「独孤皇后」全話ネタバレあらすじ/33話から36話までを感想を交え結末まで紹介

作品情報キャスト

一夫一婦制を貫き共に政治に関わり二聖と称された隋の初代皇后・独孤伽羅と開国皇帝・楊堅を描いた作品

南北朝時代の北周王朝の初期、傀儡の宇文毓を皇帝に据えて大冢宰の于文護は権力を握り逆らうものは粛清していました。

衛国公・独孤信の娘・伽羅は好きでもない隨国公の長男・楊堅に嫁ぐよう言われ反抗していたが許嫁と対面すると以前に襲われていた女性を共に助けた人でした。

互いに好意を抱いていた2人は運命を感じる。于文護に父親を殺害され復讐を誓う伽羅と楊堅はやがて隋を建国し分裂していた中国を300年振りに統一する。

独孤伽羅(ジョー・チェン)楊堅(チェン・シャオ)于文護(ジャン・カイ)宇文毓(チェン・ヨンチェン)宇文邕(チー・ジー)陽忠(ジャン・レイ)阿史那頌(ハイ・ルー)宇文会(ウー・ホー)楊瓚(ファン・イールン)など

 

29話から32話のネタバレ

 

 

ネタバレあらすじ/独孤皇后

 

第33話・

独孤伽羅は皇帝(宇文邕)の許しを得て楊広の引き取りのため皇宮を訪ねます。

皇后(阿史那頌)は麗華に恋心を抱いた于文贇(皇太子)に「許しませんよ」と一言告げます。

 

定州の功を讃えられた楊堅は小司徒上大夫に任じられ地方の官吏に経験を伝えるよう命じられます。

長安に戻り能力を遺憾なく発揮するはずが実権を有さない閑職を与えられたことで伽羅は不満じゃないのかと心配するが楊堅は家族が1つにまとまり暮らせれば良いと言います。

麗華が贇から乗馬に誘われたので伽羅は皇室とは不仲だから行くべきではないと告げるが皇室との関係をおろそかにすれば頼れる場所を失うと言われます。

贇は麗華に気に入られるために勉学に励むようになり皆を驚かせます。喜ぶ皇后が太子の妃選びをすることになり麗華が「私が皇太子妃になれば陛下は手を出せない。大丈夫だから心配しないで」と言うので伽羅は送り出します。

贇は麗華を選ぶと楊堅を警戒している皇帝は嫁いでくれれば関係が円満にもなるし逆に抑えられるとして許可します。

「経典を毎日1編覚えないと寝てはいけない、私だけを愛すること、無理強いしないこと」を条件に麗華は嫁ぐと、太子は政務を学ぶために朝議にも顔を出すよう皇帝から命じられます。

伽羅は娘が陛下から冷遇されないためにも太子に功を立たせようと出征した方がいいとなく伝えます。

(例え太子であり次期皇帝だったとしても贇は嫌よww簡単に操れそうだから楊家にとってはプラスに働くが麗華がお気の毒です)
 
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第34話・

吐谷渾が周の辺境を侵犯し殺人と略奪を行なっていると報告を受けた皇帝(宇文邕)は名乗り出た尉遅迥に討伐を命じます。

しかし「自分と同じ道を行けば皇帝から評価される」と独孤伽羅から助言されていた贇(皇太子)は兵法書も熟知したので自分が兵を率いると名乗り出ます。

誰かに唆されたのだと思う皇帝は正直に話すよう告げ伽羅だと分かるが実戦経験を積ませるのは大事なことであり贇の決意も固いので許可しました。

 

楊堅はすぐに隠れ逃げてしまうので吐谷渾への先制攻撃はお勧めできないと伝え妙案を教えます。皇太子妃となった麗華は心配するが出征した贇は自慢げに「兵力8千で先制攻撃を仕掛けろ、しかし負ける演技をして突厥の国境まで誘導しろ」と楊素に命じていました。

あらかじめ突厥を挑発しておけば前後から挟み撃ちに出来ると説明すると高熲は楊堅から教わったのだろうと勘が働きます。

西暦578年3月、突厥の力を利用する妙案で大勝を収めた贇は初出征にしてその名をとどろかせました。

上機嫌で凱旋した贇だったが楊堅からすべて教わっている事を告げると楊家が権力を手に入れるために太子を唆しているのだと皇帝から激怒されます。

 

なんでいつも怒られなければならないのかと苛立っていた贇に趙越は目を付け「側室4人にも会いに行ってあげてください。側室の父親はみな重臣なのですから力になってくれるでしょう」と唆します。

趙越は太子を取り入りこれからの朝廷を牛耳ろうと狙っていたが太子は麗華の事を思い出し席を立ちます。

戦で利用された突厥が侵犯していると情報が入り尉遅迥は可汗(突厥の王の称号)と交流がある楊堅を派遣したらどうかと進言するが皇帝は戦には関わらせないと言います。

穏やかな解決策を臣下は勧めるが皇帝は内紛が起きている今が領土を拡大させる好機だとして自ら率いて討つと言いました。

しかし、出征した皇帝はむかし于文護に盛られていた毒のせいで体が弱っており倒れてしまいます。贇に遺言を遺し伽羅に想いを伝えて亡くなります。

(楊家の者と深く関わるなって贇にとっては妻の実家ですよ。いつまで皇帝は楊家を警戒しているのやら。想いを寄せる伽羅の夫だから嫉妬してるだけだし優れている楊堅に会おうともしないなんて。そして突厥は妻の故郷ではないか。情がない。倒れても伽羅の名前を呼ぶとは皇后がかわいそうでならない。これから皇帝となる贇に楊堅を信じるなと遺言を遺したので麗華は冷遇されるかも・・・)

 

第35話・

宇文邕(皇帝)が崩御し皇帝に即位する事になる于文贇は今まで厳しかった事から解放されて自由になったことで自分に取り入ろうとする4人の側室を皇后に格上げしようとします。

麗華は贇に礼法を破る勇気などないと思っていると皇帝が決めたことには逆らえないから4人と仲良くするべきと伽羅に助言されます。

西暦578年6月、贇は皇帝となり阿史那頌は皇太后、礼法を破り麗華・朱氏、元氏、陳氏、尉遅氏が皇后となりました。

そして功を讃えられた楊堅は大司馬に任じられ弟や息子達も出世します。すると楊家には官吏や商人からたくさんの贈物が届けられ于文珠たちが喜ぶなか「これは賄賂だから返せ」と楊堅は告げます。

楊整は今になってやっと妻の尉遅容を許す事ができたので「初めからやり直そう」と告げると容は涙を流し喜びます。

 

大司馬に任じられた楊堅は汚職を厳しく取り締まり回収した賄賂は軍事予算に回していいか訪ねると贇(皇帝)から許しを得ます。

贇は汚職していた者を斬首に処しこの機会に楊素と楊整の両将軍に練兵に当たるよう命じます。楊堅は皇帝の舅で最側近であるため親王たちは警戒します。

趙越は皇帝に薬を飲ませて麗華いがいの4人の皇后と遊ばせます。4人は結託して皇帝から麗華を離そうとしたが朱皇后が懐妊すると他の3人は不満な表情を見せます。麗華は楊家を恨む皇太后から冷たくされていたが楊家のために嫁いだので心配するなと伽羅に伝えます。

 

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贇が享楽に溺れ政務を疎かにするようになったので君主の務めを臣下に押し付けるなら臣下が君主になるべきだと独孤善や高熲は口にします。

楊堅は恐れ多いことは言わないよう忠告しどんな政変にも民が犠牲となるしこの程度で転覆させるなら国家は存続しないと言います。

そんな中、皇太后にまで叱咤された贇は趙越に唆され楊堅に監視を付けます。

(贇はアホです。誰にでも唆されますね。そうだった、贇といえば何人も皇后にしたんだったwところで趙越って最初から頭脳派として描かれているが于文護の側近だったときは失敗だらけだし宇文邕の時は僧侶の行き場をなくさせたし・・適当な嘘を伝えているだけですよね)

 

第36話・

身籠もった朱皇后が何者かの細工により転倒したので危険を感じた麗華(皇后)は無事に出産が終わるまで隨国公府で預かることを提案すると皇太后(阿史那頌)は許可します。

伽羅は何か遭ったら楊家が責任を負うのだから安心してと脅える朱皇后に手を差しのべると楊堅の失脚を狙う趙越に脅され麗華を陛下から遠ざけようとしたと教えられます。

于文護の側近だった時と趙越が同じ事をしていると知った楊堅一派は激怒するが信用している贇(皇帝)に報告しても証拠がないため高熲と楊素が調査します。

 

「陛下が新宮の建設を望んでいるので税を滞納している地域に督促してくださいませんか」と趙越から頼まれた楊堅は「滞納している理由は上奏に記載済みだし普請を望んでいるのはあなたでは?」と言い返します。

趙越は于文護が隠した金塊を楊堅がせしめたようだと報告し陛下より民心を得ていると贇に伝えます。

虎視眈々と朝廷を牛耳るために楊堅は動いていたんだと一気に唆そうとしたが勇気がない贇から「考えるから下がれ」と言われてしまいます。

 

無事に隨国公府で朱皇后は出産し皇宮に戻ると贇は太子の誕生だと喜んでいました。皇太后はもう太子にするのかと驚くと麗華が懐妊するまで空位にするのかと口にしました。

麗華は困惑するが陛下が政務を疎かにしている事に不満を持ち民にとっては死活問題なのだから臣下たちの上奏をしっかり読むべきと進言(叱責)します。

陛下に尽くす忠臣を侮辱するなと言い放つと上奏を投げられ額から出血するが心配かけさせないために実家への報告はするなと女官に命じます。

麗華は後ろ盾がない朱皇后の子が太子となったら命を狙われると思い自分の養子となれば楊家の後ろ盾を得られると告げると子を守りたい朱皇后は皇太后に願い出て許可を得ます。

 

「前帝は簒奪を恐れたから楊堅を定州に送ったのだ」と趙越に唆された贇からお呼びがかかった楊堅は皇宮に向かいます。

「于文護が隠した金塊をせしめた覚えはあるか」

(もうさっさと贇を玉座から下ろさせ幼い太子から玉璽を受け取ってください。趙越の話を聞きたくないしおバカな贇も見たくない。それにしても楊堅一派の人材は協力ですね)

37話からのネタバレ

 

 

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