作品情報・キャスト
民間防犯装置会社に勤める元CIA捜査官ベン・ローガン。
ある日、会社自体が消えてしまい調べると存在しない会社で存在しない上司の元で存在しない製品のテストを行っていた事を知ります。
やがて暗殺者リストに自分が乗っている事を知り機密書類を入手すると娘が拉致されてしまう。
ネタバレあらすじ/陰謀のスプレマシー
ベルギー アントワープで民間防犯装置会社に勤める元CIA捜査官ベン・ローガンは防犯装置の特許が取れていない事に気付きます。
アレルギー持ちの娘、エイミーを連れて病院に行った帰りオフィスに戻ると民間防犯装置会社そのものが消えていました。
ベルギーブリュッセルにあるハルゲートグループ本部に行くと民間防犯装置会社はハルゲートの子会社に在籍していない事が分かります。
存在しない会社で存在しない上司の元で存在しない製品のテストを行っていたのです。
暗殺者名簿
エイミーと一緒にいる時に同僚であったフロイドにいきなりピストルを突き付けられ車に乗せられるがエイミーを助けるために格闘し首を絞め殺してしまいます。
フロイドの服の中から財布と鍵を取り出しパトカーが来るのを見て逃走しました。
フロイドはプロの殺し屋であり奪った鍵はアントワープ中央駅のコインロッカーだと分かり向かいます。
書類には暗殺者名簿がありそこにはローガンだけでなくエイミーの写真までありました。
暗殺者リストの住所を調べると全員半径8キロ以内に住んでいました。
暗殺者名簿に書かれていた者は最近の住民記録がなく不法滞在者となっていました。国務省で外交関係の仕事をしていたと思っているエイミーにローガンは元CIA(アメリカ中央局国際諜報部)の工作員だったことを告げます。
ある時命令に逆らったことでCIAを解雇され国外追放の処分を下されたのです。
エイミーはアメリカに住んでいたが母親が死んだことでローガンは引き取ることになるがアメリカには入国できないのでベルギーに呼び寄せたのです。
ハルゲートグループは違法な武器を不安定な国家に利益のために輸出していました。
その証拠資料が盗まれたため犯罪組織であるハルゲートを訴えることが出来なくなった。
セキュリティーに強いCIAの人間が協力しているはずだと睨み現地にいた元CIAであるローガンが疑われます。
民間防犯装置の特許番号を調べると、
ニューヨークのセキュリティー会社が所得していたことが分かり記載されている番号にかけるとCIAに繋がります。
またエイミーはハルゲートセキュリティーシステムズのオフィスを調べると、
賃貸契約をしていたのはマルクスという会社でブリュッセルでもう一件賃貸契約を結んでいたことを知ります。
前に住んでいた人を調べるとマルクスウルフだと分かり宿泊している場所を突き止め向かうと、そこにはローガンに仕事の話を持ってきたデレク・コラーがいました。
結末
CIAにいた時に親密な関係だったアンナ・ブラントはローガンを探すよう命じられるがハルゲートグループと繋がっているのは彼女だったのです。
コラーは何も話さなければ家族がCIAに守られると言い残し自らピストルを咥えて撃ちました。
そこへアンナ達CIAが突入してくるがローガンはエイミーが運転する車で逃走します。
車の中にはアンナの名前が書かれたハルゲートが雇ったメンバーリストがあり違法な武器を輸出していた証拠も見付かる。
エイミーが誘拐されローガンはアンナを呼び出し娘を返せと伝えさせます。
約束場所にハルゲートが姿を表します。
ハルゲートはエイミーには手は出さないことを条件にローガンの命と証拠資料が必要だと言ってきました。
アンナはエイミーを逃がそうとしたが組織を守れないことを理由に殺されました。
ローガンは承諾しエイミーをバイクで先に帰らせます。
そして証拠資料をアタッシュケースに入れてハルゲートに渡しました。
ローガンを乗せた運転手に資料を1枚入れ忘れたと言って手渡すとハルゲートが乗る車に届けに行きます。
ローガンは使いの者達がハルゲートが乗る車に集結したのを確認しスイッチを押し爆破させました。
アタッシュケースには爆弾を仕掛け本物の証拠資料はエイミーに持たせていたのです。
アメリカ行きの飛行機に乗るため空港にいたエイミーにローガンは駆け付けたところで物語は終えます。