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映画<ネタバレ・あらすじ>本

「 暗黒女子 」< ネタバレ あらすじ > 誰もが憧れる神々しい女性の謎の死~秘密を握られるのは魂を握られるのと同じ

 

暗黒女子 [Blu-ray]

 

監督=那雲哉治

 

澄川小百合(清水富美加)

白石いつみ(飯豊まりえ)

高岡志夜(清野菜名)

ディアナ・デチェヴァ(玉城ティナ)

二谷美礼(平祐奈)

小南あかね(小島梨里杏)

学院経営者(升毅)

北条先生(千葉雄大)

 

< ネタバレ あらすじ >

          暗黒女子

 

お嬢様が通うキリスト教系の聖母マリア女子校等学院。

文学サークル会長の澄川小百合は一学期最後の定例会の進行を務めます。

毎年恒例である闇鍋(どんな具材かは現会長しか知らない)を食べながら各自仕上げた自作小説の朗読を行うのが決まり。

薄暗い部屋でローソクを手にする小百合は「いつもはテーマは自由だが今回は前会長、白石いつみの死です」と言いました。

学院経営者の娘である白石いつみは文学サークルの会長を務めていたが花壇に転落死したのです。

「誰かが殺した」と噂が立っており「いつみの死を小説にする事で死の真相が見えてくるかもしれない」と小百合は言いました。

 

第61回文学サークル定例闇鍋朗読会の始まりです。

1年A組 二谷美礼「太陽のような人」

居場所がなかった私に太陽のような存在である白石いつみが声を掛けてくれました。文学サークルに入会した美礼は貧乏を理由に校則違反であるアルバイトをしていました。憧れの白石には黙っている事ができず相談すると「白石家の家庭教師をすれば学院側も認めざるおえない」と勧めてくれました。

ある日、肺炎から復帰した白石は父親と白石家で翻訳作業をする高岡志夜の関係が怪しいと悩んでいました。

様子がおかしいと思い父親の書斎を調べたところ、高岡が香水で使用するスズランの香りがするハンカチを見付けたのです。

友情の証だとスズランの髪留めをくれたのが最後となり、花壇で発見された白石の手にはスズランの花がありました。私に犯人を知らせるために。

 

2年B組 小南あかね 「マカロナージュ」

華やか過ぎるのは品がないと教わってきたので最初は白石が嫌いでした。料亭の娘という事もありいつしか洋食屋を作りたいと思っていました。

ある日、校内新聞で小南の感想文が載るとそれを目にした白石に声を掛けられ文学サークルに招かれました。

キッチンがある事に驚き洋食屋の夢を語ると白石はとことん話を聞いてくれました。

メンバーは私が作った料理を喜んで食べてくれました。美礼が白石の妹の家庭教師をしている事を知るが白石は「物がなくなるの。経済的な貧しさが心の貧しさになってしまった。かわいそうな人なの」と悩んでいました。

見逃してはいたが祖母の遺品であるスズランの髪留めを盗まれたので、素直に打ち明けてもらおうと美礼を屋上に呼び出す手紙を書いたと白石は言っていました。小南は「これで反省しなかったら追い払います」と伝えたがそれが最後となってしまいました。

 

留学生ディアナ・デチェヴァ「女神の祈り」

ブルガリアにホームステイでやってきたのが白石でした。

ビーナスのように神々しい白石を気に入り特別留学生として日本にやってきます。

学校にあまり馴染めないディアナだが神々しい白石が文学サークルに誘ってくれました。

白石が徐々に体調を崩していくのでディアナはバラの香りがするオイルでマッサージします。

白石は環境が恵まれない子供達に寄付して移築してもらいたいと思っていました。卒業したら文学サークルは閉鎖する考えだったが居場所を奪う気かと小南が反対していました。

小南は料亭が火事になり腕には火傷の跡がありました。文学サークルのキッチンが小南の居場所なのです。

ディアナは小南が作ったお菓子に毒が入っていると疑いました。

 

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2年C組 高岡志夜 「紅い花」

小説家デビューを果たすと白石が素晴らしかったと声を掛けてくれました。

次回作を楽しみにしているから文学サークルをいつでも使ってと言われお言葉に甘える事にしました。また学院経営者の白石の父親とはマスコミとの間に入ってもらってるうちに友達のような関係となります。

デビューした「君影草」は日本語である事に拘りを持っていたが白石は海外でこそいけると思うと翻訳を強引に勧めてきました。

次回作はホラーがいいと考えている時に留学生ディアナがやってきました。

ディアナは故郷の花であるスズランを植えながら「私がこの学院によい刺激を与えることができたら故郷である村からこれからも留学生を招待してくれる」と白石が約束してくれたと言いました。

来年からは留学生を招待しないと聞いていた高岡は首を傾げます。

白石から友情の証だとプレゼントされた人形に釘を打ち付けるディアナを目撃してしまいます。それから白石が体調をこわしたので高岡はディアナの呪いだと思います。精神が病んでいく白石の首には何やら噛まれたような跡がありました。

ディアナに介抱されていた白石、その姿は悪魔が闇の世界へ運んでいくようでした。

 

最後に…

澄川小百合は白石いつみは小説を残していた事を伝え代理で読み上げます。

3年A組 白石いつみ 「死者のつぶやき」

自分が主役であるなら若くて輝く今が良い。白石は顧問の北条先生の腕に抱かれベッドで目を覚まします。

教師と生徒、許されない関係であるため学院では会話はありません。

その事を知っている親友である小百合には「ドラマチックなのにこのまま腐っていく気がする」と打ち明けます。

小百合と共に文学サークルを復活させたのは北条先生と密会する場を設けたかったからです。

ある日、自分を引き立てる脇役が必要だと思い弱みを握ったメンバーを集めます。

フランスの昔の小説を真似して作家デビューした高岡志夜、店を継げない恨みから料亭を放火した小南あかね、貧乏なために老人相手に援助交際していた二谷美礼、留学は1人だと決まり自分が日本に行きたいために双子の姉を突き飛ばして怪我をさせたディアナ・デチェヴァ、彼女たちを集めた事で女王様となったのです。

また密会場所で会えなくなった北条先生とは車の中などで愛するようになり刺激を受けます。

 

妊娠したことを打ち明けると北条先生は「もちろん結婚しよう」と言いました。父親に挨拶すると言うので中絶できない時期まで待つよう言いました。

体調悪くなっていったのは妊娠したからです。

いよいよクライマックスだと思っていた白石だが父親が北条と密会している写真とお腹のエコー写真を手にしていました。

北条をクビにした父親に無理に病院に連れて行かれお腹はからっぽになってしまいました。

密会写真はブルガリアにホームステイをした時のものでそんな事ができるのはディアナだけでした。

また妊娠を知ることが出来たのは料理を作る小南が食の変化に気付いたからです。エコー写真を手に入れたのは援助交際目的でいろんな病院に出入りしていた美礼、そして密告したのは父親と仲良い高岡。

脇役メンバーに裏切られたのです。

我が子を見殺しにした父親や裏切り者の脇役を殺したいと発狂する白石に「聖書に書いてある掟を破ってはダメ」と小百合が声を掛けます。

小百合は北条先生の新しい連絡先を教え元気出してと励まします。

 

「復讐」しようと脇役4人を屋上に呼び出します。

解放してくださいと頼まれるが白石は断り、「私は永遠に主役だ」と叫びスズランの花を手にしながら飛び降りました。

「あの白石が自ら死を選ぶはずがない」と調べるだろう。

スズランは生まれてくる我が子の名前。それが分かれば脇役の秘密まで詮索される。

そして脇役のメンバーはそれぞれ協力し全員が疑わしく思われれば逆に誰も疑われないと思い小説を作るだろう。

 

しかし、白石いつみは生きている。

 

北条先生と暮らすと手紙を残し姿を消しました。

娘の狂言自殺と駆け落ちは恥だと思い父親が隠していたので死んだと噂になりました。そして小百合が机に花を供えた事で学院の中で噂は真実となったのです。

 

みなさんの朗読を笑いながら聞いているだろう。

闇鍋の中にはスズランの毒が入っており今日は皆さんが集団自決するのです。

これが私の物語のクライマックス。

さよなら脇役たち。

 

「相手が悪かったわね」と小百合は笑みを浮かべました。

パニックになる4人に「闇鍋に毒が入ってるわけないでしょ」と笑いました。

 

脇役に裏切られた時に復讐へと先導させたのは小百合でした。満足するはずだった小百合。

しかし、朗読会の日、白石は文学サークルに憎しみをすべて捨てこれからは北条先生と楽しむ。そうすればスズランがもう一度お腹に宿い、良い母親になるはずだと言いました。

すべてを注いできたのに神々しい白石の姿はそこにはありませんでした。

平凡でダサい白石を見たくなかった小百合は主人公らしくないとがっかりします。鏡を見た小百合は白石より今の私の方が美しく主役に相応しいと思いお茶の中にスズランの毒を入れて殺害しました。

 

今日から私が主役。これからは私の脇役として生きてもらいます。

闇鍋の中には白石が入っていた事を告げ小百合は弱みを握りました。

 

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