作品情報とキャストの紹介
アル中のNY市警ジャック刑事は犯罪者である証人エディを裁判所まで護送しろと命じられるが何者かに襲われるようになる。
やがてエディが証言しようとしているのは悪徳警官の違法捜査だと分かり狙っているのは身内なんだと気付きます。
ネタバレあらすじ/16ブロック
アルコール中毒のニューヨーク市警察ジャック・モーズリーは留置場から大陪審に1人護送してくれと頼まれます。
非番だと断ろうとするが2時間ほどで16ブロック送るだけで手が空いてるのがおまえしかいないと書類を手渡されます。
証人として出廷するエディは呑気な性格でベラベラしゃべる囚人だったがジャックは無視して車を走らせ途中酒を買いに行きます。
酒を買って店を出るとエディに銃を向けて近寄る男を捕らえジャックは素早く銃を取り出し撃ち殺します。
エディを連れてBARに入り応援要請すると仲間のフランクやジェリーが駆け付けました。フランクから「エディはジェリーに不利な証言をする」と知らされます。野放しにすると芋づる式に自分たちも危なくなるので揉み消すためにフランク達はエディを殺害しようとします。
すべてを把握したジャックは説得に応じずライフルを発砲してエディを助け逃走します。
エディは近所の子供の口に銃を突っ込み親に話したら殺すぞと脅している悪徳刑事を目撃していたのです。
フランクはかつて20年相棒だったジャックが急に目覚めたことに驚きグルーバー署長に報告します。
エディは12時から予定があるから10時まで大陪審に行ってさっさと終わらせたいと言いました。
ジャックは妹ダイアンの家に行き銃を調達するがボビーが銃を持って侵入してきます。エディに奥の部屋でしゃべらせジャックは隙を突いて後頭部に銃を突きつけ柱の前で手錠を掛けました。
するとエディが逃げたことに気付き探すと地下鉄のホームで見付けます。味方は自分だけだと伝えると急用があるエディは此処からは1人で行くと言い張りました。電車の中で口論となるが追っ手に気付き2人で逃走します。
エディはジャックといれば守ってくれると思い感謝します。
チャイナタウンに逃げ込んだジャックは急用ってなんだ?と聞くとエディは妹が住んでいるシアトルに引っ越してケーキ屋をはじめると答えました。
ジャックは携帯の電波を追跡されていると気付き捨てて逃走するが手首を撃たれてしまいます。
フランクから追い詰められ「俺はエディを狙っているのであっておまえじゃない、一緒にいると死ぬぞ」と言われます。
ジャックは相棒だったフランクが一線を超えて違法行為をするのが納得できず撃ち合いながら再び逃走を始めます。
ジャックは市警察の犯罪を取り締まるマクドナルド地方検事補にエディを殺そうとする市警察が襲ってくると伝えます。
迎えに来てくれる事に喜ぶエディだがジャックは情報が筒抜けだと気付きフランクをうまく挟み撃ちにして銃を奪います。
そして振り切るためにバスに乗り込み運転手に停まらず走れと指示します。
しかし特殊部隊に包囲され助からないと思ったジャックは人質になっている乗客に紛れ込ませてエディを逃がします。
結末/16ブロック
ジャックはバスに落ちていたヴォイスレコーダーを拾い遺言となるメッセージを吹き込もうとすると、狙撃班に包囲されているのを見たエディが「撃たないでください」と叫び戻ってきました。
ジャックはそれでも特殊部隊は撃ってくると予想しバスを急発進させ狭い路地に入り込みます。
バスからうまく脱出して逃走した2人だったがエディが撃たれている事に気付きジャックは妹ダイアンに助けを求めます。
救急車の中で手当てを受けた2人はダイアンが運転する別の車で病院に向かいます。予想した通りフランク達はダイアンが運転する救急車を停めさせ車内を確認していました。
ジャックは「おまえが証言する警官の事件に自分も含まれている」とエディに伝え今度は勇気を持って正しい行動をとると言いました。
エディを逃がし、証言するために大陪審に向かったジャックの前にフランクが待ち構えていました。
無実の人間を殺した事や今までの悪事を責めて口論となるがジャックの決意は固くその場を後にします。
マクドナルドを呼び自分が代わりに証言すると言います。証人に対する警官の脅迫行為についての情報を伝え今まで自分含めた14分署の警官がしてきた事を証言する代わりにエディの犯罪記録抹消を願い出ます。
ジャックは背後からフランクに指示された警官に銃口を向けられていたがジャックの話を聞いて事情を知った狙撃班に助けられました。
ジャックはフランクとの会話をすべてヴォイスレコーダーに録音しており証言台に向かいます。
二年後出所したジャックは誕生日にエディから誕生日ケーキが届きケーキ屋をしている事を手紙で知らされました。