映画「大脱出2」ネタバレあらすじと感想結末/監獄要塞からの脱出劇

 

作品情報とキャストの紹介

スタローンがシュワルツェネッガーと共演して難攻不落の刑務所から脱獄した「大脱出」が世界中で大ヒットとなり5年振りにスティーヴン・C・ミラー監督が続編を手掛けた作品。

 

主演はスタローンで共演はシュワルツェネッガーからD・バウティスタに代わっているが、はっきり言って主役はシュー演じるホァン・シャオミンだろう。

脱獄のプロでセキュリティー専門家でもあるブレスリンはスタッフを集めて警備会社を設立したが部下のシューが姿を消してしまう。

やがてコンピューターで制御されたセキュリティーシステムを誇る監獄ハデスに拘留されている事を突き止め救出しに向かう。

レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)トレント・デローサ(デイヴ・バウティスタ)シュー(ホァン・シャオミン)アビゲイル(ジェイミー・キング)ハッシュ(カーティス”50セント”ジャクソン)

 

ネタバレあらすじ/大脱出2

 

難攻不落の刑務所から脱獄して5年後、

ジョージア州アトランタでセキュリティー専門家ブレスリンはスタッフを集めて会社を設立し育成に専念していました。

脱出する際にキンブラルが武器庫を破壊した事が原因で予定よりも45秒遅れ人質に取られていたスタッフ1人の命を失ってしまいます。ブレスリンは仲間も信じないで独断で行動したキンブラルを「うちには必要ない」と告げ解雇しました。

そして中国人のシューに「うちのチームに復帰して1つにまとめてほしい」と伝えました。

~1年後、

マカオで仕事があったシューは従妹に呼ばれ上海に寄ると「弟ユシェンは優秀だけど脇が甘くて命を狙われているから助けて欲しい」と頼まれます。

衛星技術会社ラスコという企業がテクノロジーで特許を持つユシェンを何度も買収しようとして失敗しているらしく引き下がる相手ではないと言います。バンコクでパーティーがあると言うのでシューは付いていくとおかしな仮面をした数人に襲撃され返り討ちにするが電気ショックを受け気を失ってしまいます。

 

コンピューターで制御されたセキュリティーシステムを誇る監獄ハデス

激しいライトで眩しくて目を覚ますシューは機会の声で「私はガリレオ(監長)・お前は囚人1764だ」と言われます。

「ハデス(監獄)へようこそ」、部屋の明かりが付くとギャラリーに囚人達がいて「動物園で戦え」と言われます。戦う気満々の囚人が前から歩み寄ってきたのでこの部屋は動物園と呼ばれ戦わないと生きられないのだと把握しあっさりと叩きのめします。

「囚人は独房に戻れ、勝者は保護区で2時間過ごせ」

ユシェンは上からゆっくり舞い降りてきた保護区(部屋)に入り、「僕は何もしていないのに」と訴えていたユシェンは入れないので独房に行きます。

保護区から独房にも戻ったシューは冷静にブレスリンからの教えを思い出します。

「気を強く持ち冷静に、脱獄に必要なことに意識を向けろ。施設の構造を知り、人の動きを把握、内か外に協力を得ること。味方をひとつに。」

 

独房で電気ショックを浴び気付くと椅子に拘束されていました。ズーキーパー(動物園の園長)がやってきてユシェンが持つ特許を詳しく教えるよう説得しろと言われます。

ユシェンの顔が傷だらけだったので拷問を受けたのだろうと察するシューは「もう1つの特許を教えろ」と聞くと最先端の小型衛星技術だと知ります。

世界中のコンピューターを乗っ取り操作できるシステムであり他人に使わせないようにするために特許を取ったとユシェンは言いました。

動物園に行かされると解雇されたキンブラルが囚人としていました。キンブラルは数ヶ月前からいるらしく戦闘日と停戦日があり、勝てば褒美があり負けたり戦わない者は惨めな生活をさせられると言いました。

 

シューは料理人に厨房までの行き方を訪ねるが断られたので停戦日にわざと喧嘩をふっかけ医師に会おうとするが相手はロボットでした。

「負の骨格理論・見えるものを使い見えないものを描け、心の目で見ろ」

保護区に入ったシューはブレスリンの教えのもと紙に構造を描いていきます。

するとラスコを調べていたスタッフのルークも囚人として運ばれてきました。ブレスリンの部下が3人集まるのは偶然ではないはずだとキンブラルは言い、シューは構造が見えてきたから今は何もするなとルークに伝えます。

 

シューを捜索

シューと連絡が取れない事を心配するブレスリンは従兄弟の警備を頼まれてから失踪した事を知ります。従兄弟ユシェンを買収しようとしていたラスコを調べると「スズメ」や民間刑務所を推進する者に送金していました。

秘密刑務所ハデスにいるかもしれないと気付いたブレスリンはロビー活動をしているレオンに会いに行くと、かつての仲間デローサがバーテンダーをしていました。

ブレスリンは場所は何処だ、すべて話せと要求するとおかしな仮面をした数人に襲撃されデローサの協力を得て返り討ちにするがレオンが殺されてしまいました。

社に戻るとラスコを調べていたルークも失踪したと知り居場所はハデスで間違いないと確信します。またデローサを知り合いを回り「スズメ」がキンブラルであると突き止めました。

 

結末/大脱出2

シューは必ず家に帰らせてやるから協力してくれと料理人に伝えると目隠しをされているか分からないと言われます。

見えなくても何歩歩いたか頭にたたき込めと説得すると協力してくれたが日によって歩数が全然違うと分かります。保護区に入り鉛筆を折って動物園に印を付けると次に来たときにかなりずれていたので監獄は回っていて独房から動物園への入り口も変っていると気付きます。

コンピューターオタクのネオナチ三人組に目を付けます。彼らのリーダーで監獄の仕様書を入手したカウント・ゼロを園長は特定できないらしく先に見付ければ助けになるとキンブラルは言います。

シューは「協力してくれれば保護区に入れる」と話を付け、戦闘の時に相手に戦いを放棄するよう説得しました。約束通りゼロが名乗り出てくれたので「構造の論理を教えてくれれば脱獄させてやる」と要求しました。

しかしシューが連行されてしまいます。

その時、抜け駆けをするキンブラルの仕業だと気付き「お前がここの一員か」と訴えると「俺が運営しているんだ」と言われます。

 

ハデスの投資家はブレスリンの上を行く人材を求め解雇されたキンブラルを雇ったのです。ここに集められた囚人は特許などを持つ情報の持主たちでした。

ユシェンの特許を得るためにシューとロークは動物園での戦闘を毎日命じられ身体がボロボロになっていきます。

襲撃されたブレスリンは目覚めるとハデスにいて「あなたはコンピューターを否定した。3人で協力して脱獄してみろ」とキンブラルに言われます。しかしその事を読んでいたブレスリンは歯にGPSを仕込んでおり会話できるように仕組んでありました。

「ユシェンに頼み内部に基地局を作って欲しい」とハッシュに言われます。

それぞれ1つになるために仲間を集め食事の中に紙を仕込ませて連絡をとりあいます。内部に基地局ができあがると社では居場所を特定しスキャンして構造と動きを把握しました。

サーバー攻撃でシステムをダウンさせ動物園の2つのドアをこじ開け囚人は逃げ出します。ネオナチ三人組に医務室と端末を操作するがやがて制圧させられます。ユシェンの知恵で制御室まで一気に到着したブレスリンは「ハデスには残念ながら弱点がある、それはお前だ」とキンブラルに言い放ちます。

居場所を伝えられたデローサが車で破壊して突っ込み準備していた銃で突き進んでいきます。動物園でブレスリンはキンブラルをたたきつぶし、シューはダクトを通って脱出するとそこはアトランタの教会でした。

投資家がモニターに現われたので「どこにいても必ず捕まえる」とブレスリンは言い放ち出て行きました。

 

感想/大脱出2

最後さっぱり意味が分からない。そもそも監獄なので戦闘させるのも意味が分からない。ただの拉致現場ですよね。

料理の中にメモを入れて急にやりとり出来るのも不自然だし百歩譲って目をつぶるとしてコンピューターでしっかり管理できているのにダクトは簡単に開くしどこが管理されているのか。

そして保護区の良さも分からないし、基地局を作ったのがいいかげんすぎてどうなのか分からない。たかが二人だけのサーバー攻撃で崩れるとは思えない(笑)

大脱出はまだ面白かったが「パート2」はいただけなかったな。

 

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