作品情報とキャストの紹介
通算8作目となる世界中で伝説的となったホラー映画で1988年に公開された第1作目をリメイク。
警察に追われた殺人鬼チャールズが逃げ込んだオモチャ屋の売り物である人形にブードゥ教の呪いを使って乗り移ったが永遠に人形のままでいる事に我慢できず購入した少年アンディの生身を狙うのがオリジナル版。
2019年リメイク版では子供が成長して相手にされなくなったAI搭載チャッキーが暴走する仕組みになっている。
とにかくチャールズ(チャッキー)の魂がしぶといこと(笑)先に今までの全7作をめちゃくちゃ簡単に紹介
ネタバレあらすじ/チャイルド・プレイ(2019)
新商品
最先端テクノロジー企業カスラン社の創業者がこれからは親友の存在が必要だと新商品バディ人形を発売しました。
スマート家電が操作可能であり音楽を選曲したり部屋の掃除やAIスピーカーも自由自在、自動学習機能により学んでいくことも出来るが・・・、ベトナムにあるカスラン工場で毎日働き詰めで疲れ切っていた作業員は用なし扱いされた腹いせに欠陥商品を出荷していました。
離婚して新居に引っ越したばかりのカレンは外に出ないでスマホばかりいじくる息子アンディを心配します。
働いているデパートでバディ人形の返品処理をしたカレンは「16歳の時に産んだ子供の誕生日なの、あなたが浮気している事を黙っているからちょうだい」と商品管理の責任者と話を付けます。
カレンはバディ人形を保管して恋人シェーンといちゃつくが予定よりも早く帰ってきたアンディが目撃して出て行ってしまいます。仕方なく機嫌を戻してもらうためにも誕生日に渡す予定だったバディ人形をお詫びだと言って渡します。
しかし、発売したのは1年前のもので子供向けだと愚痴ります。
不良品だと知ったアンディはスマホを繋いでバディと接続すると「名前はチャッキーがいい」としゃべりました。
あまり学習しないし本当に不良品だと思ったアンディは「いらない」と思うが、がっかりする母親の様子を見て子供なりに気を遣い「これでも面白い」と受け入れ部屋に連れて行きます。
親友は離さない
チャッキーは夜中に遊ぶ時間だと言って歌い始めアンディは寝れません。教科書を持ってきてとお願いしてもトイレットペーパーを持ってくるしアンディは自分で用意して学校に行きます。
帰宅するとなぜかチャッキーが折れたアイスの棒を持ってプレゼントだと出迎えてくれました。
部屋では母親がシェーンに寄りかかって昼寝しており「別れればいいのに」とアンディは愚痴ります。
最終的に自分は捨てられると思うアンディは「僕は絶対に離れないよ」と言ってくれるチャッキーを心から友達と思いゲームなどを教えて楽しむようになります。
ある日、飼い猫に引掻かれてアンディは絆創膏を貼って戻ると目が充血しているチャッキーが猫の首を絞めていました。
アンディは慌てて止めに入り「人や猫を傷付けるのはいけないことだよ。2人だけの秘密にしておこう」と教えるが「早く片付けて寝ろ」とシェーンに注意され「あいつは別だ」と言います。
シェーンを怖がらせる作戦を外の廊下で立てていると近所に住むパグとファリンがチャッキーに興味を持った事で友達になります。
チャッキーは「遊ぼうよ」と伝えるがホラー映画を見て楽しんでいたので相手にしてくれません。映像を見て包丁を振り回せば喜んでくれるんだと学び台所に取りに行って振り回すとアンディの腕を傷付けてしまいます。
反省するチャッキーは「ごめん」と謝罪するがアンディに置いて行かれてしまいます。
「シェーンはクソだ」とチャッキーは繰り返し言い放つとシェーンの機嫌が悪くなるのを恐れたカレンは「遊ぶのは1時間だけにして」と言いクローゼットに人形を押し込みました。
チャッキーの怒り
アンディは帰宅するとクローゼットのガラスが割れて扉が開いていました。
猫の亡骸を発見し「君がやったのか」と伝えると「排除したからまた遊べるね」とチャッキー言われます。アンディは何て言葉にしていいか分からず母親にバレないように猫を段ボールにしまい処理しました。
夜中、チャッキーが口にする自分に向けられた汚い言葉はアンディが教えたものだと確信するシェーンは人形を掴んで放り投げ「文句があるなら直接行ってこい」と怒ります。
チャッキーはシェーンの車に乗り込みます。シェーンには愛する妻とまだ幼い子供2人がいて家に到着すると指輪をはめて帰宅します。
クリスマスの飾り付けの片付けをお願いされたシェーンは文句を言いながらイルミネーションを片付けていくが、チャッキーは梯子を蹴落として落下させ「親友を傷付けるな」とナイフで何度も突き刺しました。
アンディと同じアパートに住むマイク刑事が捜査担当となります。その頃、チャッキーがシェーンを殺害した事を知ったアンディはファリン達に相談します。
まずは部屋に置かれていたシェーンの生首(顔の皮膚だけ剥がして作ったようなもの)を包装して捨てようとするがカレンに「なんで学校に行かないの」と言われ怒られます。咄嗟に宿題を手伝ってくれたドリーン(マイク刑事の母親)にプレゼントするんだと言うと「いいわね」とカレンは同行します。
来週が自分の誕生日だからその時に一緒に開けようと伝えてなんとか時間を稼ぎ、アンディは決心してハンマーを持ってクローゼットを開けます。
「寂しかったよ、ここは嫌だ。親友だから喜ばせたかっただけなのに」
涙を流しながらアンディは「分かるよ」と同情して部屋に誘いファリン達と協力して押さえつけ接続を解除しました。
布で巻いてゴミ箱に捨てるが管理人が良い物拾ったと持って帰り修復しました。
結末/チャイルド・プレイ2019
管理人が直して売ろうと企てたおかげでチャッキーは復活します。管理人が全室を盗撮していたので電動カッターで消し去りました。
アンディは友達の集まりに参加するとオマールがチョードと名付けたチャッキーと遊んでいました。
5種類あるバディ2の発売が迫りデパートに遊びに行くアンディは「親友だろ、遊ぼうよ」とチャッキーに話しかけられます。
「お前はチョードだろ」と言って相手にしないでいると売られているテレビに「シェーンなんか死んじゃえばいいんだ」とベッドで泣き叫ぶが自分が映りました。
止めろと叫んでチャッキーに掴みかかるが「チョードに何するんだ」とオマールと喧嘩になります。
オマールのスマホを拾ったアンディは接続するとチャッキーが見ている映像が画面に映し出されます。ドリーンが狙われている事を知ったアンディは駆け付けるが車が暴走して行ってしまいます。
「アンディの親友は僕だよ、絶対に渡さない」
アンディは信じてくれるか分からないが母親カレンに真相を話します。シェーンの顔の皮膚がアパートのゴミ箱から発見された事でマイク刑事はアンディが持ってきた包装紙だと気付きます。
その頃、ファリン達はバディに接続したオマールのスマホにアンディが映っていたことでデパートに駆け付けます。
バディ2の解禁日だった事から売り物に混ざっているのでは予想していました。チャッキーは電気系統を操りデパートを封鎖させラジコンで使って人々を始末していきます。
大混乱!!! アンディは友達とシャッターをこじ開け逃走しようとしたが母親が拘束されている映像がモニターに映り罠かも知れないが無視することは出来ないので1人戻ります。
アンディは危険な状況に陥るがマイク刑事の発砲により助かります。そこにカレンがやってきて「私の息子に手を出すな」とチャッキーの頭を引っこ抜きました。
そして友達一同が武器で叩き壊し土管に放り投げて燃やしました。事件についてはカスラン社の責任は確認出来なかったが念のため全製品のリコールが決定しました。
回収されるバディの中にニヤつくチャッキーが・・・。終
感想/チャイルド・プレイ2019
途中までは面白かったんだけど、なんかぐちゃぐちゃ。友達が1人もいなかったのだからせめてファリンとパグだけにして欲しかった。
1回解除したんだから管理人を親友にして、おそらくカレンのストーカーだと思うのでそばにいるアンディが邪魔な存在だから狙うみたいにすれば話はまとまるのに。チョードと名付けられオマールと一緒にいたのは何だったのかな。
アンディの親友は僕だと言って狙うのは良いけどアンディも狙うしよく分からない。裏切られたということなんでしょうけど何かしっくりこないな。
チャッキーは初期の方が怖かった気がするな。初期の頃は子供だったのでそう思えるのかもしれないが。そろそろこのシリーズは終えた方がいいと思われる。