映画「アンダルシア 女神の報復」ネタバレあらすじと結末/第一発見者の正体

 

作品情報とキャスト

アマルフィ 女神の報酬の続編ですが「アンダルシア 女神の報復」だけでも問題なく楽しめます。

 

警視総監の息子の遺体がアンドラ公国で発見され調査に向かう外交官・黒田は、そこで同じ事件で捜査していたインタポール捜査官・神足と出会います。

神足が第一発見者の銀行員・新藤を監視する理由は?神足の過去に何が?

黒田が保護している新藤の本当の正体とは?マネーロンタリングが浮かび上がり見えてくる真実!!

◆黒田康作(織田裕二)◆新藤結花(黒木メイサ)◆神足誠(伊藤英明)◆安達香描(戸田恵梨香)◆佐伯章悟(福山雅治)◆川島直樹(谷原章介)◆安達介(鹿賀丈史)◆村上財務大臣(夏八木勲)

 

ネタバレ・あらすじ

アンダルシア女神の報復 

G20国際会議の準備でパリにいる外交官・黒田は村上財務大臣を路地裏の小さな店で待たせていました。

アメリカのクーパー財務大臣が気に入っている店であり偶然を装い黒田は二人を出会わせます。

マネーロンタリングを行う銀行の規制強化をヨーロッパは反対しておりアメリカからの賛同を得れば優勢になれると考え村上財務大臣は賛同してくれるようクーパーにお願いします。

しかしG20国際会議ではヨーロッパ各国から反対され厳しい状況でした。

そんな様子を見ていた黒田はスペイン北部に隣接するアンドラ公国で警視総監の息子・川島直樹の遺体が発見された情報が入り調査を命じられます。

第一発見者でビクトル銀行に勤める新藤結花とインターポール捜査官・神足誠と出会います。

新藤は銀行の顧客である川島の通訳も担当しており訪ねると鍵がかかっていたのでフロントに連絡して係員と一緒に部屋に入り遺体を発見しました。

神足は物取りの犯行だと結論付けていたが黒田は中に人がいる事は結露で分かるため、ただの物取りの犯行とは思えないでいました。

 

第一発見者が襲われる

新藤が何者かに襲われたので黒田は安達がいるバルセロナ日本領事館に移動して保護します。

ジャーナリストの佐伯から新藤が就くビクトル銀行で顧客が大損した話を聞きます。

ガス田開発は架空投資であったが被害者が名乗り出ないので後ろめたい金を投資していたのだろうと疑います。

領事館を新藤が脱走したので黒田は追跡します。一方監視していた神足もGPSを仕掛けてあり追跡します。

捕まえてカタルーニャ州警察・インターポール州警察支部で聴取すると、

新藤は自殺する前に川島から連絡を受けており、危険なお金を取引で失ったため証拠がばれると日本にいる家族が危険だからビクトル銀行に関わった証拠をすべて消して欲しいと頼まれ物取りのように見せ掛けたのだと言います。

ガス田開発の投資話を持ちかけたのは川島の担当ブロカー・ルカスであり川島は100億近く失っていた事が分かります。

 

現地警察でルカスは誰なのか写真を見せられる新藤。

2年前に組織に派向かい内部告発をして飛ばされていた神足は警視総監の息子がマネーロンタリングに引っかかった事をもみ消せば日本に帰れると言われ悩んでいました。

ビクトル銀行はアンドラ公国に力を持っていて大手のスペイン投資銀行とライバル関係にある。

スペイン投資銀行が川島を嵌めた証拠を持っていると思いビクトル銀行から新藤は狙われていたのだ。

新藤はアンダルシアにあるビクトル銀行支配人が持つ別荘で国際テロ組織と取引があり仲介する者はルカスであることを話した。

 

計画

今までビクトル銀行はテロ組織とは関わっていないと発言していたため現場をおさえればマネーロンタリングを暴くチャンスだと黒田は考えていた。

黒田は裏切ったのは組織の方だと神足を説得し別荘が見える小屋で作戦を立てます。

川島は暴力団のお金を投資しており新藤はその事は話さない変わりに隠蔽したい神足に自分を逃がすようお願いする。

ルカスに騙された川島は自殺だったと話す新藤だが神足はこめかみに焼跡があった事から予想していた。

テロ組織幹部とルカスの姿を確認すると神足は黒田に小屋に残るよう伝えます。

黒田は国家警察が持っていた銃を奪い新藤を逃がさないように捕まえるが隠蔽したい神足は狙いを定め黒田に発砲します。

そして黒田は死んでしまう。。。演技をします。

 

結末

神足は約束通り新藤を逃がし国際テロ組織幹部を捕まえてマネーロンタリングを暴きます。

アンドラで川島の部屋から投げ捨てた証拠を新藤は探していました。

そこへ「やっと会えたな ルカス!」と死んだ思っていた黒田が現れ新藤は驚きます。

日本の名前では裏金を扱うには目立つためルカスと名乗り顧客との連絡方法はメールやFAXだったので知られることはなかった。

川島の担当になり投資していたお金は暴力団の資金だと分かり警視総監の息子であったため暴かれても警視庁がもみ消すとしっかり計算していたのだ。

新藤には家族がいなかった。

幼い頃、花火に気を取られ交通事故に遭い窓から出された結花だけが助かっていました。

新藤の父親も暴力団の資金に追い込まれてしまったことで川島と父親は一緒だと話すが、黒田は新藤がやっていることは父親とおなじであり、そんな事するために妹の名前を使うなと告げます。

ルカスは聖人の名で日本語は妹の名前・流花でした。

新藤は事故の時、花火が見える窓側に座りたい流花と喧嘩をしていたのです。

もし自分が席を代わっていれば流花は生きていたかもしれないと苦しんでいました。

事故でできた傷跡が見えるから窓を開けるのを極端に嫌がっていた新藤ですがパトカーの中では窓を開けました。

国際会議ではヨーロッパが反対する中、ビクトル銀行の摘発があったことでアメリカは日本の提案に賛同してくれました。

マネーロンタリングを暴いたのは日本人であることでクーパーはこれも村上財務大臣の作戦なのだろうと思っていました。

 

 

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