映画「ブラッド・ワーク」ネタバレ結末/心臓移植により助かったFBI捜査官のドナーは殺害されていた

 

作品情報・キャスト

心臓発作で倒れ退職した元FBIマッケーレブは妹グローリアを殺した犯人を突き止めて欲しいとグラシエラにお願いされます。

引退した身なんで断ろうとするが被害者が自分に心臓を提供してくれた人だと分かり受け入れる。

◆テリー・マッケーレブ(クリント・イーストウッド)◆バディ・ヌーン(ジェフ・ダニエルズ)◆ボニー・フォックス(アンジェリカ・ヒューストン)◆グラシエラ・リバース(ワンダ・デ・ジーザス)◆ウィンストン(ティナ・リフォード)◆ボロトフ(イゴール・ジジキン)◆ロックリッジ(リック・ホフマン)

 

ネタバレ あらすじ

ブラッド・ワーク

謎の数字とメッセージが必ず残されている事からコードキラーと呼ばれる連続殺人事件が世間を賑わせていました。

FBI捜査官マッケーレブは現場検証を終えるとマスコミの中に血の付いたスニーカーを履く者を見付け追い詰めるが心臓発作を起こし倒れてしまいます。

〜2年後〜

心臓移植をしたマッケーレブは辞職し船で暮らしているとグラシエラが訪ねてきます。

最高の捜査官だと調べ訪ねてきたグラシエラは妹グローリアを殺した犯人を突き止めて欲しいと言いました。

断るマッケーレブだったがグローリアの血液はAB型CMV抗体陰性であり殺された日に心臓移植をした事でドナーだと分かります。

 

自分のドナーが殺害されていたと知り捜査する

マッケーレブはロス警察を訪ねて犯行現場のビデオをお願いして見せてもらいます。

覆面を被った犯人は店員とグローリアを撃つとカメラに向かってウィンクしていました。

カメラの位置を把握しているから下見に来てるはずだと訴えると捜査官はそれすらも気付いていない様子でした。

強盗を繰り返しているはずだと思い知り合いのウィンストン刑事を訪ね似た事件(コーデル事件)の犯行の記録を見せてもらいます。

通報者ロックリッジは救急車が場所を間違わなければ被害者は死なずに助かったと言っていました。

 

担当医師から心臓に悪いから捜査を止めるよう強く要求されるがドナーが殺されたと知っているマッケーレブは船仲間であるバディを運転手として雇い恩返しのためにも命をかけて捜査を続けます。

容疑者に浮かび上がったポロトフの仕事現場を訪ねるが警察ではないと気付くとポロトフは暴れ出し逃げ出してしまいます。

 

容疑者は死体として発見される

犯罪歴あるポロトフを勝手に疑えば激怒するのは当たり前だとウィンストンから怒られるが監視カメラに映っていたグローリア事件の犯人の口の動きは「ハッピーバレンタイン」だと教えられます。

グラシエラがグローリアの子供レイモンドを連れて船に遊びにきました。マッケーレブは監視カメラの映像を慌てて切りグローリア事件とコーデル事件の犯人は同じで何か関連性があるはずだと伝えました。

グローリアが大事に持っていた十字架のイヤリング、そしてコーデルが愛用していたサングラスが遺留品になかったと知りコーデル事件の現場で出くわした人物を思い出し犯人は同じだと確信します。

しかしウィンストンを訪ねるとボロトフの死体が発見されサングラスとイヤリングが現場から見付かりました。

 

真相に迫る

船に戻ったマッケーレブは運転手代として渡すため小切手の宛名を聞くとバディは”ジャスパー・ムーン”と答えました。

事件が解決したとニュースで見たグラシエラが訪ねてきて本当なのか聞かれたマッケーレブはボロトフは犯人ではないと言いました。

そしてグローリアのふだんの行動を聞いていたマッケーレブはコーデルとグローリアを結ぶ接点は血液だと気付きます。

 

マッケーレブは担当医師を訪ね自分の検査と引き換えにグローリアとコーデルは同じ血液型だと教えてもらいました。

マッケーレブの体調が悪化している事を知ったグラシエラは巻き込んでしまった事を謝罪し捜査を止めるよう言いました。

しかしコーデルは現場で死にグローリアは病院に運ばれ2人ともドナー登録されていた事を知ったマッケーレブは自分への移植のために殺害されたのだと気付きます。

マッケーレブはウィンストンをグローリアが殺害された店に呼び付けます。監視カメラをもう一度チェックすると撃つ前に救急車を呼び生かしておくために手当をしていた事が分かります。

コーデルが殺害された時も撃つ前に通報したが警察のミスで遅れて臓器を使えなくした事でグローリア事件の時は手当をしたのだろうと疑います。

 

結末/ブラッド・ワーク

もしかすると通報者ロックリッジは共犯なのかもしれないと疑い職場を訪ねると連絡なしに休んでいる事が分かり自宅に向かうとロックリッジの妻が殺害されていました。

体調が優れないマッケーレブはウィンストンに任せ船に戻るとグラシエラとレイモンドがいました。

コードキラーの資料を見ていたレイモンドが数式を見て「1」がないと気付いたので捜査官に一応伝えるとロックリッジがマッケーレブが心臓発作を起こした場所でコードキラーの被害者として発見されたと聞かされます。

 

コードキラーの犯人は心臓移植を成功させるためにコーデルとグローリアを殺害し追われるスリルを再び味わうために”ハッピーバレンタイン”とメッセージを残したのです。

 

マッケーレブは船に戻るとバディに渡し忘れていた小切手を見付けます。

宛名”ジャスパー・ムーン”の文字を見て「NOONE=1がない」と気付き拳銃を持ってバディを訪ねます。

バディはグラシエラとレイモンドを人質にしていました。安全な場所についたら2人を解放すると言い出て行くがマッケーレブは後ろから撃ちます。

ベルトでしっかり締め付け2人がいる場所に案内させるが隙をついて逃げたバディは隠し持っていたライフルを持って殺そうと襲ってきました。

2人を守りながらバディを射殺したマッケーレブはグローリアから授かった心臓に従って事件を整理しグラシエラとレイモンドと船で暮らし始めました。

 

 

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