映画「デスノート the Last name」ネタバレあらすじと結末/新世界の神vs天才推理探偵L・決着

 

作品情報とキャストの紹介

前作・天才頭脳を持つ大学生の夜神月はデスノートを拾い「自分は悪を裁く新世界の神となる」と己に誓い名前を書き続けるが天才推理探偵Lが目の前に迫った。

 

夜神月vsLの推理戦・ついに決着する

監督・脚本 = 金子修介/脚本 = 大石哲也/原作 = 大場つぐみ 、 小畑健

 

◆夜神月(藤原竜也)

成績優秀な大学生。かなり頭が良くイケメンでクール。
法律では犯罪者を裁けないと感じている時デスノートを拾う。
新世界の神となる事を近い犯罪者を片っ端から始末していくとキラ信者が増えていった。

前編で自分はキラではないと証明したかに思われたがLに疑われている事を知り計画を立てたあとノートである所有権を捨て記憶を失う

◆L / 竜崎(松山ケンイチ)

世界的有名な名探偵。
顔と名前を知るだけで殺せるようだと証明し関東地区に住む大学生だと簡単に突き止める。

間違いなくキラは月だと疑う。記憶を無くした月をキラ対策本部に招く

◆弥海砂(戸田恵梨香)

キラ信者でレムのデスノート所有者

月を見付けるため死神の目を手に入れる。ノートを持っている人の寿命だけは見えないので月に近付き彼女になりたいと申し出る

◆高田清美(片瀬那奈)

月の計画で一時期レムのデスノートの持主となるがキラ対策本部に捕らえられる。

◆夜神総一郎(鹿賀丈史)

月の父親。捜査一課課長キラ対策本部

◆ワタリ(藤村俊二)

「L」と唯一連絡が取れる者。

◆リューク(中村獅童)

デスノートの持主で死神。所有権を持つ者に付く。

◆レム(池畑慎之介☆)

デスノートの持主で死神。海砂を守る

 

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ネタバレあらすじ/デスノート the Last name

デスノートを拾ったアイドルの弥海砂(ミサ)の前にリュークとは別の死神レムが現れました。

ミサを見守っていた死神ジェラスはミサを守るためデスノートに名前を書き助けたのです。しかし人間の寿命を延ばしてはいけない決まりがありジェラスはレムに託して灰となり死んでしまいます。ミサが手にしたデスノートはジェラスの物でした。

3年前に両親を殺されたミサは復讐してくれたキラに感謝し熱狂的なキラ信者となりました。

キラを邪魔する者を次々と始末しキラと共に平和な世の中にしようと決意するのです。

 

「L」がキラ対策室を設置し夜神月(ライト)は捜査員となります。

彼女を殺されライトは「僕が必ず死刑台に送る」と口にするが「キラはおまえだろ?」とリュークが背後で笑います。

「L」は竜崎と名乗り殺された南空ナオミも情報を与えていないのにライトにたどり着いた事でキラはライトだと疑っていました。

情報が漏れライトを監視していたFBI捜査官が全員殺された。キラは死の状況を操れる事から彼女を殺し同情を誘い自分に近付いたのだと「L」は推理で言い当てました。

殺人の方法さえ分かればキラは死刑だがライトがキラではない事を祈っていると告げました。

 

死神の目

ミサは「第二のキラ」と名乗りサクラTVを脅して臨時ニュースでメッセージを流しました。

「私は死神の目を持っているのでキラのお役に立てるはずです。お互いの死神を見せ会いましょう」

テレビを見ていたライトは「死神の目」と聞いて驚きます。残りの寿命の半分を差し出せば顔を見るだけで本名と寿命が見えるのです。

サクラ祭りにはキラ信者が集まり盛り上がるがキラは殺人犯だと口にした警官が殺されます。その場にいたライトの妹・粧裕は「人殺し、やめろ」と叫びました。テレビを見ていたライトは刺激するなと祈ると現場にフルフェイスを被った総一郎が車で駆け付けカメラを破壊しました。

サクラTVのディレクターは視聴率を稼ぎ喜んでいたが銃を持った総一郎に放送中止を強いられました。

ライトは総一郎と粧裕を迎えに行くと言い現場に駆け付けるとミサはキラであるライトを発見しました。

死神の目を手に入れてもデスノートの所有者だけは名前しか見えないのです。第二のキラは幼稚で頭が悪くライトは内心怒っていました。

 

所有権放棄

ライトは帰宅途中ミサに話し掛けられます。ライトはミサが持っているデスノートを触るとレムの姿を目にします。

ミサは「私がLの名前を見る」から彼女にしてほしいと言いました。信じられないならとミサはデスノートをライトに預かってもらいます。

所有権を放棄しなければ死神の目は持続しミサがライトを殺す事は出来ません。キラに利用されるだけで構わないと言われライトは「君の目は僕の武器になる」と受け入れました。

しかしミサの身に何か起きれば私がライトを殺すとレムから忠告されます。

 

ライトが授業を受けていると「L」がやってきました。「L」はキラと第二のキラはすでに会っていると疑っていました。

驚くライトの前に近くでロケをするミサが遊びにきました。好機だと思ったライトは竜崎だと言って紹介します。

ミサに早く仕事に戻れと指示し「L」と別れたあとライトは勝利を確信し電話をかけます。しかしミサの電話に出た「L」からミサを第二のキラ容疑者として逮捕したと聞かされます。

「L」はミサを拘束して監禁します。死神はノートの持主から離れる事はできない。レムは食事を摂らず口を割ろうとしないミサを見て「デスノートの記憶は消えるがキラへの想いは消えない」と教えデスノートの所有権を放棄させました。

そして「必ずミサを助けろ、助けなければライト、おまえを殺す」と告げるのです。

 

夜神月の策略

ライトはリュークのデスノートを土に埋め「僕が所有権を放棄する時は捨てると言ったときだ」と伝えます。

ライトはキラ対策室を訪ね自分を監禁するよう言いました。ライトとミサが監禁されている間にキラの裁きが行われたらキラではないと証明される。

その頃、レムはライトの計画通りにキラ信者であるサクラTVのアナウンサー高田清美に自分のデスノートを落としました。

キラの裁きが行われたあとライトは自分の頭脳ならキラにたどり着けると計算し「みっともないけど今はそんなくだらないプライドは捨てる」と言いました。

所有権を放棄しデスノートの記憶がなくなったライトは「これは罠だ、協力してキラを捕まえよう」と訴えます。

 

キラのパートナーだと喜ぶ高田清美はキラの裁きを続けながらキラの特集を組みます。視聴率を稼ぎ出し邪魔者を消す高田清美はメインアナウンサーに出世しました。

捜査員に復帰したライトは法則からサクラTVの関係者でありマスコミ的であり女性だと突き止めます。

最近出世した高田清美の部屋に盗聴器を仕掛けると独り言(レムと会話)を話し始めノートに犯罪者の名前を書いている事が分かります。名前を書かれた犯罪者が心臓麻痺で亡くなり「L」は「あなたが持っている黒いノートの秘密を知っている。証拠のテープを500万で買ってほしい」と高田清美に伝えます。

偽番組でキラは女性だと放送を流すと高田清美は「証拠をすべて処分し自殺する」とデスノートに書きます。しかし偽名だと気付いた高田清美は死神の目を手に入れ放送する現場に向かいます。

ライトや「L」は高田清美が話し掛けるレムとは何なのか頭を悩ませます。顔を見ただけで殺せる第二のキラも死神の目と発言していた事でレムは死神なのだと信用します。

現場に駆け付け高田清美を拘束します。

「L」は高田清美が持っていたデスノートを拾うとレムの姿を捕らえ驚きます。

捜査員たちが次々とデスノートを手に取り怯えるなかライトはデスノートに触り記憶が戻ります。

「勝った、計画通り」と満足し腕時計に隠していたデスノートの切れ端に高田清美の名前を書き前の所有者を殺しデスノートの所有権を得ます。

 

結末

レムのデスノートにはライトが考えた偽のルールが足されていました。

「名前を書き始めた者は13日以内に次の名前を書かなければ死ぬ」

これにより18日監禁されていたライトとミサの無実が証明されます。

ライトはミサにデスノートを埋めた場所を教えます。ライトの頼みだからと引き受けたミサは掘り起こしデスノートに触れると記憶が戻ります。

リュークのデスノートと共にライトの手紙が入っていました。大学で竜崎と紹介した者が「L」であり本名をデスノートに書いてほしい。

忘れてしまったミサは更に残りの寿命の半分をリュークに差し出し死神の目を手に入れました。

キラの裁きが始まった事で「L」は13日ルールが本当なのか検証する事にします。

FBIに掛け合い死刑囚を使って検証する事に決め総一郎は「L」とライトを対策室に残し部下を連れてアメリカに行きます。

「L」は第二のキラはミサであると疑い大学で知った自分の本名は監禁されている間に忘れたのだろうと推理していました。

ワタリにミサを連れて来させデスノートに名前を書く瞬間を取り押さえると聞かされたライトはレムの方を見ます。

レムはミサに対して特別な感情を持っていることを読んでおり危ない場合はレムがなんとかすると分かっていたのです。

ミサの寿命が更に半分となっており死神も殺す計画だったのだとレムは気付きます。夜神月は恐ろしい人物だと思うレムだがミサを守るためワタリと「L」の名前をデスノートに書きデスノートと共に灰となって消えました。

 

命と引き換えに

勝利したライトはミサが持っていたリュークのデスノートを手に入れます。

新世界を作るためには犠牲は付き物であり父親・総一郎の名前を書きました。

「デスノートを対策室に持ち帰り手渡したあと死亡」

総一郎が対策室に戻ってくるがデスノートは持っていませんでした。ライトは捜査員に囲まれ銃を向けられます。

そこへ死んだはずの「L」が姿を現しました。

「L」はミサが持っていたデスノートをすり替えており13日ルールは嘘だと見破っていました。そして「23日後に安らかな眠りの中で死亡」と自らの本名を本物のリュークのデスノートに書いていたのです。

デスノートに書かれたことは変更不可なので先に書いておけば殺されないのです。「L」は自分の命を引き換えにライトがキラであると証明したのです。

デスノートを手にする前は法で裁けない犯罪者はたくさんいたが自分がキラになってからは世界の犯罪は7割減少したはずだと言いライトは腕時計に仕込ませていたデスノートに名前を書こうとするが捜査員に撃たれます。

それで高田清美を殺したのだと気付いた「L」は「これで事件はすべて解決です」と言いました。

「僕は正義で新世界の神だ」

そう叫ぶライトはリュークを呼び付け「もっと面白いもん見せてやるから全員の名前を書け」と指示します。

しかしリュークから見せられたデスノートには「夜神月」と書かれていました。

「デスノートを使った者は天国にも地獄へも行かれない。死んだ先にあるのは”無”だ」

死神がワタリの名前を書くのは予定外であり落ち込む「L」はデスノートを焼却処分しライトはキラに殺された事にしました。それによりミサはデスノートの記憶を失います。

そして「L」は総一郎に感謝を伝え対策室で1人静かに眠るように息を引き取りました。

 

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