作品情報・キャスト
停職処分中のコナーズ刑事はシアトルの銀行を襲撃した武装強盗団のリーダー・ローレンツから交渉人に指名され職場復帰する。
新人シェーンと組んで現場を指揮するが命令を無視して勝手にSWATが突入した事で爆発が起こってしまう。
そこの犯人姿はなかった。
ネタバレあらすじ/カオス
強盗容疑で指名手配のアフリカ系アメリカ人ジョン・カーティスによるカージャックが発生したと通報を受け警察はパール・ストリート橋で包囲しました。
カーティスはリチャード議員の末娘リサを人質に取っていたが刑事の発砲により容疑者だけでなく人質までも亡くなってしまいました。
発砲したコナーズ刑事とヨーク刑事は適切に手順を踏んで行ったと主張するが同僚のカーロ刑事が裏切って検察側の証言に立ったためコナーズが停職処分、ヨーク刑事は懲戒免職となりました。
犯人から交渉人に指名され職場復帰
シアトルのグローバル銀行にローレンツ率いる強盗団が襲撃し職員と大勢の客を人質にして立て籠もりました。
ジェンキンス警部は犯人の要求通りコナーズを職務復帰させ現場の指揮を任せてます。また新人のシェーンを相棒に組ませ不審な点があったらすぐ報告するよう伝えました。
コナーズ刑事は目的を知るためローレンツと電話で話すが、明日の日の出まで動かないから電話の側から離れるなと言われます。
ただの時間潰しだと読み電力を落としSWATと共に突入する作戦に出でます。
しかし罠だと気付いたコナーズは中止しろと告げるが事件解決を急いだSWATは命令を無視して突入してしまい銀行内で大爆発が起きてしまいます。
コナーズ達は捜索すると犯人の姿だけが見当たりませんでした。
銀行からは何も盗まれていなかった
コナーズ刑事は銀行内の監視カメラやマスコミのカメラをチェックしているとFBIがやってきて富豪アマー王子の貸金庫が目的ではないかと言ってきた。
その頃、相棒のシェーンは録音していた会話を分析しカオス理論(徐々に一定の法則が見えてきて最終的には断片がはまる)があると言います。
大学出の自信過剰な奴が嫌いなコナーズは手掛かりが見付かったとビンセントから連絡を受けシェーンを無視して向かいます。
2年前に強盗未遂事件を起こしたデーモン・リチャードの逃げる様子がカメラに映っており居場所を突き止め突入すると5万ドルを見付けます。
家にあった5万ドルは銀行のではなく署の証拠保安室にあったWN社の物だと知ります。
カーロ刑事が持ち出した事が分かり犯人と繋がっていると疑うがカーロは殺され家から銀行の設計図や見取り図が発見されました。
コナーズが現場に到着するとローレンツから電話があり復讐すると挑発されます。
またグローバル銀行から金も王子の貸金庫も何も盗まれていない報告を受けます。
相棒が議性に
思考が乱れ定まらないなら最初の場所に戻れば道は必ず開けるとシェーンは言います。
コナーズとシェーンはグローバル銀行内のカメラを分析していると爆発する瞬間に関係ない固定監視カメラが動いた事に気付きます。
違法コピー製作や警官の年金システムにハッキングして逮捕歴のあるクリス・リーの指紋が見付かります。
コナーズとシェーンが家に到着すると発砲音が聞こえ銃を構えながら入るとクリスの死体を発見します。
怪我をして入院しているデーモンを脅すとローレンツの本名はスコット・カーティスでありパール・ストリート橋でコナーズが射殺したジョンの兄だと分かりました。
コナーズはジョンの目を見て人質を撃つと確信し仕方なく撃ってしまった事を話しました。
シェーンは12歳の頃に父親が殉職し困っている人に手を貸そうと父親の意志を継ぐため警官になっていました。
互いの事を認めたコナーズとシェーンはアジトを張っているが手下の者しかおらずカーティスは姿を現しません。
別の場所で待機していたコナーズの元恋人テディー刑事が見付かり銃撃戦となってしまい仕方なく突入します。
しかし爆弾が仕掛けられている事に気付き急いで外に出るよう伝えるがコナーズが犠牲となってしまいました。
結末/カオス
コンピューターにウィルスを入れて複数の口座から犯人の口座に金を振り込ませるようにしていました。
引き出すのは1つの口座から100ドル以下を1回ずつにすれば保安システムに引っかからない。
しかし複数の架空口座に振り込まれ短期間で移され続けているので金が何処にあるのか分からず10億ドルが消えていた。
グローバル銀行で電力を落とさせウィルスを仕込むのが目的だったのです。
シェーンは金を盗んだのはカーロだと思っていたが証拠品の借用記録を見て筆跡が違う事に気付きます。
保管室のハリーは裁判で仲間を売ったカーロともめて懲戒処分になっており恨みから署名を偽造し悪事をさせたのです。
ハリーが警官殺しを庇っているのは何故かと考え込むシェーンはローレンツはカーティスではなくヨークだと気付きます。
まさかの犯人
犯人はヨークでありカーティスの名を使い捜査の撹乱をはかったのです。
ヨークはコナーズの出方を利用しカーロを殺して罪を着せ史上最大の強盗を成功させたのです。
シェーンは、ヨークがハリーと連絡するときに経由していたプロバイダーを調べ携帯を追い居場所を突き止めました。
追い詰め銃弾を撃ち込むとヨークは海に沈んで行くが10億ドルの在り処は分かりませんでした。
コナーズはヨークと手を組みカーロに罪を着せ強盗する計画だったが暴走するヨークは危険だと思い、自分が死んだように装ってから声を変えシェーンに「無駄な殺しはしない、カーロは価値のない男だった」とヒントを与えたのです。
計算通りシェーンはカーロは無実だと見抜きヨークまでたどり着きました。
紙幣は触ると指紋が検出しにくくなるため押収時に香りを付ける事を知っていたシェーンはコナーズから渡された札に香りがあるのに気付きます。
その頃、コナーズは10億を手に入れプライベートジェット機で飛び立ちました。