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映画「 at Home 」アットホーム/ネタバレあらすじと結末/平凡で幸せに見える5人家族は犯罪で生計を立てていた

 

作品情報とキャストの紹介

本多孝好の短編小説を蝶野博監督が映画化。

幸せな5人家族はそれぞれ人に言えない秘密があり実は犯罪で生計を立てていたが、それよりももっと深い秘密がある家族だった!! 

◆森山和彦(竹野内豊)◆森山皐月(松雪泰子)◆森山淳(坂口健太郎)◆森山明日香(黒島結菜)◆森山隆史(池田優斗)◆ミツル(ウーマンラッシュアワー・村本大輔)◆ゲンジ(國村準)◆平田(千原せいじ)◆友井(板尾創路)

 

ネタバレあらすじ/at Home アットホーム

 

森山家、次男の隆史は小学校の授業参観で家族について書いた作文を読みます。

〜森山家は青葉公園のそばの大きな桜の木の下にあり5人家族(両親=和彦と皐月、長男=淳、長女=明日香)です。

電気屋の父ちゃんはいつも助けてくれます。

姉ちゃんは宿題を見てくれるし兄ちゃんはいつも面白い事を言います。

大黒柱は父ちゃんだがたまに兄ちゃんがパワーを発揮し無敵のコンビが誕生します。

母ちゃんはとても優しくて1番明るいです。

僕は家族の笑顔が大好きです。

平凡な幸せな家庭に見えますが、森山家は、泥棒の和彦、結婚詐欺師の皐月、偽造職人の淳が犯罪で生計を立てており明日香と隆史はすべて知っています。

 

犯罪で生計

掛軸を盗んで帰った和彦に淳は金以外は盗むなと言います。

皐月は40歳だが「33歳サヤカ」と名乗り消化器内科先生にペットを飼うための金を騙し取ろうとしていました。

家では明日香と隆史が「母ちゃん、サヤカ頑張ってるみたい」と笑います。

淳には大学に、明日香には高校に、隆史には中学に入ってから塾や好きなサッカーをさせるため和彦は仕事範囲を隣町まで広げる事に決め皐月にはあまり無理するなと忠告しました。

不動産をしているミツルから映画に誘われ楽しむ皐月だが和彦と話をしている内容を聞かれていました。

「美味しい鴨は簡単に殺さずゆっくり苦しませて殺すんです」

ミツルはそう言い鴨肉を美味しそうに食べました。

皐月を誘拐したミツルから電話が掛かってきます。

子持ちの結婚詐欺師から馬鹿にされたミツルは1千万を要求してきました。

 

身代金

淳は前に和彦が盗んできた銃を取り出すが、和彦は殺しだけはしてはいけないと説得します。

淳はゲンジ(刑務所で和彦と出会った)から習った腕で教え(本物に近いかではなく、どれだけ自然に見えるかが大事)を元に偽札を作りました。

和彦と淳は指定された場所に行くと皐月は顔に傷を負っていました。

金を渡し皐月を連れて帰ろうとした時、車で待ってるはずの隆史と明日香も来てしまいます。

暴行された皐月の姿を見て怒った隆史は家から持ってきた銃でミツルを撃ってしまいます。

 

ミツルは亡くなっていたが「なんだよ、銃弾は足に当たっただけだよ」とわざと大きな声で言います。

淳に全員を家に連れて帰るよう和彦はお願いしました。車に乗せた後、淳は和彦のもとへ戻ります。

和彦は潮時にはぴったりだと言うが淳はまた逃げてやり直せばいいと説得します。

正当防衛にするためミツルの手を使って淳は発砲しました。

足を撃たれた和彦は淳に家に帰れと指示し森山家が誕生した時を思い出していました。

 

結末/at Home アットホーム

本当の森山家はどんな家族なのか? 

和彦は貧乏だったために盗みを働き逮捕されました。

事故に遭いお腹の赤ちゃんを失った妻が離婚届を持って面会に来ました。

出所したあと刑務所で出会ったゲンジの元で印刷工場で働くが自分が何処に向かっているのか分からずまた家に侵入してしまいます。

そこで手錠で繋がれ親から虐待を受けて風呂場に閉じ込められている子供(隆史)を発見し連れて帰りました。

ゲンジに迷惑かけられないため今の家に引っ越すと「ここの家の子にしてください」と頼まれました。

その後、街を彷徨っている少年(淳)の事が気になり一緒に行くかと声を掛けると和彦の車に乗ってきました。

両親はなんでも優秀な弟を可愛がり臆病で優柔不断な兄は精神的虐待を受けていました。

我慢の限度を超えゴルフクラブで両親を殺そうとするが、こんな時でも世間体を口にする親を見て殺す価値もないと思い家を飛び出していたのです。

少女(明日香)は再婚した義父から性的虐待を受け生きているのが嫌になり線路に飛び込もうとするが女性(皐月)に助けられます。女性(皐月)も結婚していた夫から毎日傷ができるほど殴られており同じように飛び込もうとしていたのです。

「母親になってください」と頼まれ2人で偽名で暮らすにはお金が必要だと思い結婚詐欺師を始めます。

和彦はペットショップで出会った女性(皐月)を家に招きました。

和彦は自分はこんな家族が欲しかったんだと気付き父親になろうと決心したのです。

みんなで名前を決め幸せな森山家が誕生したのです。

数年後、

和彦が出所すると真面目に印刷工場で働く淳が迎えにきました。淳に連れられ住んでいた家に向かうと空き家になっていたが、二階のバルコニーには皐月、明日香、そして大きくなった隆史がいました。

「おかえり」

和彦は「ただいま」と涙を見せました。

 

 

邦画
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