「アノニマス・コール」ネタバレあらすじと感想結末/娘を誘拐された元警察官が協力者と供に捜査にでる

 

作品情報

園児たちの列に突っ込み多くの犠牲者を出した事件を独自に調べていた朝倉真志(刑事)は身に覚えのない罪で有罪判決を受けます。

3年後、元妻から娘が連れ去られたと連絡を受け警察には知らせずに身代金を渡しに行くが3年前の事件の裏に何かあると気付く。

 

ネタバレあらすじ

アノニマスコール・薬丸岳

新井俊彦が運転する車が園児たちの列に突っ込み多くの犠牲者が出ます。

●警察に殺されたという情報屋の証言

●被疑者死亡で不起訴なのに県警が調べている

●事故の前に破裂音がしてタイヤには弾痕がある

独自に捜査を始めた朝倉真志は身に覚えのない罪で逮捕されその件とは関係ない「新井の件で握っている情報を話せ」と言われます。断ると有罪判決が下り真志は家族に危険が及ぶ事をおそれ妻の奈緒美に離婚届を渡しました。

 

警察を辞めてから3年後、娘の梓が誘拐される

真志は工場で働き、元警察官だった元妻の安本奈緒美も辞めてから介護職についていました。

●娘の梓が誘拐され1千万用意しろと電話があります。

真志は盗聴器やGPSが必要だと思い興信所を経営している岸谷、そしてバイクに乗れる仲間が必要なため同じ職場で若者の戸田を雇います。

お金は奈緒美が警察署長だった父親の正隆に友人の会社を助けたいからと言って用意して貰います。

マイクを奈緒美に着けさせGPSをバックに仕掛けます。

 

犯人の指示通りに動く奈緒子、監視する真志

戸田がバイクで追ったり真志や岸谷が交代しながら尾行したりするとバックは次から次へと人に渡りコインロッカーに入れられました。

また奈緒美は連絡とっている事がばれてしまいロッカーに全て入れて帰れと言われます。

●コインロッカーにバックを入れた人物を捕まえるとヤクの売人だと分かります。

ヤクを買う犯人が売人から届いたメールを奈緒美に転送していた

犯人が一千万を覚醒剤に換えたのは警察に報せていないか試すため

真志は覚醒剤が入ったロッカーを開け奈緒美が置いていった携帯電話を取り出すと「本当の取引の始まりだ」と連絡がきます。

梓が誘拐された時に警察に知らせなかったのは「3年前の情報を教えてくれれば・・」と交換条件にされそうだと思ったからです。

 

奈緒美は父親に誘拐された事を話す

●自宅の電話に録音機が装着される

●現場の指揮を執る神奈川県警特殊班第一係の唐木は真志と警察学校の同期

●真志の部下だった高橋千春は奈緒美の職場に潜入捜査する

●追われる身となった真志は奈緒美に警察は信用するなと伝える

 

結末/アノニマス・コール

独自に調べる真志

●不法入国者など裏で診察していた情報屋の春日の母親は新井の恋人だった。

●イワキという男の仕事を手伝い金を手に入れようとしていた。

イワキは元警察官

借金を作ったイワキは総理大臣候補の西沢が覚醒剤をしている噂があったため証拠をつかんでやろうと考えました。

知り合いの女性と西沢を出会わせカメラと覚せい剤を用意させたが女性は死体で発見されビデオカメラには強引に女性にも薬をやらせ犯すように弄んだ映像が残されていました。

警察が揉み消したため飲み屋で知り合った新井に協力してもらい6千万を要求したのです。

事実とちがうことを警察が発表したので怖くなってイワキは警察を辞め女性と西沢の指紋がついたレシートを真志に渡しました。

 

新井に脅迫された西沢が奈緒美の父・正隆に相談し捜査していた唐木たちによって事故が引き起こされた

 

事故で園児を庇って犠牲となった男は千春の恋人だった

奈緒美の職場に潜入捜査している千春は園児の父親である白石と知り合い、いろんな情報を聞いて警察が事故の隠蔽をしたことを知っていました。

千春は真志が単独で捜査していたこと知り情報を得たくて白石と共に誘拐を企てたのです。

奈緒美は指示された通り真志から託された物的証拠を持って現場に向かうが梓の姿を見るまでは信用できないと思い目立つ場所に立ち燃やそうとします。

すると白石と千春から連絡があり睡眠薬で眠らされていた梓を抱きしめます。

物的証拠は白石と千春の手に渡るが唐木たちの追跡により物的証拠を警察に奪われ逮捕されることになる。

 

唐木を呼び出し話を聞き出した真志はビデオカメラを回していて、その事に気付いた唐木が自殺しようとしたので奪った手錠ではめました。

 

真志と奈緒美の説得により正隆は警察にいくことになりました。

 

 

小説/BOOK
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