「 悪と仮面のルール 」< ネタバレ・あらすじ >愛する人を守れるなら僕は悪にでもなれる!!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

悪と仮面のルール [Blu-ray]

 

監督=中村哲平

原作=芥川賞作家・中村文則

 

久喜文宏・新谷弘一(玉木宏)

伊藤亮祐(吉沢亮)

久喜香織(新木優子)

久喜幹彦(中村達也)

神原(光石研)

会田(柄本明)

久喜捷三(村井國夫)

 

原作を読んでいれば分かるのかも知れませんが映画に出てくる「邪」とはなんだ??とはっきりしなかったので先に私の勝手な解釈ですが書いてしまいます。 

戦争で金儲けした久喜家は大財閥となるが戦争の経験によりこの世界を不幸にする悪人が必要であると気が狂い教育がされるようになった。その悪人が邪なのかと思います。

 

 

< ネタバレ あらすじ >

  悪と仮面のルール

 

父親である久喜グループの当主・捷三に呼ばれた文宏は自分が悪になるために創られたと聞かされます。

「お前が14歳になったときに地獄を見せる。そのためには犠牲者が必要であり養女を引き取った」

 

文宏は養女の香織と一緒に暮らすようになり恋心を持ちます。

やがて互いに恋愛感情が芽生えキスする関係となるが、ある日、香織が父親から性的虐待されるのを見て自分が14歳の時に見せられる地獄とは香織が男達から弄ばれる場面なのだろうと感付きます。

誰にも気付かれずに殺す方法を考えていた文宏は秘密の別荘に連れて行かれたので好機だと思いベッドしか置いていない地下室に捷三を押し倒しました。

「地獄を見せる事は出来なくなったが同じ事だ。邪の素質がある」

お前に幸福はなく人を恨み続けると言われた文宏は扉を塞ぎ殺害しました。

 

香織を救った文宏だったが鏡をみるたびに自分が父親に似ている事に愕然とします。

そして自分はやはり悪になるために創られたのだと自覚した文宏は香織のそばにいてはいけないと思い避けるようになります。

やがて医師の勧めもあって香織は屋敷から離れることになり文宏は遠くから見送りました。

 

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~十数年後

 

自分を消滅させたいと思った文宏は顔を整形して「新谷弘一」の名を手に入れます。

そして捷三がよく利用していた探偵の榊原にアポを取り久喜香織を探し出して日頃の生活などすべてを報告して欲しいお願いしました。

弘一(文宏)は「狂ってますよね」と伝えると「私の仕事は本来見えないものを見ることです。あなたが狂っているなら私も同じです」と榊原は言いました。

●江東区のマンションに住み六本木のクラブで働いている。

●特別不幸なわけではないが生きる事に脅えている。

●詐欺師の矢島孝之が捷三の遺産目当てで近付いている。

●榊原以外にも香織を探している者がいる。

矢島は薬物の常習者で狙った女を薬付けにする事を知った弘一は矢島から目を離すよう伝え彼に近付き毒入り薬物を渡して殺害しました。

 

「矢島は殺されたので香織にとっては運のいい事です」と榊原が訪ねてきます。

弘一は「本当に運がいいことです」と答えるが香織を探っている者が海外との武器の輸出輸入を仲介している会社の筆頭株主・久喜幹彦だと知らされます。

幹彦は現在、久喜グループの当主で捷三の二男。評判がとても悪いと知った弘一は何が目的で香織を探っているのか調べるようお願いしました。

 

香織がカフェで寛いでいるところを遠くから見守る弘一だか着信音を耳にし調べると見知らぬ携帯がポケットに入れられていました。

「邪の久喜文宏さんですよね?」

1時間後に呼び出された弘一は断れば香織に被害が及ぶと思い、足を運んで辺りをしっかり見渡してからリダイヤルするとすぐに犯人を突き止めます。

久喜家の家系の1人である伊藤亮祐は「文宏じゃない」と驚いていたので弘一は「文宏の知り合いだが彼は死んだ」と伝えました。

伊藤は久喜香織を探るものがいたので同じ「邪」の家系である文宏だと思ったのです。

「幸福とは閉鎖だ」と口にしたのを聞いて弘一は世間で騒がしているテロ組織「JL」はお前だろうと言い当てました。犯行声明文にも「幸福とは閉鎖だ」と書かれており捷三から散々聞かされた言葉であるためずっと久喜家の誰かの仕業だろうと弘一は思っていたのです。

伊藤はまた連絡すると言い去って行きました。

 

弘一は帰宅すると「いつ海外から戻ったんですか?私から逃げたと思ってましたよ」と会田刑事に話しかけられます。

会田刑事は矢島は薬物常習者ではあるが手の込んだ自殺なんてするわけないと思い殺人として捜査を開始すると現場近くの防犯カメラに「新谷弘一」が映っていたので訪れたのです。

「8年経つと印象が変わりますね。鈴木サエさんの母親が先月亡くなり死ぬ直前まであなたの事を恨んでいましたよ。あなたに確かにアリバイはあるが追い続けますよ」

咄嗟に話を合わせた弘一は会田刑事を帰らせると家に幹彦の部下が侵入しており「鈴木サエは新谷弘一の恋人で自殺した人です。あの刑事は新谷が殺したと疑ってるんですよ」と教えられます。

弘一は幹彦に会いに行くと「新谷弘一か・・・なかなかの出来だな安弘」と言われます。

「俺の部下になって戦争をふっかけないか。久喜家は第一次世界大戦で金儲けしてから狂って邪を育ててるんだから」

俺には関係ないと断る弘一だが香織を薬中にして連れてこいと矢島に依頼したのが幹彦だと知り「俺が連れてくる」と告げ帰ります。

 

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幹彦の行動パターンを調べて欲しいと榊原にお願いした弘一は伊藤に呼び出され会いに行きます。

オンボロアパートには伊藤と彼をサポートする佐藤がいて「JL」のメンバーは気に入った事件に後から声明文を送っているだけで人殺しはまだ一度もしていませんでした。

「なぜ、こんなくだらな事を?」

「侮辱だよ。すべての者を下へ引きずり下ろし、この世界、愛や価値やすべてのものに対する侮辱だよ」

弘一は「お前はこの先生きていくんだから出来るわけない。人を殺せば何も感じられなくなる」と告げると、伊藤は「幼い頃から暴力を受け続け感情の空白を抱えてまで何故生きなければならない」と返すが自分が涙を流している事に気付きます。

無理強いはしないが次会うときまでに金を用意してくれ、そして小型爆弾を預かってほしいと手渡されます。

 

榊原から幹彦の資料を手渡された弘一はクラブに行き侵入していた榊原の部下あずさを指名して香織を紹介してもらいます。

席に着いた香織が「どこかで会った事ありますか・・・」と昔を思い出そうとしていたので弘一は趣味は何ですか?と話をそらすが思い出が蘇り幸福感を味わいます。

帰宅途中、伊藤から「警察に追われている佐藤と連絡が付かなくなった。あいつはもともと香織から金を奪おうとしていたが女を巻き込みたくなかったからお前をターゲットにしたんだ。逃走資金がいるから用意してくれ」と電話が入ります。

香織が危ないと思う弘一だが会田刑事のことが目に入り電話を切ります。

「来週はサエさんの命日ですが・・・あなた働いてないのに高級マンションに住めるんですか?現実的でグループに属するタイプではないのにJLのメンバーと何か関係あるんですか?。。頭のよい犯罪者と同じように私はあなたに別の意味で目を付けています」

時間の無駄だとその場を離れる弘一は香織の家へ駆けつけると物陰に隠れナイフを持つ佐藤を見つけます。

飛びかかりナイフを奪おうとするが逆に窮地に陥ります。そこへ幹彦の部下が車で現れ「一週間以内に女を連れてこいと伝言だ」と言い佐藤を連れ去っていきました。

 

弘一は金はいくらでも出すから香織を警護するよう榊原にお願いします。

そして秘密の別荘に行くと幹彦が待ち構えており「父の遺体の処理は俺がしといたから安心しろ」と言われます。

~お前は獲物を守っているだけだ、早く香織を損なえ、そして俺の領域に来い~

仲間になる事を断ると見込み違いだと激怒した幹彦は父が出来なかった事を俺が代わりにやってやると言いました。

榊原から受け取った資料には幹彦が今まで行ってきた悪行を証明するUSBが納められていました。実は榊原は捷三から幹彦を調べるよう依頼されておりずっと調べていたのです。

弘一は時間が来たらマスコミや警察にデーターが送られるようになっていると告げ伊藤から預けられた爆弾のスイッチを入れ出て行きます。

自分の命を惜しむことをしない幹彦は爆弾の解除をしませんでした。

幹彦の死を知らせに来た榊原は「あなたはうまくやったと思いますよ文宏さん、こんど依頼関係なくお酒でも飲みましょう」と言い去って行きました。

 

弘一は自分が文宏である事を伊藤に明かし「人を殺すのはやめろ。なんで俺が行き続けるのか?それは消したくない記憶があるからだ。どんな存在だろうが消える必要はない。お前は俺の分身みたいなもんだからな」と告げました。

逃走資金を渡すと伊藤は預かってくれと私物を渡し「次何かする時は相談する。金は必ず返す、対等でいたい」と言って去ります。

弘一は鈴木サエの墓参りに行くと会田刑事に話しかけられます。

「あなたは誰です?新谷弘一は墓参りなんかしない。あなたの接点の会った人物が立て続けに死んだが彼らは全員、香織に被害を加えようとしていました。あなたが久喜文宏であるならば女を守るためにした事だと仮説が立てられるのですが・・・」

 

弘一は高飛びする前に香織を車で送っていきます。

「私は文宏の知り合いです。彼は現在家庭を持っているが香織さんと過ごした時期が幸せだったと感謝していました」

自分の存在が文宏を生かしていると聞かされた香織は同じ想いだったと涙を流し「元気にやっていたと伝えてください」と言いました。

最後に弘一は「僕はあなたが好きです。だからもう会わない方がいいと思います」と告げると香織は車を降りました。

これからどうするんですか?と聞かれた弘一は「生きていきます」と答えアクセルを踏みました。

 

< 感想 >

なんだか・・・無駄に長くダラダラした印象が残ります。

長い台詞の掛け合いが多く結局何が言いたいのか分からなくなる。もうちょい久喜グループの家系が全体的にどうなっているのか説明して欲しかったし「邪」って何?って感じ。

 

 

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