映画「デンジャラス・ドライヴ」ネタバレあらすじと結末/目を覚ますとそこは車のトランクの中

 

作品情報・キャスト

真っ暗闇で目覚めたルークは走行中の車のトランクの中だと気付きます。

わずかな明かりから「3日後に始末しろ」のメモを発見し身の危険を感じたルークはなんとか運転手に話しかけ回避しようとするが・・・。

監督=ジェイ・ホッグルーク(サム・ヤング)運転手(ピーター・マーシャル)医師(ダミアン・スミス)アルバート(トニー・ホジソン)

 

ネタバレ あらすじ

デンジャラス・ドライヴ

狭い空間で目を覚ましたルークは運転手と客である医師との会話を耳にし車のトランクに押し込められたのだと気付きます。

医師は高速道路を使ってロサンゼルス空港に向かうよう命じたが「いつもの運転手はどうした?」と聞きます。

ルークは「どうなってんだ?」と隙間から問いかけると医師はトランクに誰かいると分かるが運転手に射殺されてしまいます。

ルークは大声をだして助けを求めるが「3日後に殺せ」のメモを発見し自分は殺されるのだと分かります。

 

トランクに押し込められる男

状況が分からないルークは説明してくれと叫ぶが運転手は「君を誰かに見られたら困るんだ」と言いました。

緊急用オープナーを探しながら「金なら親に融通してもらうから助けてくれ」と訴えるが「状況が分かるまでダメだ。静かにしてくれ」と言われます。

運転手は後部座席で横たわる医師の死体を道路に放り投げました。

そしてルークが黙らないのでガズマスクを装着して催眠ガスを噴射しました。

パトカーのサイレンで目を覚ましたルークは警察総出で自分を探しているはずだと運転手に訴えます。

隙間からバックミラーを通して運転手の顔を見るがルークは面識がない人物だと分かりプロの人殺しなんだと思います。

運転手が給油するためガソリンスタンドに行くと後部座席に携帯が落ちているのを目にします。しかし手を伸ばしても届きません。運転手が買ってきたチョコレートを食べながらルークは後部座席に携帯が落ちている事を伝え信頼関係を築こうとするが届かなかっただけだろと言われます。

 

逃走

運転手はボスに雇われているだけで何でルークがトランクに押し込められているのか分からないでいました。

「何も伝えられずに放置されても困る。3日後ってなんなんだ?」と運転手が携帯でボスに訴えているのをルークは耳にします。

車に戻ってきた運転手から「誰かが君を殺したがってる。どうやってここに来たんだ」と聞かれ、ルークは「パーティーに行って翌朝出勤して気付いたらトランクにいた」と答えます。

3日後はルークの誕生日であり「誕生日に普通は依頼されない、何をした?」と責められるがルークにはまったく見に覚えがなく分かりませんでした。

ルークはマットを剥がして「ヘルプ」と書き靴紐にくくりつけます。

隙間から押し込んで後ろを走る車に知らせようとするが運転手に見つかってしまいます。

銃を突きつけられたルークは「許してくれ」と必死に頼むと運転手は銃を下げ再び走り始めました。

ルークはトイレに行きたいとお願いし外にだしてもらいます。隙を見て逃走するが辺り一面なにもない場所だったので車で追いかけられあっさり御用となります。

 

運転手

3日間押し込まれ苦痛を味わい出された時には殺されると分かるルークは自殺してやると訴えます。

運転手は自殺する工具はそこにないだろうと冷静に言い後5時間だと言いました。

運命に従うと諦めたルークは「遺体は両親の元へ頼む」と告げると運転手は分かったと言いました。

車がオーバーヒートして動かなくなるとアルバートと名乗る人が「車の故障か?」と話し掛けてきました。

アルバートは車の点検をしてタンクに入った水を後部座席に置いて去って行きました。黙って静かにしていたルークに「奴の命を救ったな」と運転手は言いました。

ルークはどうせ死ぬんだから何故そんな仕事をしているのか教えてくれとお願いすると運転手は「息子が火事で大火傷をし植物状態になった。もう死んでしまったが金が必要だった」と言いました。

また夫婦で乗り越え再び赤ちゃんを授かった時には足を洗うつもりでいたが医師が硬膜外麻酔の麻酔薬代わりに消毒剤のクロルヘキシジンを注射するミスを犯したことで出産できず麻痺が残ってしまいました。

運転手は医師を最初から殺害するつもりだったがトランクにルークが押し込められているのは知りませんでした。

 

結末

車がパンクし運転手は「少し遅れる」と連絡すると歩いてこいと言われます。

その時、ルークは隠し持っていた携帯で「真相が分かった、次は?」とメールすると「やれ」と返信があります。

運転手は車を止めない方がいいと思い車を奪うため銃を構えます。ルークは「殺す必要はないだろう。止めてスペアを持っているか聞けばいいだろう」と叫ぶが運転手は発砲してしまいます。

 

車を運転していた母親は死亡し後部座席には赤ちゃんがいました。運転手は念願の赤ちゃんを手に入れたと思い込み「大事に育てるので安心してください」と母親に言います。

実はルークは銃を持っておりトランクが開いた瞬間に銃を突きつけます。

そう、ルークはボスから雇われており何故運転手がボスの命令に背き殺しの痕跡を街中に残して危険にさらすのか探っていたのです。

「3日間、この仕事を奪うために俺は命をかけた。あんたに取って代われると証明した」

運転手は「やめとけ、この仕事は想像以上に自身を傷付ける。お願いだからやめてくれ」と説得するがルークは「そんなの綺麗事だ」と言い放ちます。

 

ルークは母親用と自分用に穴を掘れと運転手に命じます。

穴を掘り終えた運転手は「捨てられたと思ったら妻はショックを受けるから死んだと伝えて欲しい」と指輪をルークに渡します。

ルークは運転手を射殺し「終わった」とメールしました。

 

感想

結末はまさかのまさかでしたね。

要は運転手は自分の仕事を悔やんでおり生きる意味も見失っていたので捕まえて欲しかった……しかし麻痺が残る妻を1人にはできないし金が必要だったはずですよね。

ちょっと、運転手のキャラが中途半端でしたね。

ルークは携帯を操作するまで当然被害者としか思えませんでした。

ただ普通監禁されて殺されると脅されたら黙り込むはずですが、やたら喚くし辺り一面なにもないところで逃げ出すし馬鹿なんじゃないかと思いましたが真相を聞き出すための演技だと思えば納得(100歩譲って)ですね。

 

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