作品情報キャストの紹介
仕事が忙しく出会いがない生真面目な銀行員ジョンは出会い系サイトで知り合ったロシア人女性ナディアと生活してみるが彼女は酒癖悪くタバコは吸うし何より英語が話せなかった。
手違いだと思いながらも仕方なく生活を続けるうちに幸せな気分を感じるようになるが彼女にはとんでもない裏の顔があった。

ネタバレ・あらすじ
バースデイ・ガール
ジョギングに読書が趣味の銀行員ジョン・バッキンガムは出会い系サイトに登録し美人で本音で話せる人を募集しました。
女性は2000万人いるがイギリスの狭い町で仕事が忙しいと出会いがないため惨めであってもサイトに登録したのです。
美人のロシア人・ナディアを迎えに行ったジョンは空港から60キロ離れた家に連れて帰り一緒に生活してみます。
楽しみにしていたジョンだがナディアはタバコは吸うし車酔いは激しく、何より英語が話せなかった。
ジョンは手違いがあったとしてサイトに連絡を入れるが何回かけても応答がありませんでした。
一緒に食事を作り食べるとナディアはいきなり指輪を出しはめてきました。
映画を見た後おやすみを告げ寝室に入るが夜中にナディアがやってきて手でイカされます。
朝ジョギングをして帰るとナディアがシャワーを浴びていたので持物をチェックすると双眼鏡やら銃型ライターなどガラクタばかりであり風呂から出てきたナディアに指輪を返すと押し倒されやられてしまいます。
奇妙な生活
銀行で高評価を得たジョンはナディアにまずは英語を覚えて貰おうと露英辞典をプレゼントします。
するとナディアはジョンが隠し持っていたSM雑誌の束を出してきました。
ジョンはどうゆう事なのかとトイレで考えナディアの寝室に行くとネクタイを持って不思議そうな顔をしていました。
ジョンは縛り方を教え快楽を覚え奇妙な生活が続くがなんとなく幸せな気分になっていました。
ある日、「トゥデイ…バースデイ」とナディアが言いました。
ジョンは誕生日ケーキを買いに行きお祝いしようとするが、いきなりナディアの友達ユーリがアレクセイを連れて酒を持ってやってきました。
ユーリが通訳となりジョンはナディアがなぜ双眼鏡を持っているのか知ります。
ナディアが小さい頃、戦争時代に父親が鳥を観察するために持っていた双眼鏡であり遠くに立ってまずは観察するんだと授かった物でした。
奇妙な4人生活がはじまるがアレクセイがナディアにちょっかいをだし怒ったことでジョンは明日家を出て行くようお願いしました。
詐欺
ジョンが朝起きるとアレクセイが暴れておりナディアをイスに縛り付け金を持ってこいと要求しました。
ジョンはナディアを助けるためギターケースを職場に持ち込み金庫に入っていた金を詰め込みます。
車で待機するユーリにギターケースを渡しナディアを解放しろと伝えると後部座席でナディアとアレクセイが激しいキスを交わしていました。
唖然とするジョンだがパトカーに追われそのまま車を走らせ逃走します。
ジョンはトイレの便座に座らされ縛られます。
三人はグルであり婚活サイトを利用しナディアが相手を落とし2人が押し掛け強盗する詐欺を繰り返していました。
自力で縄を解いたジョンはナディアがガムテープで口を塞がれ縛られて放置されているのを見付けます。
ジョンは縄を解いてあげるが怒りが込み上げ殴るとナディアも殴り返し小競り合いとなります。
ナディアが英語を話し始めたのでジョンは呆然とします。
ナディアは言葉が通じない方が男を早く落とせるし銀行員なら大金に目がくらんで当然だと言いました。
「体だけ求めるなら娼婦で済むのに仕事が嫌で何かを変えたいから婚活サイトに手を出したんでしょ?」
ジョンは結局は娼婦を呼んだのと同じだと言うとまた小競り合いがはじまります。
結末
ジョンはナディアを車に乗せて警察に向かいます。
侮辱する権利があるジョンは罵り続けるが警察に到着した途端にナディアが吐き始め妊娠している事を知ります。
警察に突き出すのを止め車を走らせるとジョンが銀行強盗をして逃走中だとラジオから聞こえてきます。
ナディアは車の中にあったメモを見付けると”僕の夢はただ1人の女性ナディアと話すこと”と書いてありました。
ジョンの想いを受け止めたナディアはジョンの車を警察に見付からないように山奥に捨てました。
ジョンとナディアは山中を歩き空港に到着します。
ナディアにロシアに帰るよう伝えジョンは何故か手渡された双眼鏡を持って外へ出ます。
何気無く双眼鏡を覗くと悲しむナディアを連れ去るアレクセイとユーリを見付け後を必死に追いかけるとスカイグランドホテルに到着します。
フロントで女性が忘れ物をしたと伝えると双眼鏡を取られるが宿泊部屋はすべて1階だと知らされます。
三人が泊まる部屋を見付け覗くと双眼鏡が届けられ自分が戻ってきた事がばれると思い侵入してナディアの持物である銃型ライターで脅します。
しかし銃型ライターはアレクセイがプレゼントした物でありあっさり殴られるがギターで殴り返すと失神しました。
イスに縛り付け逃げ出したジョンはアレクセイのパスワードを使いモスクワ行きの飛行機にナディアと共に乗りました。
「私の本当の名前はソフィア、よろしく」
「僕は今もジョンだ、よろしく」