「 ゲティ家の身代金 」ネタバレ・あらすじ / 世界一の金持ちは孫が誘拐されても無駄金だと言って身代金を断固拒否!!

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作品情報・キャスト

1973年に実際に起きた誘拐事件をリドリー・スコット監督が映画化。

石油王の孫が誘拐され身代金を要求されるが石油王は冷酷非道なケチ、支払いを断固して世界中を驚かせた。

石油王ジャン・ポール・ゲティ役には「手紙は憶えている」や「偽りの忠誠ナチスが愛した女」など多くの作品に出演しているクリストファー・プラマー

誘拐された息子を心配し懸命に生還させようと努力する母親アビゲイル・ハリス役には「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で助演女優賞、「マリリン七日間の恋」で主演女優賞を獲得したミシェル・ウィリアムズが演じる

その他、◆フレッチャー・チェイス(マーク・ウォールバーグ)◆チンクアンタ(ロマン・デュリス)◆オズワルド・ヒンジ(ティモシー・ハットン)◆ジャン・ポール・ゲティ三世(チャーリー・プラマー)=幼少期(チャーリー・ショットウェル

 

ネタバレ あらすじ

  ゲティ家の身代金

 

1973年、石油王ジャン・ポール・ゲティの孫である三世は夜のローマをウロついていると目の前に停まったバンから数人の男が現れ拉致されます。

秘書は急いで知らせるためノックをせずに入り「お孫さんが誘拐されました。現地の警察と三世の母親が電話で話したいそうです」と伝えるがゲティは株取引が始まってるからダメだと言いました。

 

 

1948年、ゲティはサウジの砂漠から石油を輸入するためヘドウィン族と話を付けました。石油を運ぶための船がなかったので1958年にフランス トゥーロン造船所でスーパータンカー(ジャン・ポール・ゲティ号)を造りました。

1965年には史上初の資産十億ドル以上になるが数えられるようでは本当の富豪ではないとゲティは言いました。

二世と結婚した地方判事の娘アビゲイル(ゲイル)は普通の家庭でした。破産状態になってきているため「お父さんから仕事貰ったら」と勧めるが二世はクリスマスも誕生日も無視されて育ちほとんどゲティとは会っていませんでした。

二世はゲイルに言われた内容を手紙に書いて送ると「ローマに来い、仕事をやる」と電報が届きます。ゲティは富豪なのに下着を洗って貰うだけで10ドルも払えないとルームサービスを頼まず自分で洗濯していました。

「ゲティオイル社の副社長にしてヨーロッパの事業を任せる」

石油なんか無知であり二世は無理だと伝えるが泳ぐか溺れるかだと言われます。

三世はゲティからいろいろと学ぶが二世は酒に溺れるようになり麻薬に手を出して家族を捨ててしまいました。

1971年、サンフランシスコにあるゲティオイル社を訪ねたゲイルは「扶養料も慰謝料も財産分与も何もいらないから子供の監護権だけほしい」と提案しモロッコにいた三世を自分がいるローマに戻しました。

 

 

三世(以下ポール)を拉致したのは南イタリアのカラブリア州を拠点とするチンクアンタ率いるグループでした。

ポールの母親アビゲイル=ゲイルは身代金1700万ドルを要求され「お金は持っていない」と伝えると「義理の父親に貰えばいいだろう」と言われます。

電話を取り次ぐようお願いしてもゲティは忙しくてと秘書から断られます。

ゲティはマスコミのインタビューを受け入れ「私には孫が14人いるし金を払えば他の孫も誘拐されてしまう。額が高すぎる、何もしない」と答えました。

 

テレビを見ていたゲイルは驚きゲティの豪邸があるイングランドに向かいます。

庭で射撃を楽しんでいたゲイルは元CIA交渉人チェイスを呼びつけ「孫は全員愛しているが特にポールには万一のことがあったら困る。ローマに行き彼を取り戻せ」と命じます。

そして豪邸にやってきたゲイルのことは任せるが交渉には関わらせるなと念を押します。

 

ゲイルとチェイスはローマに戻ると空港や憲兵本部にはマスコミが殺到していました。

ゲイル宛ての手紙は捜査の証拠品になるためすべて没収されていました。1700万ドル欲しさに「自分がポールを誘拐した」と世界中から届いていました。

ゲイルはチェイスを連れて家に帰ると警察がいてポールの妹が寝れないと怯えていました。

連絡がない犯人チンクアンタは「なんで金を出さないんだ、俺の子供だったら盗みでも何でもやって金を作る、アメリカ人は理解不能だ」とポールに言い、嫌われるようなことをしたのか聞くと「放火して退学になった」と言いました。

話しをしていたせいか気が緩みチンクアンタは覆面をせずに食事を運んでしまいます。

「ピコリーノに顔を見られたと知れたら命はない。俺は告げ口しないからお前もするなよ」

ポールは頷いて約束の握手を交わします。

 

チェイスは何者かに「ついてこい、金のことだ」と言われ誘導されます。

交渉に慣れているチェイスはポールがいない事を見抜き交渉はしないと言い放つと「ポールと手を組んで誘拐をでっち上げ200万ドルほど貰う予定だったが姿を消したんだ」と言われます。

このグループはポールが誘拐された事で他のグループと手を組んだのだと勘違いしていました。

チェイスは狂言誘拐についてゲイルも知っていたのではないかと疑いゲティ豪邸を訪ねその事を話すと「血縁は信用できると思っていたが・・父親同様、私の金を取ろうとしたのか」とゲティががっかりします。

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ポールが戻るのを待つためチェイスはローマに戻るが遺体を確認してくれと警察から連絡が入ります。

ゲイルは「狂言誘拐と疑い捜査放棄した警察とチェイスを責めるが遺体を確認するとポールではありませんでした。チェイスはどう見ても中年の男じゃないかと訴えると「誘拐現場にいた車から捨てられたからポールと勘違いした」と刑事は言いました。

遺体に身元がエットレだと判明したことでチンクアンタのグループが犯人だと分かりました。

カラブリア州にサイレンを鳴らさずに向かった警察部隊はアジトを包囲するがチェイスは「戦争じゃないのだから人数が多すぎる。銃撃戦になってしまうから待機しろ」と伝えます。

 

犯人グループ数人を始末してアジトに乗り込むが誰もいませんでした。

ゲイルはアジトからポールの衣服を発見し間違いなくここにいたのだと確信するが捕らえた犯人から「ポールは売った」と知らされます。

チンクアンタはポールを置いて帰ろうとしたがポールが痩せすぎているため「しっかり食べさせろ」と投資家に雇われます。投資家は表向きな顔であって偽物のブランドを作って儲けていました。

チェイスは狂言誘拐ではなかった事を伝えるため車を走らせ「犯人グループは身代金を待てずに投資家に売ったようです」と報告します。

それも間違いではないかとゲティは疑うが「今度の相手は金が手に入らなければ容赦なく痛めつけます」とチェイスは説得にかかります。

原価価格高騰で儲けたはずのゲティは世界一の金持ちなのに出港禁止が解除され価格が暴落したら大損になると力説し始め無駄金を払う気はないと言い放ちました。

 

チンクアンタから電話があり「これまでの経費20万ドル払う。脅迫罪にならない金額だから罪には問われない」とチェイスは交渉します。

激怒するゲイルは身代金を払わないと言われた事を知ります。その頃、ゲティは入手経路の問題から表に出せない絵ではあるがずっと探しており150万ドルで購入していました。

ポールは放火して脱走します。チンクアンタはポールが走って逃げるのを目にするが気付かないふりして「火を消せ」と仲間に伝えます。

ポールは通りすがりの人に助けられ母親に電話するが投資家と内通しており電話の途中で連れ戻されてしまいます。

チンクアンタは「あいつは嫌われてるから家族は殺して欲しいと願っているかも」と諦めさせようとするが投資家は内通する医者を呼びました。

 

結末

警察にポールの耳が送られてきます。ゲイルは確認しに行くと写真付きであるためポールの耳だと確信します。

新聞にポールの耳を載せてもいいかと新聞記者から言われたゲイルは金はいらないから1000部欲しいと要求しすべてをゲティに送りつけました。

チンクアンタは「早く払わないと次は足を切られる」とゲイルに電話します。

ゲティの秘書から身代金払うと連絡を受け、ゲイル達はロンドンに向かうと麻薬中毒の元夫も呼ばれていました。

「身代金は税控除の対象にならない。息子に貸す形にすれば損金処理が可能だ」

こんな時に税金対策の話かとうんざりするゲイルは「ポールを含めた子供の監護権を前夫に譲ると署名するのが条件だ」と言われます。

金はすべて辞退したのに子供まで捨てろと?

支払った所得から控除できる最大限度額なら身代金には全然足りないためゲイルは会見を開き「身代金を全額支払う」と述べました。

 

カリフォルニアに別荘を建設予定のゲティはゲイルの会見を見てチェイスを呼び、金がないのにどうやって身代金を払うのだと聞きます。

チェイスは「世界の誰より金持ちでもみじめたクソ野郎だ」だと言い放ち「さよなら」と去ります。

しかし、ゲティから身代金全額が届きます。(とは言ってもこの時はチンクアンタがポールを助けたい一心で400万ドルまで額を下げていた)

「金も子供もゲイルにやる」と電報を受け届けに行くが、石油危機でガソリンが配給制となり車の使用が禁止である日曜日を指定されていました。

これにより尾行するとバレてしまうため警察は頭を悩ませます。

ゲイルとチェイスは犯人の要求通り指定された山道に金を置いて車を走らせます。

 

金を確認した投資家はポールを解放しろと命じました。

チンクアンタは「これで自由だ、母親に会えるぞ、さっさと逃げろ」と山道でポールを解放します。

ポールは走り出し連絡を受けたゲイルも近くの工事現場に急いで向かいます。

チンクアンタも報酬を受け取り解散となるが警察ヘリを見付けた投資家は「ガキを見付けて始末しろ」と部下に命じました。

その頃、何か不吉な予感がしてゲティは目覚めます。

犯人を逮捕した警察の大捜査が開始されます。ゲティがやっと手に入れた絵画を見て安堵したころポールも母親と再会を果たしました。

 

ゲティは亡くなり資産は家族の公益信託となっています。税金を払わず財を築くためだが信託の金を使えないルールがあります。

ゲティは物品に投資し美術品や骨董品を集めていました。ゲイルは資産や物品についてどうするか話し合います。

 

ゲティの収集品はゲティ美術館の礎となり家族は遺産の多くを慈善事業に寄付しました。

 

 

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