で分かり船員たちに伝えました。

勝手な行動をとったペトロフは新船長に殴られ部屋に閉じ込められます。

 

 

食事は豆スープだけであり待っていても一向に救助が来る気配は見えない、そんな日々に耐えられなくなったヘリコプターのパイロットは氷漬けの船で死ぬのは嫌だと遠くへ逃げ出します。

船員たちに救助されるがパイロットは暴れヘリコプターに閉じ籠り蹴飛ばしたりするとエンジンが作動しプロペラが回り始めました。

ヘリコプターが直ったと船員たちは喜び航海長が報告しに行くが新船長は「報告はそれだけか」と関心を示さず物思いにふけっていました。

暖房のためにしか燃料は使えなかったが船員たちはゲームなどして楽しみ、待っているだけでは救助は来ないから燃料を爆破して氷を割るべきだと航海長に反抗します。

新船長を排除しよう皆が集まり船長室に押し掛け「これ以上俺たちに指示出すな」と伝え閉じ込めます。

 

航海長は機関室にメインエンジンを始動するよう伝え船を前進させようとします。

船員たちは燃料入りのドラム缶を集め爆破させようとするがペトロフは新船長を訪ね2人でメインエンジンを停止させました。

その時、爆破音が響き渡りました。氷を割ることに失敗しただけでなくドクターが爆破に巻き込まれ亡くなってしまいます。

新船長はドクターの遺言通り遺体を海にそっと流し追悼しました。

 

4ヶ月がたち暖房だけでなく照明も電子機器も更に切り詰めなければならなくなります。

それでも最大3日しか燃料はもたず救助に来たノヴォロシースクから補給できなければ全員凍死する事が明らかになります。

そんな時、氷山がこちらに向かってきます。

ペトロフは海面下の氷山に近付くのは無謀だが裂け目を進めば脱出できると伝えると新船長は氷山が氷を砕いているならやってみるしかないと受け入れました。

 

新船長はヘリコプターで安全な針路を確認し方向を知らせます。

皆がペトロフを船長だと認め彼に指揮を任せエンジンを始動させます。

ミハイル・グロモフ号は裂け目をうまく前進し氷山が10メートルまで近付いた時に右エンジンを反転させ氷山をギリギリのところでかわし全速後進させると船は大きく揺さぶられ破損するがなんとか切り抜けました。

しかし船に戻ろうとしたヘリコプターが横風を受け氷山にぶつかり制御不能となり墜落してしまいます。

 

ノヴォロシースクから無線が入りペトロフが応対するがKGB(ソ連国家保安委員会)はセフチェンコ船長に代われと言いました。

代理を任されたと説明しヘリコプターが墜落したから貴船のヘリコプターが必要だと訴えるが船長以外とは話さないと言われてしまいます。

しかしノヴォロシースクの船長が無線機を奪い到着するまで2時間かかると教えてくれました。

ペトロフは自力で救助するしかないと判断するが船員たちからセフチェンコを助けたら我々は反逆罪で訴えられると言われます。

ペトロフは我々の船長とパイロットだから我々が助けると訴えると皆が従います。

 

ノヴォロシースクには記者をしているペトロフの妻が乗っていました。KGBからこのままだと船員とドクターの死、そして船の損傷の責任を負い逮捕されるが技量不足と船を漂流させた罪を認めれば解雇されるだけで済むと話を持ちかけられます。

夫を説得しろと無線機を渡されるがペトロフの「愛している」という言葉を聞いて妻は「救助気を付けて」と言い無線機を切りました。

セフチェンコとパイロットは自力でヘリコプターから脱出し発見した船員たちは皆で協力し救い出しました。

ミハイル・グロモフ号に戻ったセフチェンコは船長として指揮するとノヴォロシースク号の船長を乗せたヘリコプターが到着しました。

ペトロフは妻と再会を喜び抱き合います。セフチェンコはKGBから反逆罪について問われるが何も話しませんでした。

補給を受けた乗組員たちは元気を取り戻し皆で盛大に楽しみます。ヘリコプターから物資が届けられ新聞にはペトロフの妻の記事が一面と載っていました。

ペトロフ率いる乗組員たちはセフチェンコを呼び、我々を売らなかった事に謝意を示しました。セフチェンコは子供が生まれたから法廷じゃなく家で過ごしたいと話すと乗組員たちは拍手で祝いました。終

 

1985年はゴルバチョフ書記長が就任し改革が始まった年。

冷戦が激しかった時代を氷山で表し崩落して窮地を脱出するとそこには冷戦が終了し新しい時代が待っていた。そんな様子が伺える映画でした。

 

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