映画「ドント・スリープ」ネタバレ結末/睡眠麻痺=金縛り状態の時に鬼婆が現れる

 

作品情報キャストの紹介

睡眠麻痺、日本では金縛りと呼ばれる状態に陥った者たちが鬼婆に殺されていく。 

アルコール依存症で睡眠麻痺に悩んでいた双子の妹が突然死し自分も悪夢に悩んでいたことで妹の担当医師などに話を聞き調査に出る。

監督=フィリップ・グズマン

ケイト/ベス(ジョスリン・ドナヒュー)

双子の姉妹。妹のベスはアルコール依存症を克服したが睡眠麻痺で悩み死亡。

姉のケイトは首を絞められた夢を見て妹が生前に言っていた言葉が気になり調査する

エバン(ジェシー・ブラッドフォード)

ベスの恋人

ハッサン(ジェシー・ボレゴ)

アメリカ睡眠障害協会の会員。睡眠障害の専門医師でベスやリンダの担当医。睡眠麻痺を「鬼婆症候群」と言う。

リンダ(ブレア・グランド)

ケイトの友人。噂を面白がって話していたが睡眠麻痺に陥り悩む

サイクス(ロリ・ベティ)

ベスがハッサン医師の次に頼った医師。鬼婆の事は信用していない。

 

ネタバレあらすじ

ドント・スリープ

睡眠麻痺(金縛り)とは睡眠中に一時的に身体が動かなくなる現象。

米国だけでも年間300万件以上の症例が確認されていたが、最近になって「睡眠中の原因不明の死」が後を絶たず医療専門家は糸口を探っていました。

 

ケイトは双子の妹ベスのためにサプライズ誕生日パーティーにお呼ばれします。

ベスは28歳になってアル中に陥り実家に戻されていたが最近眠れない日々が続き元気がありません。また昔は仲の良い双子だったが今ではあまり分かり合える関係ではありませんでした。

それでもケイトは普通に接し「おめでとう」を伝えるがベスは拗ねます。

ベスの恋人エバンは誕生日が同じなんだからケイトを呼ばないわけにはいかないと宥めました。

ケイトは「誕生日なんだから楽しまなきゃ」と声をかけ久しぶりに双子で仲良くダンスをして楽しみます。

友達のリンダは最近世間を騒がす睡眠麻痺の話題を持ち出し笑いを取るが最近寝れないベスは真剣に受け止めます。

 

睡眠麻痺(金縛り)

ベスから「睡眠中、誰かに身体をおさえられている感じで動けない。何かに襲われている感じで・・・」と相談されたケイトはアル中の後遺症かと疑うが病院に行くと言うので付き添います。

サイクス医師はそれは「睡眠麻痺」だと言いました。

ベスは「何かが見えるし・・・首をしめられる」と訴えるとサイクス医師は脳がサバイバルモードに入る時があり呼吸困難や幻覚を起こす場合があると言いました。

ケイトは「夢は潜在意識の現れだから症状が出たら抵抗しないで落ち着いて身を任せて」と言いました。

しかし、ベスが言っていた内容と同じ夢を見たケイトは嫌な予感がして実家に連絡するとベスが死んでしまった事を知ります。

深く受け止めず簡単にアドバイスしてしまったケイトは泣き崩れます。

 

鬼婆症候群

葬儀を終えるとケイトはベスの治療をしていた睡眠障害の専門医ハッサンから声を掛けられます。

ベスはハッサンの治療を受けていたが改善されないので最近になってサイクス医師のもとを訪れたことが分かります。

ベスが飼っていた猫をエバンに引き取ってもらうと確かにハッサンの治療を受けていたと言いました。ケイトはサイクス医師に話があって訪ねるとリンダが治療を受けていました。

ケイトはハッサンがどういった治療をしていたのか聞くため連絡を取ります。

ハッサンはモン族文化センターの事例研究資料を持ってきました。睡眠中に死亡した何百件もの例があり30年間に渡って調べていたのです。

全員が健康体であり誰かに首を絞められたと証言し、1781年にハインリヒ・フュースリーは胸の上に現れた悪魔の絵を描いて残していました。

睡眠麻痺は別名、鬼婆症候群だと言うとケイトは青ざめてしまい、ハッサンはケイトも見たのだと気付きます。

 

実家に戻るとベスの日記に描かれた絵とハッサンから受け取った資料の絵が似ている事に気付きます。

自分が見た鬼婆もそっくりだったためリンダに症状を聞くが彼女は教えてくれませんでした。

ケイトはエバンを訪ね自分もベスと同じ経験をしたと話します。エバンは自分なりにベスを助けたいと思っておりハッサンを調べていました。ハッサンは父親を睡眠麻痺による行動で亡くしたため7歳から勉強しアメリカ睡眠障害協会の会員になっていました。

エバンが見張っていてくれるというのでお言葉に甘えてケイトはソファーで眠らせて貰います。

熟睡できたとケイトは感謝するがエバンは恐ろしい夢を見ていました。ケイトがベスになって近付いて来て目の前で鬼婆の姿になったのです。

ケイトはリンダに鬼婆を見たんじゃないかと問い詰めると予想通りでした。リンダを連れてサイクス医師を訪ねたケイトは確かに鬼婆は存在すると訴えるが「幻覚をみただけです。妄想が膨らむだけ」と言われてしまいます。

 

弱った心

エバンの部屋のネットで調べていたケイトは鬼婆の夢を見たが奴の倒し方が分かったと告白する映像を見付けます。

オースティンに住むジョンを調べ連絡するが「彼は誰とも話さない」と言われ電話を切られてしまいます。

ケイトはリンダを連れて明日訪ねて見ようとエバンを誘うが翌日迎えに行くとリンダは死んだ事を知ります。

サイクス医師がハッサンの治療を疑っていたのでケイトとエバンは確かめるためにハッサンの家に行きます。

「弱った心が鬼婆を呼び寄せ抵抗を止めてしまうと殺される」

ケイトは「抵抗しないようにベスに言ってしまった」と後悔します。

鬼婆の倒し方を知っているとネットにアップした人物がいると伝えるがハッサンは「世界中の対処法を研究した自分が知らないのであり得ない」と言いました。

ハッサンは研究には熱心だがネットに詳しくないためケイトとエバンはジョンを訪ねることにします。

しかしジョンは致死性の不眠症で1年近く寝ていないから鬼婆と会わないだけだと分かります。

 

再びハッサンを訪ねると彼も致死性の不眠症で4ヶ月寝ていない状態でした。

自分もジョンと同じように先が短いのだろうと気付くハッサンはアドレナリンを鬼婆の接触中に投与して倒す方法しかないと言いました。

ハッサンとエバンが見守りケイトが試すことになります。

ケイトは眠り襲われるのを待っていると鬼婆が姿を現します。

エバンがすぐに異変に気付くがハッサンは睡眠麻痺中は目が開くはずだと躊躇します。

ハッサンが落としたアドレナリン注射器を急いで拾いエバンがケイトの太腿に打つと鬼婆は吹っ飛びケイトが起き上がりました。

ケイトは喜ぶがハッサンはケイトから離れただけだと言いました。

 

結末/ドントスリープ

ハッサンから受け取った資料を実家に置いてある事を思い出したケイトは急いで帰ります。鬼婆は信じる方へ来るからです。

ケイトは両親に信じないよう誤魔化し資料を持ち出してエバンの家に行きます。

ケイトはシャワーを浴びさせてもらうがずっと寝ていないエバンが眠ってしまい昏睡状態に陥ってしまいます。

アドレナリンで離れさせる事はできるが戦うには自力で麻酔を解く必要があるとハッサンに言われたケイトは戦う決意を固めます。

「鬼婆を引き寄せているのは罪悪感だ。それに打ち勝ち、自分の力で麻痺を解いて倒すんだ」

 

ケイトは眠ると鬼婆と接触するが自分で解くことが出来ません。

ハッサンは麻酔薬を使い自分を眠らせると鬼婆は移動しケイトは起き上がります。

ケイトはハッサンがいない事に気付き探すがベスが現れ「時間がない。目を覚まして」と言われます。

まだ夢の中にいたケイトは鬼婆がベスの姿になり罪悪感を引き出そうとしている事に気好きナイフを突き刺しました。麻痺が溶けたケイトは鬼婆の首を絞め殺して起き上がるとハッサンは死んでいました。

 

エバンは回復するがハッサンの意志を継ぐケイトは麻痺が再発していました。

でも鬼婆と接触していないので鬼婆は逃げているのかも知れません。

ケイトはジョンと同じようにネットで報告しながら情報を呼びかけました。

その頃、鬼婆の存在を信じるようになっていたサイクス医師が鬼婆に襲われていました。

 

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