作品情報とキャストの紹介
キム・ソナの圧倒的な演技力が話題となった韓国ドラマ・ヒューマンミステリー。
児童相談所のカウンセラーのウギョンは自動車専用道路に立っていた少女を車で轢いてしまってから謎の少女の姿が見えるようになる。
それがきっかけとなり次々事件に巻き込まれていくがバラバラに見えた事件に浮かび上がる共通点と人物。
事件の真相が解き明かされるとき衝撃的なラストを迎える。
ネタバレあらすじ/9話から12話
第9話/闇の中の人物
ドンスクが今までウギョンに何でもかんでも報告していたのは「赤い涙」が彼女だと思っていたからです。
ウギョンにしか話していない事を知っていたからです。
掲示板の「赤い涙」のIPは殺害されたパク・ジヘだとジホン刑事から聞かされたウギョンは試しにメッセージを送信してみます。被害者も加害者も容疑者も事件現場もハヌルセンターであり、ジヘの生前最後の写真に車が写っていることから疑われてしまったウギョンは植物状態の妹が入院しているのでよく通る道だと説明します。
ソグの母親からお金を要求されたウギョンは払う義務はないが事情をくんで500万を払いました。しかし借金に追われている彼女から「あと300万払ってくれたら、赦す、子供の事は忘れてあげる」と言われ気付くと何度も頬を引っぱたきます。
ジヘの出所から死亡届が出される間に着信は一件だけだったが家の近所からだったので急いで調べるとミン・ハジョンという女性でした。
名義を勝手に使われていた事が分かるがウギョンを知っているか訪ねると一緒に抗議活動していたが妹が交通事故に遭ってからおかしくなって止めてしまったと言いました。全校一位の成績の娘を自慢げに話してきたが帰るとき「母を信じないでください、ウギョンはおかしな人じゃありません」と娘に言われます。
その頃、緑色の服を着た少女のモンタージュを持って知人を回っていたウギョンは「これはあなたでしょ」と言われたり、自分の写真を見せたときに「これは誰なの」と聞かれたりするために戸惑います。
第10話/偽りの記憶
ハジョンは子供部屋に監視カメラを付けておりドアをロックして娘が勉強しているのを満足そうに見ていました。
ジホン刑事は携帯の電源が入った時間と掲示板の書き込み時間が一致している事から「赤い涙」の携帯なのだと分かり念のため名義のハジョンを調べると前科がたくさんありました。
聞き込みを開始するとハジョンは苦情ばっかりで最低な人間だと皆が口にするなかウギョンとは仲良かったと証言が取れます。ここでもウギョンの名前が出てくるので共犯なのかと思うがウギョンは2年間連絡すら取っていないと言います。
ウギョンは子供の頃の友人たちに会いに行くが自身の記憶と友人の話が食い違っていることに気づき父親によって記憶を作り替えられていると確信するが証拠もなく継母からは病院に行った方がいいと心配されます。
ウギョンは病室を訪れ「お兄ちゃん覚えている?」とヒスに聞くが憶えていないようでした。施設に入れるにもサインが必要であり父親は刑務所にいる事が判明したので母親に連絡とると借金を返済出来ず車に轢かれて入院していました。
車に轢かれる前に「悲しみの排泄物、排泄物の餌、この手で救えない君」と詩を送られており罰を受けたのだと母親は言いました。ウギョンは家にある本に書かれていた詩だと思い出します。
スヨンはハジョンの娘ピンナに話を伺うが腕が傷だらけなのを見逃さず「ウギョンがカウンセリングをしようとしていたんじゃないか、それで母親に反対されたんじゃないか」と問い詰めるが「母さんを虐待だと疑い怒らせたんだ」と否定されます。
ハジョンを調べると勉強するときに集中できるクスリをピンナに飲ませていた事が分かります。また違法に大量処方されて事情聴取を受けた病院にはパク・ジヘを殺したパク・ヨンテがいました。
警察に聴取を受けたハジョンは「警察に疑われています」とメッセージを送りました。
第11話/緑のワンピースの謎
ウギョンはヒスの母親ミソンが轢かれた事件も何か関連があるのではないかとジホン刑事に話します。
引っ越し業者のアルバイトが轢き逃げ犯で逮捕されジホンはお願いして事情聴取を行なうが詩を読んでも反応はないし韓国にいなかったことが明らかとなったため関連性はないだろうと思います。
ウギョンは自分の誕生会の写真をもらうと緑色のワンピースを着ていました。少女が着ていた緑色のワンピースは自分の物だったのだと思い出し実家に戻るが継母によって荷物は処分されていました。
妄想に取り憑かれていると思う継母は元に戻すためには元夫の助けが必要だと思います。
勉強して良い大学に行かせる事を強引に押し付けているハジョンは娘ピンナが家庭教師から携帯を授かりこっそり遊んでいたので愛のムチだと裸にさせいつものように叩きます。
ジホン刑事はハジョンが「赤い涙」を知っているはずだと疑い捜査令状をとって家宅捜査を行なうと外から鍵をかけられるようになっておりピンナの部屋には監視カメラがあったので監視されているのだと分かります。
パソコンや携帯を押収するが何も出てきませんでした。ピンナの体は傷だらけだったので体罰も受けているはずだと疑うジホン刑事は疑われているときにこそ接触するはずだと思い監視しているとピンナが家から飛び出てきました。
家庭教師が母親とイチャついていたのでショックだったのです。ピンナから「ママなんていなくなればいい、助けて」と電話を受けたウギョンはすぐに迎えに行きます。
ピンナは中学生になってから勉強部屋に監禁されるようになりトイレの時はブザー押し、成績が落ちたり反抗したら棒で叩かれていました。ウギョンは証拠を収めるためスマホで写真を撮ります。
ウギョンの通報によりハジョンは児童虐待容疑で連行されます。
第12話/追跡
子供の未来のためと思い込んでいるためハジョンは虐待とは認めなかったが素直に罰を与えた事は認め釈放されると「赤い涙」からがっかりだとメッセージが届きます。(なんで釈放?)
「赤い涙」の携帯がオンになったのでジホンとスヨンは急いで追跡するが郵便集配所で電波が切れてしまいます。
ハジョンから離れさせるのが目的だったのではないかと思い通話記録を調べるとウギョンと連絡していました。
ウギョンは「娘と会わせてくれ」と頼まれピンナを連れて行き連絡があったジホンにも会っていることを伝えます。
離婚して精神がボロボロだったハジョンはプライドを取り戻すために勉強させ「パパはあなたを捨てた」と嘘を付いていたのです。反省するハジョンは「私を許さないで、ごめんね」と娘の手を握ります。
車で向かっていたジホンは郵便物でスマホが届いたと報せを受けるがハジョンが画面に映っていると聞かされ次のターゲットだと分かり「そこから動くな」とハジョンに電話をかけます。
ウギョンは「子供を虐待する親が狙われる事件もあるから」と伝えるとハジョンはトイレに行くと言って席を立ちます。
「裏切り者、裁きを受けたいか、己で裁くか」と赤い涙からメッセージを受けたハジョンは外に出て飛び降りました。ちょうど現場に着いたジホンとスヨンは見上げるとウギョンがいたので驚きます。
ジホンはハジョンのスマホに会話が残らないブラックチャットがダウンロードしてあったので「赤い涙」に脅された可能性があると思います。
ハジョンが最後にホラー映画のサイトを見ていたことを知り他の被害者を調べると全員がログインしていたので連絡手段なのかと気付きます。
ハナは児童施設で徐々に元気を取り戻し遊ぶようになっていくが今になって父親が引き取る手続きを始めます。
ハナが初めて会った時、怖くてお漏らしをして脅えていたのでジホンは阻止しなければと思います。またウギョンはパパと生活していて覚えている事あるか聞くとハナは「パパはいないと」と言いました。