実話映画「アメリカン・アニマルズ」ネタバレあらすじと感想/高価な本を盗む大学生

 

作品情報とキャストの紹介

大学生4人が大学図書館から高価な本を盗んで金を手に入れようと計画した実際の事件を英国出身のバート・トレイン監督が映画化し2018年に開催されたサンダンス映画祭で初公開した。

ケンタッキー州、退屈な大学生生活を送っていた4人は大学図書館にジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」が1200万ドルすると知り盗んで金にしようと計画を練ります。

メイクをして老人に化け実行に移すが画集は厳重に管理されており失敗を連発することに。

刑期を終えて出演している本人たちのエピソードが織り交ぜて描かれているのが特徴。

ウォーレン・リプカ(エヴァン・ピーターズ)スペンサー・ラインハード(バリー・キオガン)チャールズ・T・アレン2世/チャズ(ブレイク・ジェナー)エリック・ボーサク(ジャレット・アブラハムソン)ヴァン・デア・フォーク(ウド・ギア)ベティ・ジーン・グーチ(アン・ダウド)など

 

ネタバレあらすじ

ケンタッキー州レキシントン。

トランシルヴァニア大学に芸術家になりたくて入学したスペンサーは成長するにつれ人生を変える経験をしたいと思うようになっていました。芸術家は何らかの悲劇を受けて苦しんでいるのでただ絵がうまいだけでは先が見えないのです。

臆病な性格のスペンサーは悩んでいると破天荒なウォーレンから連絡が来ます。

恐竜の刺青が入っているウォーレンとの付き合いは両親はあまりよく思っていなかったが何事もスパイスが大事だと思い仕方なく黙っていました。

呼び出されたスペンサーは倉庫から出した食品をウォーレンから受け取っていくが盗んでいるのだと気付き店主に気付かれ逃走します。

車に乗り込み音楽をガンガンにして走らせると刺激が欲しかったスペンサーは笑います。

 

計画

トランシルヴァニア大学の図書館には19世紀からの希少な数々の本を所蔵しており係の者が同行しないと入れません。

その中にはジョン・ジェームズ・オーデュボンの画集「アメリカの鳥類」がありました。

彼はケンタッキーに住み商売に失敗して債務者監獄行きとなり、出所後に銃と絵の具を持って米国中の鳥をすべて描くために旅立ちました。文明社会に戻り米国の最高の画家の1人と称されました。

スペンサーは画集に惹きつけられるものを感じ調べると1200万ドルの価値がありました。

スペンサーから話を聞いたウォーレンは自分が通うケンタッキー大学で「完璧な銀行強盗の計画方法」と検索して調べ出します。

図面が必要だと聞かされるスペンサーは「悪党にハッピーエンドはない、必ず刑務所に行く」と断るが「現実に何が起きるか知りたくないか」と言われ迷いが生じ「図面はいらない、描けばいい」と返事しました。

スペンサーが完璧に描くと、ウォーレンは知り合いを通し盗んだ品を買ってくれる故買屋を紹介してもらいます。

誠意の支払い500ドルを要求され2人はNYまで12時間かけて車をとばすと相手は仲介者だったが盗んで画集を売ればかなりの大金が手に入るので人生の何かが変わり始めていると感じます。

紹介された故買屋から連絡があるが場所はオランダでした。スペンサーは「止めよう」と提案するが両親の離婚がきまったばかりのウォーレンは苛立ちから計画は続行だと決め、スペンサーは1人で行くならと受け入れました。スーツを着用して会いに行くと評価額の30~40%だと知りそれでも数百万ドルになるためニヤけてしまいます。

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協力者

細かく計画を練っていた2人だが自分たちが持っていない思考力や技術がある協力者が必要だと思います。

ウォーレンは同じケンタッキー大学に通うFBIに入る事を夢見る行儀良くて優秀なエリックを呼び出します。喧嘩して三ヶ月口を利いていなかったが信用できる者を探すと彼しかいませんでした。

「人生が大きく変わる計画をした。仲間になって欲しい。返事を先に聞かせてくれ」

エリックは仲を取り戻したかった事もあるので「分かった」と返事し計画を知るが夜間に侵入すると警報が鳴り響くから無謀、それに保安室に筒抜けだと告げます。

スペンサーとウォーレンは感心したようにメモを取っていきます。

盗むには2人、見張り役に1人、逃走用車両の運転手が最低必要だと言われ金持ちで筋肉オタクのチャズに声をかけます。

チャズは「ハッパのやりすぎだ」と告げるが図書館司書の老人1人しかいないと聞かされうまくいくかもと知れないと乗ってしまいます。

名前がバレないようにコードネームを決め、スペンサーは老人に変装するため特殊メイクや衣装を手に入れ、エリックは目立たない普通の車を用意します。チャズは図書館からブツを降ろす地点までのルートを何度も走って体に覚えさせウォーレンは鑑定人と会う手配をし、証書を手に入れたらオランダのバイヤーと会う手はずを整えます。

そしてウォーレンは誰もやりたがらない図書館司書を押さえ込む役割を買って出てスタンガンを手に入れます。

 

決行の日

それぞれ特殊メイクで老人に変装し集まります。計画予定時間通りに大学に到着しそれぞれ配置につきます。

ウォーレンは司書が4人もいる事に気付き「計画中止だ」と告げて集まります。いずれ待てば1人になるだろうと話し合うが緊張感からスペンサーは「止めよう」と外に出ていき釣られるように皆出て行きます。

悪いことをしないで出て行くとスペンサーは最高の気分を味わいます。車に乗り込むと「なんで4人も司書がいるんだ」とウォーレンとチャズが言い合いを始めていたので「危険を回避したんだ」と伝えます。

諦める事ができないウォーレンは公衆電話から連絡し「明日は予約がないから決行だ」と言いました。スペンサーは「もうやめる」と告げるが「10年後にやっておけば良かったと後悔しないか、どうなるか知りたくないか」と説得されます。

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結末/アメリカン・アニマルズ

ウォーレンは顔を知られているスペンサーを見張り役にして、運転役には予定通りチャズ、そしてエリックと2人で図書館に入ることにします。

エリックは「自分が呼ばれて行くときには司書は・・無効化されているんだろうな」と念を押すと「俺がやる」とウォーレンは答えました。

スペンサーは離れた場所から双眼鏡で監視しチャズは車で待機します。エリックは図書室で本を読みながら待機し、ウォーレンはコレクション室をノックし中に入れてもらいます。

連絡を受けたエリックは息を呑みコレクション室に向かうが老人司書が普通にカウンターで仕事をしていたので戸惑います。

やはり人に被害を加えるのは抵抗がありスタンガンを押し当てる事はできなかったのだろうか・・エリックは計画を中止しようと合図を送るがウォーレンが「友人が来ました」と伝えたことで中に招かれます。

エリックはここからどうするのかと戸惑っているとウォーレンがいきなりスタンガンを司書に押し当て口を塞ぎました。司書は痛いと泣き叫びエリックは動揺するが「早く足を縛れ」と怒鳴られ従ってしまいます。

ウォーレンとエリックは鍵を探して厳重に保管されているガラスケースを開けます。

大きな画集を風呂敷に包んで持ち運びエレベーターで地下に降りるが出口が分からないので一階の図書室から堂々と出て行き階段で下ります。

しかし階段で画集を滑り落とすとウォーレンは我慢できなくなり走って逃走します。エリックは後を追って走り出すがチャズは2人が何も持たず出てきたので「何やってるんだ」と車を走らせ二人を乗せます。

ウォーレンは小さなサイズの希少本を鞄に入れていたので「これがあるから良い」と満足するがチャズは「3人乗りのバンが逃走」と通報されているのだから早く降りろと強引に突き飛ばします。

その日の夜、希少で高価な本を男二人が奪ったと大々的にニュースになります。

4人で集まるが強奪犯2人と逃走車両の2人を捜索中だと知り、遠くから監視していただけでその後授業に参加していたスペンサーは「なんで4人なんだ」と愚痴ります。

目撃情報のナンバーと車両が違うため「大丈夫、バレてない」と言い聞かせNYまで車を飛ばし鑑定人と会うが大変高価な本だと分かるが担当者がいないため売却は後日とゆう事になってしまいます。

車に戻ると連絡先はホテルにしたかと念を押されるが自分の携帯電話を記してしまった事にスペンサーは気付きます。チャズは自分の人生が台無しだと銃を取り出し怒りをぶつけます。

地元にも戻った4人はそれぞれ抜け殻のように暮らしていたがFBIが突入してきてご用となりました。全員、連邦刑務所で実刑7年、盗まれた本は無傷でトランシルヴァニア大学に返還されました。

スペンサーは芸術家でケンタッキーに在住し、エリックは引っ越しを繰り返しながら物書きの仕事を探し、チャズはジムのインストラクター。ウォーレンは大学に再入学して映画制作を学んでいます。

 

感想/アメリカン・アニマルズ

あの~ウォルター君。君が一番やる気満々だったのに一番足を引っ張ってましたよ。あの性格では無理でしょうに(笑)

それに本人のインタビューでは刺青を馬鹿面して見せているし反省してないんじゃないかな。やはり付き合うべき人はちゃんと選ぶべきですね。

だけど日本なら間違いなく制作できない映画ですよね。犯人だけでなく、犯人の家族、そして被害者まで本人登場しているんですからw司書なんで怖い思いをしたのに・・・。

なんで計画通り老人に変装しなかったのかな。普通にカメラに映るじゃないか。

 

 

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