大明皇妃(19話~22話)ネタバレあらすじを詳しく紹介

 

中国ドラマ「大明皇妃」全話のネタバレあらすじ

15世紀に明朝を救った実在の皇后をモデルに中国演技派女優タン・ウェイが主演を務めた中国歴史ドラマで2019年に視聴率1位をたたき出した作品。

14世紀末の明で洪武帝の死をきっかけに「靖難の変」が起こり建文帝から帝位を奪った燕王は旧臣を虐殺して永楽帝になる。この政変で両親を殺された8歳の若徴は4歳の妹・蔓茵と生き別れになってしまう。若微は父親の知人である将軍・孫愚の養女になり、蔓茵は燕王の息子・朱高熾と孫・朱瞻基に助けられ、宮中で胡善祥として宮中で美しく成長する。復讐心を秘めた2人は、永楽帝の孫でのちの宣徳帝となる朱瞻基と運命の出会いを果たす。
若徴(タン・ウェイ)蔓茵/胡善祥(ドン・ジアジア)朱瞻基/宣徳帝(チュウ・ヤーウェン)朱祁鎮/英宗(レイEXO チャン・イーシン)朱棣/永楽帝(ワン・シュエチー)高煦(ユー・ハオミン)朱高熾(リャン・グアンホア)安貴妃(チャオ・インズ)朴妃(スン・シャオシャオ)など

 

「大明皇妃」全話ネタバレ一覧はこちら

 

 

ネタバレあらすじ/19話から22話

 

 

第19話/義父の愛

朱瞻基(皇孫)が整えた経歴を孫愚から渡された若徴は敵だった人なので嫁がなければならないのかと不満を口にします。

徐浜といればずっと日陰の道であり、若徴が邪魔な存在なのではなく「両親が生きていれば幸せな道を与えるはず」と孫愚は思ったのです。

そして生きていれば経歴に齟齬が生じるため若徴を守るためにも「後は頼む」と徐浜に託し自ら命を絶ちました。若徴は経歴を読んで急いで駆け付けるが間に合いませんでした。

若徴と徐浜は孫愚の墓を建てると聶興がやってきます。

孫愚を尊敬する聶興は若徴が騙されて宮中に送られるのを阻止しようとするが徐浜は「遺児を助ける大いなる目的のために命を絶ったのだ」と止めます。

2人が言い争うのを見て若徴は「目的のために人の命が犠牲になるのはうんざり、三月お墓を守ったらすべてを忘れ喜んで嫁ぐ、復讐の人生は選ばない」と言い放ちます。それは孫愚が「朱瞻基に嫁げば幸せになれる」と思っていたからです。

 

張妍(皇太子妃)が秀女に蔓茵(胡善祥)を選ぼうとしている事を知った尚儀は「後宮といえば皇帝の花園であるが寵愛を受けるために競い合い閉じ込められる場所で苦しみに明け暮れる。まだ何も分からない子供です」と跪きます。

「守れるならどんなに恨まれても構いません」と願い出ると長年のよしみで赦されるが「運命は天が決める。誠実か賢いかだけ答えろ」と聞かれ「はい」と返事しました。

張妍は朱瞻基の婚儀費用が莫大で皇太子府にそんな金はないからなんとかするよう皇太子に告げます。

 

第20話/棺の中の皇子

「豪華な衣を身にまとい鳳凰を施した冠をかぶれば幸せになれると本気で思っているのか」と尚儀に聞かれた蔓茵(胡善祥)は「大切に思ってくれるなら皇太子妃様に気に入られているので邪魔しないでください」とお願いします。

尚儀はこんなに早く情報を得られるようになったのかと驚き「もう関与しない」といいました。「おば様の事は将来私が面倒見ます」と告げ蔓茵は引き下がります。

 

高煦(第二皇子)は永楽帝に呼ばれると「永楽大典」の資金はどうしたのだと激怒されます。至る所で干ばつで民が飢えており襲撃を受けている地域もあります。

すべては皇太子に変わって高煦が監国に付いていた時から編纂の資金が止まっており、運河の建設などで出費がかさんでいるところに各地で干ばつが起こり資金繰りが困難を極めていると説明するが「大典の編纂をやめれば祖先に顔向けできぬ、兵士だけ育てていたとは何事だ。20年間監国を務めた高熾(皇太子)は朝廷に金を求めず家具を売って工面していたのにお前はばらまいていただけだ」と叱責されます。

永楽帝が朱瞻基の婚儀を延期しているのは高煦が改心するかと期待していたからでした。遺児と手を組んでいる事はお見通しだったのです。

「配下に人材をそろえている高熾に遠く及ばぬ、お前の配下は武将だけだ。帝王の相はない」と言われた高煦は我慢の限度を超え「謀反の一族ですから父上が順当な即位とは記されません。皇帝の地位は父上が全うしてください」と出て行きます。

陛下も高煦も錯乱状態だと報せを受けた高熾(皇太子)と高燧(第三皇子)は慰めるのに一苦労します。高煦は棺の中に入り「聖旨に従い埋めてくれ」とふて腐れていると本当に聖旨が来ます。

高熾と高燧は跪くが陛下のお達しが届いても高煦は棺から出ません。

「経を記した布をかけ葬儀を執り行い蓋を閉じ7日後に埋葬せよ」

 

若徴は目覚めると朱瞻基が迎えに来ていたので孫愚に別れの挨拶をして入内します。逆賊だった頃の若徴を見て貴妃や皇太后の風格があるように思えたが宮中に来たら気弱になっているので朱瞻基は戸惑うものの経歴を聞き満足します。

しかし「皆から騙されている、君もだまし続ける気か」と歩み寄ると「真心は鶏鳴寺で瞻基と徐浜に殺された、望むものは何も持っていない」と言われ悔しさを隠し出て行きます。

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第21話/才人の登場

高煦は弟の高燧を呼び出し「兵を交代させる事を陛下に密告したのはお前だと分かっている」と伝え棺桶から出てきます。

兵部の総括を皇太子派の楊士奇に任せたのは皇太子の地位を盤石にするため、更に皇太孫が冊封されたら立場はない、流れを変えるためにも仲間割れをしている場合ではないと念を押します。

高煦と高燧は解縉に濡れ衣を着せ陛下と和解します。朱瞻基は「信じるのですか」と訴えるが永楽帝は和解するために敢えて受け入れ罰するつもりはないと言います。

 

永楽帝は科挙の合格者の顔を見に行くがその中に泥酔状態の于謙がいました。

于謙は国の政策を批判するような詩を詠み重臣達を驚かせます。永楽帝は皇太子が合格させた事もあり、また泥酔状態であるため真価を見極めるため軍に入れて親征に同行せよと命じます。

若徴は朱瞻基に連れられ永楽帝に挨拶に向かうと屋敷を提供されるが礼儀が分からずオドオドしてしまいます。

若徴は先に屋敷に行くと蔓茵(胡善祥)が待っていたので喜びます。

「姉上は正室なの?側室なの?、陛下の姉妹が住む屋敷だったから間違いなく正室になるはず」と喜ばれるが若徴にとってはいつでも妹と会える事の方が何より嬉しいことでした。

朱瞻基は皇太子が泥酔状態の于謙を連れてきたので一晩寝かせ「辺境の問題について論文を書け」と陛下の命を伝えます。

 

若徴は仕官となった徐浜が挨拶にやってきたので驚きます。

「遠地に行く、いずれ皇后になるお方だ。私のことは忘れてください」と言われ離れたくないと訴えるが徐浜は去ってしまいます。

朱瞻基は于謙の論文を陛下に届けに行くと「この年で逸材で出会うとは」と口にします。于謙は「異民族との公平な交易を行い商人に規則を守らせれば100万の大軍など必要ない」という考えです。

天下の逸材は暴れ馬で簡単に手懐けられないが臣下となれば天の恵みとも言えるので「矯正も教化もしていいが殺してはならぬ」と伝え于謙を朱瞻基に預けました。

 

第22話/如意の行方

蔓茵(胡善祥)は高煦のもとを訪ね「秀女に推薦して頂ければ必ず恩に報います」と願い出ます。

朱瞻基は逆束だった頃の若徴の方が近くに感じていたので「若徴を幸せにする孫愚と約束した。二人の関係はそなたが思うほど陰謀に満ちていない。分かり合える日までいつまででも待つ」と伝えます。

漢王妃に呼ばれた尚儀は頬をはたかれます。

秀女の推薦をもらうために漢王(高煦)に近付いた善祥(蔓茵)が弄ばれて傷を負っていたので連れて帰ります。

張妍(皇太子妃)のもとに高煦から推薦された蔓茵が挨拶にやってきたので「どうやって説得したのか」と疑問を抱えます。

 

秀女選びの儀式で正室の皇孫妃に如意を、側室の皇孫嬪に香袋を授ける事になります。朱瞻基は若微に如意を授けようと心に決めているが陛下が最終的に決める事になります。

秀女選びは周囲ともめない結果が一番であり第二皇子の推薦を受け更に尚儀が育てたとなれば組織を十分理解し礼儀もなっているので善祥(蔓茵)を押す意見が多くあるのも自然なことでした。

朱瞻基は本意ではないが善祥(蔓茵)に如意を、若徴に香袋を授けました。張妍は「どうか吉日を選び早期に皇太孫の冊封を」と声を上げました。

23話から26話までのネタバレ

 

 

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