映画「オレの獲物はビンラディン」ネタバレ結末/政府に変わり俺が捕まえてやる

 

作品情報とキャストの紹介

自らの手でビンラディンを捕まえようとしてパキスタン当局に逮捕された愛国主義者のアメリカ人の実話をニコラス・ケイジ主演で映画化したコメディ。

ビンラディンの居場所を突き止められない政府に怒りを感じていたゲイリーは人工透析中に神から「捕まえよ」と啓示を受けパキスタンに飛ぶが・・・

監督=ラリー・チャールズ/ゲイリー・フォークナー(ニコラス・ケイジ)マーシ・ミッシェル(ウェンディ・マクレンドン=コーヴィ)神(ラッセル・ブランド)ドス(デニス・オヘア)ロス医師(マシュー・モディーン)

 

ネタバレとあらすじ

オレの獲物はビンラディン

コロラド州グリーリー市に住むパートタイム建設業者ゲイリーは愛国心が強く、アメリカ同時多発テロ事件の首謀者B(ビンラディン)を5年経っても政府が見付けられない事にイライラしていました。

ある日、腎臓病を患うゲイリーは透析中に「パキスタンにいるBを捕まえろ」と神の啓示を受け使命感に燃えます。

学生時代夢中だったマーシと偶然再会しゲイリーは家に遊びに行きます。

マーシは今は亡き妹の娘リジーを引き取り育てていました。 

ゲイリーはサンディエゴからヨットに乗りBを捕まえてアメリカへ連れて来ると話すとマーシは「正気じゃない」と笑います。

 

投資を得るために

友人ロイとピクルスを連れてゲイリーはラスベガスに行きます。

ぼろ儲けしたゲイリーだが最後の賭けに負けてしまいます。担当医ロス先生に会いに行き「先生やアメリカ国民か安全に暮らせるようBを捕まえにいくから投資してほしい」とお願いします。

「透析をやめたら妄想の症状が出る。本当は何に使うんだ?」

ゲイリーは「本気で愛した女に指輪でプロポーズしたいんだ」と言い直すと小切手を用意してくれました。

 

ヨットで失敗、ならば空からだ

パキスタンまでなんか無理だと言われるがサンディエゴでヨットを購入します。

ヨットを勝手に港につけていたので「そこは他人のスリップだ」と女性警官に注意されます。

「これからBを捕まえる大事な任務がある。邪魔しないでくれ」

ヨットの操作方法も分からず帆を上げようとして右腕を骨折したゲイリーを見て警官は手伝うと言って無線で援護要請しました。

ゲイリーは危険を察知しヨットで出港するがやはり操作方法が分からず気付くとメキシコの浜辺にうちあげられていました。

綺麗な貝を見つけリジーのお土産に持って帰るとマーシから「週に何度か必要でしょ、大丈夫なの透析」と聞かれます。

神は聖なる戦士を守るから大丈夫だとリジーは答えます。

リジーとマーシは互いに久しぶりに恋愛に発展し体を重ねます。

幸せ気分を味わうマーシだがテレビを見ていたゲイリーはイスラエルの山からハングライダーでパキスタンに行くと言い出します。

 

空でも失敗、怪我を負うだけ

ハングライダーを購入したゲイリーは飛行機に乗せるためノコギリで切り分解します。

そして危険な任務であるため日本刀を手にするが空港で止められます。

「俺がアルカイダに殺されてもいいのか?」

刀の持ち込みは禁止されているため何を言っても当然通りません。

飛行機でイスラエルに到着したゲイリーはハングライダーをテープでグルグル巻きに繋いで飛ぶがポキッと折れてあっさり岩地に墜落します。

イスラエルの石とヨルダン川の水を土産に帰国します。

手足を骨折したゲイリーは「これで同じ障害者だ」と口にすると「リジーは脳性麻痺の10歳、あなたは崖から飛んだ大人」とマーシに言われ謝ります。

 

それでも神のお告げ通りオレがビンラディンを捕まえないと

マーシ、リジー、家族の時間を増やしたいと話すと友人達は賛成しパキスタンに行くのは止めろと言います。

マーシもそれを望んでいるが神の使いだと言われ反対するにも言葉が見つかりません。

ゲイリーはBARでビールを飲んでいると神が現れ「パキスタンだと教えたのに入国前に諦めるのか?」と問われます。

困難と戦い名をあげるチャンスを与えているのだと言われたゲイリーは「逃げようとしたのを見透かされた」とマーシに話します。

 

パキスタン入り、しかしCIAの捜査妨害

空港に行くと「またあなたですか」とため息をつかれます。

パキスタンの入国にはビザが必要なため当然追い返されます。

しかし「神の啓示を受けたからパキスタンに行かなければならない。神とアメリカと正義を信じないのか。正しい事をするべきだ」と訴えるとビザがおりました。

「Bに正義の裁きを与えに行く」

パキスタンに上陸したゲイリーは地元の人々の習慣を観察し手掛かりを得ようとします。

 

ゲイリーは人々と交流を深めるうちにパキスタンを愛するようになります。

CIA事務所にイスラマバードにいる日本刀をぶら下げだアメリカ人が捜査を台無しにしていると報告が入ります。

調べると何度か軽犯罪で起訴されておりBを必死に捜していると分かります。

1ヶ月以上滞在するゲイリーは妄想による幻覚症状と闘い始め何週間も透析をしなかったせいか監視されていると思い危険を感じるようになります。

CIAの事務所に連れて行かれたゲイリーは国へ強制送還すると言われ勝手にどうぞと反抗します。

 

結末/オレの獲物はビンラディン

帰国するため荷物をまとめ挨拶していると屋根から銃撃されます。相手はアルカイダではなく守衛が犯人の妻2人に手を出した事が理由でした。

屋上まで逃げたゲイリーは犯人がバイクで逃走するのを目撃しタクシーで追い掛けます。

ゲイリーは犯人はアルカイダであり追えばBの隠れ家に着くと本気で思っていました。

「任務を果たしに行く」とタクシーを降りて近付くが疲れ切っていたゲイリーは隠れ家の近くで野宿します。

Bを捕まえて日本刀で勝利する夢を見たゲイリーは目を覚ますと病院にいました。

糖尿病で倒れたゲイリーはBを逃したのかとCIAに怒ります。

予定通りゲイリーは強制送還されました。

 

リジーにパキスタンの民族衣装を土産で渡すとマーシがラジオ局に電話していたためゲイリーに出演依頼が入ります。

マスコミが家にやってきてインタビューを受けたゲイリーは「担当医に婚約指輪を買うとウソをつきヨットを買った」としゃべります。

担当医ロス医師は呆れた顔してテレビを見ていました。

映画を撮りたいと言われたゲイリーは「コン・エアー」のニコラス・ケイジなら似てると言いました。

 

ゲイリーは懲りずに「パキスタンに行き任務を果たす」と言うとマーシは呆れます。

しかしB暗殺作戦が成功したとニュースが流れます。

ゲイリーは「政府は彼を捕まえられず、きまりが悪くて国民に死んだと思わせようとしてる」と言い出します。

「必ず戻ってくる」とマーシに伝えゲイリーはパキスタンに飛び立つがすぐに引き返し「俺が諦めて3人で暮らすのはどうだ?」と言いました。

 

〜ゲイリーは映画化で得た資金で腎臓を買い任務を続行する計画でいる〜

 

 

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