作品情報・キャスト
トニー・ギルロイ監督がジェレミー・レナーを主演にボーンシリーズ4作目を手掛けた作品。
パート1から3まで主演を務めていたマッド・デイモンは登場せず、今回はスピンオフでありマッド・デイモン演じるボーンの死闘と並行していた事件を描く。
パート1からお復習い
ネタバレあらすじ/ボーンレガシー
英国記者ロスによって暴露記事が出ると報告を受けたCIA国家調査研究所の責任者リックはアルバート博士とヒルコット博士の密会映像がYouTubeに流れているのを発見します。
「このままではアウトカム計画も灰になってしまうから消すべきだ」と訴えるがブラックブライアーの現場責任者ヴォーゼンは「まだ記事は出ていないし、すべての作戦を築いた2人を消すなんてありえない」と反対します。
リックは「準備中の作戦は隠せるから対策を。火の粉が収まるのを待って立て直せばいい」と説得しました。そして内通しているヴォーゼンの側近であるウィリスに何かあったらすぐに報告するよう伝えました。
ジェイソン・ボーンが生きていて帰国していると知らされたリックは世界各国にいるアウトカム計画の参加者を排除するため黄色い薬(毒薬)を送りつけました。
アラスカ特殊作戦訓練地
アウトカム計画の訓練生アーロンは定期的に身体用の緑色と精神用の青色の錠剤を飲みサバイバル生活をしていました。定期的に血液を採取しステリシン・モルランタ社が管理します。
アーロンは薬をなくしてしまい山を越えて小屋にいる諜報員に伝えると血液サンプルを取りに3時間後無人機が到着することを知らされます。
アーロンは二段ベッドに横になると「ジェイソン・ボーン」と掘られた文字を見て、前にここで訓練していた人物なのだろうと思います。
ある日、ひどい吹雪の中なにか近付いてくる音に気付き外に飛び出すとミサイルが横を通り過ぎ小屋に直撃しました。中にいた諜報員は死亡し無人機を目にしたアーロンは追いかけライフルを組み立てて撃墜させました
お腹に発信器が埋め込まれている事を知っていたアーロンはメスで自分のお腹を切って取り出しオオカミに飲み込ませてその場を離れます。
新にやってきた無人機は爆撃を行いデーターが消えたことでアーロンを始末したと判断しました。
疑惑
ステリシン・モルランタ社のドナルド・フォイト博士は血液を調べ終えるとアウトカム計画に関わるヒルコット博士を含めた研究者を次々を射殺します。
机の下に隠れていた女性マルタ博士は逃げ出すが狙われる事はありませんでした。やがてフォイトは駆け付けた警官の前で自殺しました。
研究所での衝撃な銃乱射自殺事件がマスコミに流れると、アーロンは自分の健康管理がされていた場所で6人が死んだと知り自分が狙われたのと何か関係があるのではないかと疑います。
研究室の一室でただ1人生き残ったマルタは帰宅するとフーパー捜査官とダウド博士と名乗る男女が訪ねてきました。
事件のことを捜査員以外に話したかと聞かれたマルタは元彼のピーターとは別れたし誰にも話してないと答えました。政府からの依頼で人間の行動や神経を人為的に操作する試験をやっていたからフォイトは操られたんだと訴えるが、フォイトの部屋から自分の私物が発見されたと聞かされ自殺に装い殺されそうになります。
そこに薬が欲しいアーロンが現れ助けられます。
最初マルタは自分を殺そうとしにきた者だと思い覚えたが健康チェックをしていたアーロンだと気付き「見方なの?」と聞きました。
アーロンは時間稼ぎのために家中にガソリンをまいて火を放ちマルタと共にその場を去ります。
アウトカム計画の参加者は9人から6人に減りアーロンは「№5」と血液サンプルに書かれていました。
「俺には薬が必要だ、どこにある?」
マルタはウィルスを扱っている部署に錠剤がありそこはフィリピンのマニラだと告げました。
緑色の錠剤(ミトコンドリアの吸収を高め細胞と筋肉の働きや酸素化まで活発にさせる)は活性ウィルスが体力を安定させ同じレベルの体力を保てるようになったから去年から服用中止になっていると知らされたアーロンは「薬が必要だと思い込ませれば言いなりに出来る」と思わせるためだと気付きます。
マルタは自分はプランに従い検査するだけで薬の投与もせず管理者でもないからと口にするとアーロンは「責任転換か?」と罵ります。
青色の薬(思考回路を高める他に神経の再生、弾力性、知覚神経機能、苦痛暖和)も中断は理論的には可能であり薬は一時的で活性ウィルスは半永久的な効果を保つとマルタは言いました。
その接種はフィリピンで可能なはずだと思ったアーロンはフィリピンに向かうが自分の本名はケネス・キットソン上等兵でイラクで戦死扱いになっていると教えました。
結末/ボーン・レガシー
リックはマルタが病原体を盗んだことにして安全保障局国防総省に協力を要請します。
そしてマニラの工場から報告を受け監視カメラを傍受するとマルタが生きていたアーロンと一緒に行動していると分かりラークス「提案段階の作戦で感情を捨てた人間兵器」でバンコクにいる№3にウィルスを接種していたならしばらくは動けないから暗殺するよう命じました。
その頃、アーロンはウィルスを接種するが工場にいてはいては危険だと察してマルタと共に逃走していました。
アーロンはホテルでマルタに看病してもらってる間に、徴兵員の点数稼ぎのために入隊出来たが暴行を受けアウトカム計画に参加させられた事を思い出していました。
アーロンの治療のために薬局に行ったマルタは戻ると警察に包囲されているのに気付きます。急いで戻るが近付けないので「アーロン、逃げて」と叫び逃走します。回復していたアーロンはすぐに飛び出しマルタを追う警官を追います。
マルタを救出するアーロンだが№3に追われているのに気付きバイクを奪って二人乗りして逃走します。
地元警察と№3に執拗に追われる二人。
№3に接近された時に後ろに乗っていたマルタが攻撃すると№3は柱で接触して自滅しました。
しかしアーロンはお腹を撃たれていてバイクを支えきれなくなり転倒します。
港まで来ていたマルタは何事かと近付いてきた漁師に涙ながらに助けを求めました。
リックに命じられたCIA職員はアーロンが宿泊していたホテルに行くと「もう追うな」とミラーに書かれていました。
ジェイソン・ボーンから託された機密情報を表沙汰にした内部調査官パメラだが「ブラックブライアー作戦は離脱した作戦員を追うためにスタートしたもので彼女は国家の敵を助けようとした」と不利な状況に追い詰められます。
その頃、アーロンとマルタは船に乗っていました。漁師の腕にはマニアの研究員が身に付けていた高価な腕時計がしてありました。
アーロンは少年に貰った海図を眺め「計画をかえる」と告げるとマルタは「迷ったままでいいわ」と答えました。
(感想)スピンオフいらなかったww
5作目は⇒「 こちらから 」