映画「THE GUILTY/ギルティ」ネタバレあらすじと結末/感想・犯人は音の中に潜む

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作品情報とキャストの紹介

グスタフ・ダーラー監督の長編映画デビューとなった作品でアカデミー賞など世界中の映画祭で7部門を受賞し「search/サーチ」のような新感覚映画でリメイク権の争奪戦が起こると予想される。

第91回アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表/第47回ロッテルダム国際映画祭観客賞ユース審査員賞/第44回シアトル国際映画祭監督賞/第14回チューリッヒ映画祭審査員賞/第23回ストーニー・ブルック映画祭観客賞/第7回モントクレア映画祭観客賞/第15回バルト・デビュー映画祭作品賞。

警察官としての一線を退き緊急通報指令室のオペレーターを担当するアスガーはさまざまな事件に応対していたが誘拐されている女性から通報を受け電話の音だけを頼りに全力を尽くす!

カメラが追いかけるのは主人公だけであり電話越しの音声だけで悪戦苦闘する!

アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)イーベンの声(イェシカ・ディナウエ)ミケルの声(ヨハン・オルセン)ラシードの声(オマール・シャガヴィー)

 

 

ネタバレあらすじ/「THE GUILTY/ギルティ」

警察官のアスガーはある事件をきっかけに潔白が証明されるまで一線を退いて緊急通報指令室のオペレーターを担当しています。

緊急ダイヤルが入ると携帯の基地局がパソコンのデスクに表示されるが細かい住所までは分かりません。

事件や事故だけでなく麻薬中毒者から「苦しい」と訴えてくる自業自得なものまで幅広い範囲で電話はあります。また自分の携帯には記者からの電話がしつこくありました。

車の中で強盗に遭ったと電話があるが何故か現在地は分からないと言い張ります。女性に殴られ財布を奪われたと知ったアスガーはなんで車の中に女性がいるんだと思うが基地局の近くに繁華街がある事を思いだしコーヒー店があるかどうかを聞き出し風俗街だと把握します。

待つよう伝え、電話を切り替えて強盗だと連絡するが電話の相手がボスであり同じように電話番に回されていたので驚きます。アスガーはボランティアだと思ってやっていると笑いながら伝えると隣のオペレーターに睨まれます。

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誘拐に気付く

女性イーベンから電話があるが特に要件はないようでした。電話を切ろうとするが「心配しないで、ドライブに来ただけだから」と言われたので何か訴えているのだと気付きます。

誰かと一緒にいるのか聞くと「いいえ」と返ってくるが「私を誰だと思っているんだ」と聞くと「いい子ね」と言われたので子供に電話しているように思わせているのだと把握します。

コペンハーゲンにいて高速道路を北に向かっている事をなんとか聞き出したアスガーは電話を切り替えて連絡しパトカーを向かわせるがイーベンに繋ぐと「電話を替われ」と男に言われていました。

イーベンが電話を切るというので「一致したら大丈夫と答えて」と伝えてから質問し車はワゴンで白色だと分かります。

同じ番号からかけると必ず同じオペレーターに繋がるから大丈夫だと元気付けるがパトカーは違う車を追って高速を下りてしまいました。

 

犯人は父親か

イーベンの家に電話をかけると少女マチルデがでました。弟も一緒だと言うので電話を替わるよう伝えたがまだ赤ちゃんだから無理だと言われます。

「ママはいない、パパと出て行っちゃった」

母親の名前はイーベン、父親の名前を聞くとミケルだと分かるが一緒に住んでいないと知り離婚したのだと分かります。

パパの電話番号は暗記させられていたのでマチルデは憶えており、名前と番号を検索にかけると車のナンバーが分かったので連絡します。

マチルデは「ママを助けて、パパが怒って暴力を振るいナイフを持ってママを連れ出した」と急に泣き出します。アスガーは「警察は困っている人を助けるのが仕事だから大丈夫だよ」と元気付けお巡りさんを行かせます。

お巡りさんが行くまで弟(赤ちゃん)と一緒にいるよう告げると入るなとパパに言われているからと拒否されます。アスガーはそんなの気にしなくていいから弟と一緒にいるよう説得します。

 

家の様子

イーベンからの電話もないし白いワゴンも発見されないのでアスガーはイライラしてしまいます。

考えたアスガーはミケルの携帯に電話するとシェラン島にいる事が分かり「お子さんが二人で家にいます、様子を見に行ってください」と訴えると「今は忙しいから」と断られます。

アスガーは抑えたトーンで「イーベンと一緒だろ、また刑務所に入りたいのか」と口にするとかかわるなと言われ電話を切られてしまったのでヘッドフォンを投げ付けます。

相棒のラシードに電話をかけると飲酒していたので法廷を控えているアスガーは証言して貰わないと困るから酒を飲むなと訴えます。

供述書と違う事を言ってしまいそうで怖いと脅えていたのでアスガーは「明日ですべてが終わる。そうすればまた二人で仕事が出来るんだ」と勇気付け、今すぐ酒を止めてイーベンの自宅の様子を見に行くようお願いします。

ちょうど、マチルデから電話があったので話し相手となると先ほどラシードに頼んでしまったがやっと警官二人が様子を見に来てくれました。ティム巡査と電話を替わるがマチルデの服が真っ赤に染まっているらしく赤ちゃんの様子を見に行かせると滅多刺しにされた酷い姿だと知らされ言葉を失います。

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結末/「THE GUILTY/ギルティ」

アスガーは電話をかけ「マチルデを一人残してじっとしていると思ったのか、今すぐ居場所を教えろ。被害者は少女と赤ちゃんとイーベンだ。おまえは罰を受けるべきだ」とミケルに怒りをぶつけます。

ラシードから電話があり家の様子を伺うと空っぽな状態だと言われます。未開封の郵便の束が落ちていると知りシェラン島北部に関する情報があるかも知れないから全部調べてくれとお願いしました。

アスガーは駄目元でイーベンにかけると「マチルデどうしたの」と応答がありました。

車に乗っている事を知りシートベルトをしてサイドブレーキーをかけて逃げろと指示するが電話が切れてしまいます。イライラしながら待っていると「膝をすりむいた」とくだらない電話があったので「後にしろ」と電話を切り待っていると「逃げられなかった」とイーベンから電話があります。

ヘルシンオアに向かっていたので貨物室の中にでもいるのかと聞くと「暗くて分からない、もう閉じ込められたくない」とパニックを起こしていました。手探りさせるとミケルがレンガ職人だった事もありレンガがあるようだったのでアスガーは車のドアを開けた瞬間に殴れと指示しました。

そして居場所を教えてくれれば近くにいるパトカーがすぐに向かうと勇気付けます。

 

母親

話の流れから「これで大人しくなるはず、赤ちゃんと同じように」と口にしたことでイーベンが赤ちゃんをやったのだと気付きます。そしてイーベンが叫んだところで電話は切れます。

ラシードからの電話を出ると、暴行罪で服役経験があるミケルが親権を失った事、そしてシェラン島北部にあるのは精神科の施設だと知らされミケルはラシードを病院に入れるために連れ出したのだと分かります。

イーベンは前にもそこで入院していた記録が残っていました。アスガーはミケルに電話をかけ何で本当のことを話さなかったのかと訴えるが「今までいろんな人に訴えたが誰も助けてくれなかった」と激怒されます。

ミケルは泣きながら「マチルデの所に帰らなくちゃ」と言い電話を切ります。

アスガーはラシードからの電話を受け「もう終わったから帰ってくれ、明日は法廷で嘘はつかなくていい」と言います。すぐにカッとなる体質のアスガーは人を撃ってしまい嘘の証言で逃れようとしていたのです。

ラシードは「今更証言を撤回できるわけないだろ」と怒り電話を切ります。

自責の念に駆られていたアスガーだが赤ちゃんをやったのは自分だと知ったイーベンから電話があります。話の流れから陸橋から飛び降りようとしているのだと知り「僕は正当防衛を装い殺したが君は故意じゃないだろう。マチルデが待っているからダメだ」と説得します。

電話が切れてしまうが橋からイーベンが下りてきたので保護したと知り安堵します。

 

感想/「THE GUILTY/ギルティ」

新感覚ですね。電話の声を頼りにしか見てる側も把握できないのでアスガーと同じように完全に間違えていた。

言葉がすべて裏目に出ていてマチルデはもしかしたら一生トラウマを抱えるかも知れない。そして下手したらイーベンもミケルも命を落としていたかもしれない。

助けたい想いが自分の罪とも向き合うことになったと言う事ですね。イライラする性格だったから奥さんに出て行かれ日頃のストレスを晴らすように撃ってしまったのでしょうかね。

ただ、イライラしてヘッドフォンを外すときにオデコにペチっとなったのはちょっと笑ってしまった。あれは演技ではないでしょうね。

 

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