「独孤皇后」全話ネタバレあらすじ/17話から20話までを感想を交え結末まで紹介

作品情報キャスト

一夫一婦制を貫き共に政治に関わり二聖と称された隋の初代皇后・独孤伽羅と開国皇帝・楊堅を描いた作品

南北朝時代の北周王朝の初期、傀儡の宇文毓を皇帝に据えて大冢宰の于文護は権力を握り逆らうものは粛清していました。

衛国公・独孤信の娘・伽羅は好きでもない隨国公の長男・楊堅に嫁ぐよう言われ反抗していたが許嫁と対面すると以前に襲われていた女性を共に助けた人でした。

互いに好意を抱いていた2人は運命を感じる。于文護に父親を殺害され復讐を誓う伽羅と楊堅はやがて隋を建国し分裂していた中国を300年振りに統一する。

独孤伽羅(ジョー・チェン)楊堅(チェン・シャオ)于文護(ジャン・カイ)宇文毓(チェン・ヨンチェン)宇文邕(チー・ジー)陽忠(ジャン・レイ)阿史那頌(ハイ・ルー)宇文会(ウー・ホー)楊瓚(ファン・イールン)など

 

13話から16話のネタバレ

 

 

ネタバレあらすじ/独孤皇后

 

第17話・

正体を気付かれてしまった独孤善は「手を組めば罪は放免され于文護とも決別し堂々と生きられる」と鋳造技師を説得します。

鋳造技師は他国との貿易も行なう商人が会いたがっていると于文会に接触し徐卓を紹介します。徐卓は官府の調査が厳しくなっているので資金提供する代わりに後ろ盾になって欲しいとお願いします。

証拠を潰されてしまい陥れられた尉遅寛は新たな証拠を掴むため于文会の動きから目を離さず取引の現場に押しかけるが部下を買収されながら報告をしなかったとして于文会たちと共に宇文邕に連行されてしまいます。

各地の官吏もすべて捕らえ長安に帰るよう宇文邕に言われるが善は于文護を始末するまで仇を取った事にはならないと告げます。

 

独孤伽羅は難産によって生死の境をさまよい楊家のものたちは「母子のどちらの命を優先するか」と助産師から選択を強いられ困惑します。

楊堅と高熲はやっとの思いで森から抜け出し謎の刺客に襲われるが何とか返り討ちにし長安まで一気に帰ります。

「なんとしても耐えてくれ、母子に会うために帰ってきたんだ」と叫ぶと赤子の泣き声が聞えてきました。娘に麗華と名付け家族で幸せになる事を誓います。

 

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楊忠が率いる援軍に助けられた于文護は長安に戻り天王(宇文毓)に謁見します。

天王は周の兵を多く失い戦に敗れたのは于文護の失策だとして「兵権を返上して休め、もう軍に関与するな」と告げると楊忠は驚きます。

于文護は一度の敗戦で最大功臣から指揮権を奪うのかと立ち上がります。

天王は皆を外に連れ出し「国のために戦っているときに国庫と民の金で私服を肥やし国の根幹を揺さぶった者たちだ」と捕らえた于文会たちを跪かせます。

「貨幣偽造の首謀者は斬首後に財産没収、汚職官吏は罷免し10年間の投獄、偽造に関わった商人は財産没収で5年間の投獄」

状況を悟った于文護は息子を守るために兵権を返上し情けを願い出るが重臣たちは厳罰に処すべきと意見が一致します。天王は3日後の斬首刑を命じると高司空から尉遅寛は証拠を突き止めるために探っていたと聞かされ解放します。

(権力を握っていた割にはあっさり引っ繰り返りましたね。天王も最初から強気に出れば良かったのに。楊堅の森の中での話はいらないよw退屈だったw)

 

第18話・

宇文邕が于文会を護送すると知り心配した楊堅は警護に当たるといきなり襲撃に遭います。

火矢が飛び交うなか于文会を乗せた馬車が脱走したので宇文邕や楊堅は追うと黒装束の者たちが逃げていました。名前を叫ぶと一人の者が振り向いたので楊堅は矢を放ち命中させます。

天王(宇文毓)と王后(雲嬋)は于文護が息子を失ったショックから中風を患ったと知りお見舞いに足を運びます。

天王と宇文邕は宇文護の詐病を疑い不測の事態に備えるためにも隠密隊の隊長には楊堅が適任だと意見が一致します。

 

敗戦の責任として賠償を求められると楊忠は周の兵は最後まで戦ったのでさっさと退却した突厥の要求をのめばつけあがると進言します。宇文邕はもし敵対して攻め込まれたら勝ち目はないと告げると「断りつつ和睦を結んではどうか」と高司空は言います。

公主を嫁がせれば損失を避け突厥をなだめられる。王后は命婦会で意見を募り義誠公主が嫁ぐべきと意見を述べるが阿史那頌は伽羅と夫の宇文邕の意見がいつも一致するので嫉妬します。

鼓舞を披露する事になり天王は伽羅を訓練と公演の責任者に据えます。伽羅は独孤家の生き残りである兄・善と再会を果たし喜ぶが人を集めて悪を根絶してから長安に戻ると言われます。

(宇文邕は誤解が生じるから蒸し返すなよ。現に想いを伝えているところを楊堅に見られているしそもそも伽羅は一途な性格で宇文邕に未練などないのだから。そして尉遅寛はもう出てこなくていいよw酒飲んで暴力を振るうの繰り返し・・・)

 

第19話・

楊堅は7年振りに趙嫣と遭遇すると彼女の娘・文姫から尉遅寛から暴力を受け困っていると聞かされます。

母親が亡くなってから使っていない別邸があるので二人を匿ってあげるが、宇文邕との仲を疑う楊堅と趙嫣の中を疑う伽羅は口論となってしまいます。

ショックで倒れてしまった伽羅は目を覚ますと趙嫣から体の傷を見せられ日頃から暴力を受けているのだと知ります。別邸ではなく楊家に来るよう伝えるが両家の間にヒビが入るからと趙嫣は断り娘を連れて帰っていきました。

伽羅は疑いは晴れても宇文邕との関係を疑われた事には頭にきており文句を言うが互いを信頼しようと話し合い仲直りします。

 

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天王(宇文毓)は長安の周囲に兵が集まっている事を知り仮病を使う于文護が謀反を企てているのだと気付くが楊堅が于文護を監視していても屋敷から出る様子はないので証拠がありませんでした。

天王と王后(雲嬋)は突厥の王子に義誠公主を嫁がせ訪問を祝うために鼓舞を披露します。

西暦559年、北周と突厥は和睦を結び争いを避けました。天王は治世に尽力し民の暮らしは徐々に改善され名声が高まると王という呼称が格に合わぬと臣下が主張した結果、王の呼称は皇帝となり年号は武成になりました。

于文賢は皇太子、太祖の諡は文帝となり王后の呼称は皇后と改められ罪人を赦免しました。

(楊堅は助けるのは良いとして別邸で朝まで一緒にいたら誤解受けるのは当然でしょう。にしても体の傷を見る限り長い期間暴力を受け続けてきたはず・・尉遅寛ひっどい男。楊素はやはり于文護に取り入ろうとしていたか、でも伽羅が楊堅に頼んで隠密隊に入れてはどうかと進言したので敵対することはなくなったかな?)

 

第20話・

楊堅は楊素を高熲に紹介しようとするが楊素は于文護に呼ばれ取り入ることに成功しており時間になっても現われませんでした。

楊素が俺は出世すると機嫌良く帰ってきたので伽羅にお願いしていた鄭祁耶は楊堅から仕事をもらえたのだろうと勘違いします。

高熲は酒を飲んでいると涼州の話をする羽織が良さそうな男たちが朝廷が地方軍に支給した剣を持っていたので捕らえます。調べると軍を召集する際の公文も持っていたので誰の命令なのか拷問にかけるが吐かせる事ができません。

于文護が背後にいるはずと疑うが話を聞いた楊堅はひそかに動いていた兵が大きな声で涼州の話をしていたのを疑問に思い故意に捕らわれたのではないかと思います。

それは邪魔立てされずに目的を果たすため・・・

 

伽羅は皇后(雲嬋)に会いに行き長安内外の兵に皇宮を狙うかのような動きが見られるので皇帝(宇文毓)の周辺にあやしい者がいないか警戒せねばと忠告します。

皇后は侍従が皇帝の食べ物に毒を盛っている様子を目撃し問い詰めようとするが絞殺されてしまいます。

先ほどまで元気だった皇后が殺され激怒した皇帝は剣を手に出て行こうとするが楊整に「衝動を抑え民と国を思ってください」と必死に止められます。

兄弟の契りを交わした楊堅、宇文邕、高熲の3人は陛下に仕え悪を排することを誓い合います。

吐血して倒れる皇帝は自分が他界すれば于文護が賢を操り命を狙うと思い周から逃がすよう伽羅に託します。長い期間かけて毒を盛っていた于文護は皇帝が危篤だと知り潜伏中の兵に出動態勢を整えるよう命じます。

(雲嬋が殺されるとは、涙。人が良かっただけに悲しい。伽羅が余計な事を言わなければ亡くなる事はなかったでしょうに。そして楊素は何がしたいのさ、大志を抱くというより出世できれば何でもいいと考えているのではないか。謀反に加担するとは、やはり予想して通り敵対するのね)

21話からのネタバレ

 

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